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FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章
作:ユーリ



ファイル449:怪人・紺夜叉の謎『4』


色葉の部屋



コナン
「大丈夫か風月ちゃん!?」

風月
「コ、コナン君・・・お、お願い・・・背中が痒くて死にそう・・・手が届かないの・・・」

コナン
「え!?そ、それだったら色葉さんの方が・・・」

風月
「ダ、ダメ!私はコナン君じゃなきゃイヤなの・・・この肌に触れていいのはコナン君と暁だけ・・・」

コナン
「風月ちゃん・・・」

コナン『そんなにまで・・・わかった、オレに任せて。』
風月『ありがとコナン君♪』
コナン『んと、ここかい?』
風月『ううん、もっと下。』
コナン『じゃ、ここ?』
風月『もう少し前の方・・・』
ビクッ!
風月『あん♪そ、そこは・・・』
コナン『ん?そこは・・・何?』
風月『あ・・・ううん何でもないの。』
コナン『風月ちゃんってキレイな肌してるんだね・・・』
風月『やん、そ、そんな事ないですわ♪』
コナン『風月ちゃん・・・』
風月『あ、そこそこ・・・』
コナン『風月ちゃん・・・』
風月『ああん、スゴく良いわ・・・』

コナン
「風月ちゃん。おーい風月ちゃんってば。」

風月
「あん、そこそこぉ〜♪」

風月は妄想の世界に浸っていた。

コナン
「ダメだこりゃ。痒すぎて何か妄想の世界に逃避しちゃってるよ。」

色葉
「任せてください。てぃっ!!」

ドスッ!!

風月
「ほぎゃ!!」

色葉の一撃を食らった風月は気絶した。

色葉
「これで風月さんも少しは楽になったでしょ。」

コナン
「ま、まぁね・・・」

色葉
「さぁ、紺夜叉を捕らえましょ。」

コナン
「とはいえ、簡単にはいきませんよ。小説では結局捕まらず、正体不明のまま終わったんですから。何せさっきアイツも言ってた通り変装もできるし、体術も人並みはずれているんですよ。どんなに追い詰められても、その高い運動能力で毎回まんまと逃げ延びちゃうんです。まぁ主人公の名探偵が頭脳労働専門なんで腕っ節は少女並みでからっきしってせいもあるんですけどね。」

色葉
「ハァ・・・」

コナン
「その主人公は最初の事件があった洋館の長男でね。」

色葉
「あの・・・」

コナン
「ちょっとすっとぼけて頼りないんだけど事件になるとまるっきり人が変わるんだよねー。」

色葉
「ちょっとコナンさん・・・」

コナン
「それにオレと年が近いから親近感がわいてさ・・・」

色葉
「そろそろいいですか?」

ゴキン!

コナン
「ま、ともかく・・・ヤツの行動パターンからすると誰かに変装してみんなの中に紛れるハズですよ。そうなるとやっかいだね・・・(今、首が180度回ったような・・・)」

色葉
「それなら私に任せてください。偽者かどうか見破って見せますから。」

コナン
「そっか・・・さすが超科学の申し子!ひょっとして何か特殊な能力があるんですか!?」

色葉
「特殊能力?いえ、ただ1人1人顔面を引っ張って変装を引っぺがすんですよ。こうギュッとね。」

グリンッ!

コナン
「ちょっと待てぇい!!んな事して本物はただのつねられ損じゃん!つーか色葉さんがやったら本物の皮もはがされるっつの!色葉さんがお客に被害出してどうすんの!?」

色葉
「ああ!!」

ガガン!

コナン
「そんな原始的な方法じゃなくて、もっと科学的な能力ないんですか?赤外線による顔透視とか声門や体温の個体識別とか。」

色葉
「そんな便利な物あるワケないじゃないですか、SFじゃあるまいし・・・」

コナン
「色葉さんの存在自体がすでにSFだと思うんですけど・・・仕方ない、やっぱここは科学に頼らず王道で追い詰めるってのが筋ってものか。」

色葉
「王道?」

コナン
「そう、探偵にとって最大の武器であるコイツでね。」

色葉
「コレって・・・頭突きですか?」

コナン
「ちがいます・・・頭脳・・・つまり推理力です!まさか本当に紺夜叉と対決できる事になるなんてね・・・フフフ・・・この勝負受けて立つ!!」

色葉
「あ、待ってください。コナンさん何か楽しそうですね。」

コナン
「そ、そんな事あるワケないですよ!風月ちゃんを早く助けなきゃ。」

??「フフフ・・・やはり乗って来たな・・・筋書(シナリオ)通りにね・・・さて、お次は・・・」





刃の部屋


「コナン君は来る・・・来ない・・・来る・・・来ない・・・」

プチプチプチプチプチ!


「来る・・・来ない・・・来る・・・来ない・・・来る・・・来な・・・」

プチッ!


「今のなし・・・次が本番・・・」

そんな事言って、もう30回目。



マリアの部屋

マリア
「やっぱ寝るだけとはいえ、コナン君の前でみっともない格好はでけへんよなぁ・・・少しくらい身だしなみ整えておかへんと♪んー、ちょっと髪型いじるか・・・そうするとこっちも合わした方が・・・するとここが寂しいなぁ・・・おっと、ほならこうの方が・・・」

キラキラキラーン♪

マリア
「よっし!ま、軽くこんなもんでええか♪」

どこが少しですか。



歩美の部屋

歩美
「コナン君まだかなぁー、早く来ないかなー何して遊ぼうかなー。」

ゴチャゴチャゴチャ〜・・・

歩美は本来の目的を忘れているようで・・・



哀の部屋


「コナン君もう手紙見たかな・・・誰の所に行くのかな・・・?マリアちゃんかな・・・ユリちゃんかな・・・それとも刃ちゃん・・・?うにゃ〜、何かモヤモヤするよぉ〜!何で〜?でも・・・この部屋に来たら・・・」

ドキドキドキドキ・・・


「うにゃあ!?今度は何か急にドキドキしてきたぁ!?何で何でぇ〜!?」

ボフッ!

明らかに哀が本命のような気もするが・・・



ユリの部屋

ユリ
「な、何か大変な事になっちゃったよ・・・どうしよ〜、コナン君と2人きりで一夜を過ごす事になったら・・・も、もしかして・・・ガバ〜ッってきてギュ〜ってしてそして・・・キャ〜ダメダメそんな〜!!わ、私達には早すぎだって〜!!・・・って・・・コナン君が私なんか選ぶハズないよ・・・」

ポスッ!

ユリ、またも諦めモードMAX。

ヒタヒタ・・・

ユリ
「で、でも・・・万が一って事もあるよね・・・」

ユリは髪を整え始めた。

その時・・・

トントン!

ユリ
「ヒャアッ!?え・・・コ、コナン君・・・なの?」

「(ニィ・・・)」

ユリ
「あわわ〜!コ、コ、コ、コナン君が私の部屋にぃぃ〜!!」

ガラッ!

ユリ
「・・・はい?私?」

ササッ!

ササッ!

ヒョヒョ!

ヒョヒョ!

ユリ
「やぁっ!!」

ダンッ!

ダンッ!

ゴキッ。

ユリ
「何だ、鏡か・・・って・・・手が逆だよ?」

「あ、ホントだ。」

ユリ
「なななっ!?あなた誰なのよ〜っ!?」

「(ニヤッ!)」

キュパッ!

ユリ、大ピンチ!!












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