ファイル496:玩具と少女の襲撃『4』
真希
「(このままじゃ、刃ちゃんとユリちゃんが・・・死んじゃう・・・!!)」
ファミリア
「止めなさい!!さもないと・・・」
トイ・レモン
「何?『殺す』?やれるならやっても良いわよ。これはそういう遊びなんだからね・・・!!」
ファミリア
「・・・!!この子は・・・姿無き亡霊に心の底まで蝕まれてる・・・!!(私には救う力がない・・・!!マスターが間に合わないなら・・・)」
真希は飛行機のドアを破り、飛び出した。
ドン!!
秀一
「待て、真希!!飛んだって数分も短縮できない!!消耗するだけだぞ!!」
真希
「(赤井さんの言う通りだわ・・・!!間に合わない!!)・・・ファミリア、聞こえる?私・・・!!」
ファミリア
「マスター・・・!?」
真希
「お願い。刃ちゃんとユリちゃんを守って!!どんな事をしても!!他の事はもう、仕方ないよ・・・!!」
刃
「!!」
ユリ
「何言ってるの、真希ちゃん!!あの子、死ぬまでやる気なのよ!!洗脳解かずに倒そうと思ったら、もう殺すしか・・・」
真希
「だって・・・!!しょうがないじゃない!!でないと刃ちゃんとユリちゃんが・・・!!そんなのイヤ!!イヤだよ・・・!!」
ファミリア
「・・・マスターに同感よ。精神攻撃だけでも、充分人を殺す事はできるもの。」
ユリ
「ファミリア!!」
新美
「ゴウ・ファミス!!」
ドゴォ!!
ファミリアはコクピットを攻撃すると、そのままレモンの首筋をつかんだ。
ガッ!
トイ・レモン
「!!」
ファミリア
「ゴメンね。あの子達を守るにはこうするしか・・・今回は救命ボートの定員が足りないみたい。」
ギュウウウ・・・
トイ・レモン
「・・・」
刃
「心配あらへんよ、真希ちゃん!」
真希
「!」
刃
「アタシ達と他のエスパー、どっちを助けるかなんて迷う必要なんかあらへん!」
ユリ
「そうよ!止めて、ファミリア!!」
そう言うと、ユリはファミリアをテレポートで引き寄せた。
ヒュパッ!!
ファミリア
「!!何を・・・」
トイ・レモン
「!?」
刃
「アタシ達はいつも一緒や!早う戻って来て!」
ユリ
「それまで私達、自分の面倒くらい見られる!」
ギュウウン!!
リリー
「空間を歪めて、光をねじ曲げてる・・・!?」
ザルチム
「催眠の視覚効果を最小限に抑える気か・・・!!」
ファミリア
「ムチャしないで!!2人共攻撃の影響で生命機能が弱ってるのよ!?そんな風に一定量の力を出し続けるのは、7〜8分が限界・・・」
ユリ
「大丈夫!!真希ちゃんがすぐ来る!それまでの事だもの!」
秀一
「アイツら・・・!!よし、わかった!!真希は必ず間に合わせる!少しだけ待て!!」
バリー
「!?イヤ、しかしどうする気だ!?」
秀一
「応援を頼むのさ。この方向ならちょうど良いと思わないか?」
バリー
「オマエ・・・ワルになったな〜・・・許可なんか取ってるヒマねぇぞ?」
秀一
「ここでサポートしてやれないようなら、オレ達がいる意味がないじゃないか・・・!!」
真希
「赤井さん・・・!!」
秀一
「みんな、心配するな!!敵も味方も・・・あの場にいるエスパーは全員救出する!!全員で力を合わせれば、できる!!」
真希
「うん!!(私はもう・・・どんな時も1人じゃないのよね・・・!!)」
次回、真希・爆着!! |