FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章(36/111)縦書き表示RDF


FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章
作:ユーリ



ファイル480:不審なリリーを監視せよ『2』


ピピピ・・・

ピピピ・・・

タン。

リリー
「ふわぁ・・・」

ジャー・・・

パシャパシャ・・・


「あらおはよう、リリーちゃん。」

リリー
「おはようございます、篝さん。」


「夕べ出勤だったんでしょ?大学院行くの?」

リリー
「ええ、休学してた分なるべく単位は取っておきたいんで。」


「相変わらずマジメねぇ。」

泉美
「おはよう〜!!」

ヒュパッ!


「しょっちゅう2日酔いでサボってるアタイ達とは大ちがいね・・・!躑躅なんか門限があると闘樹さんとデートもできないって、速攻でマンションに移っちゃったし。」

リリー
「篝さんはまだしばらくここにおるんでしょう?」


「アタイ、貯金が趣味だからね。家賃もったいなくて。」

リリー
「あ、そや!ユーリ兄からまたイチゴのお届けが・・・」

ギュン!

リリー
「よかったら皆さんもどうぞ。」

睡蓮
「わぁ、おいしそう!」


「いつもありがとうリリーちゃん・・・」

ジー・・・

秀一
「う〜ん。非行とはほど遠いじゃないか・・・」

真希
「メチャメチャ良い子じゃない!?」

ユリ
「ザルチムさんどうかしてるんじゃないの?」


「じゃないも何も、どうかしてるけどね。」

バリー
「イヤ〜、女はわからんぞ〜?昼と夜では別の顔・・・ってな!!」

真希
「うわっ、何かそれゾクゾクする!」

秀一
「オマエらな・・・」


「!!マズい・・・!!」


「・・・?」

キュウウン!


「!!」

ヴュウウウン!!


「(ク・・・遠隔透視能力(クレヤボヤンス)!!見つかった・・・!!)」


「リリーちゃん、これって・・・こないだなくしたっていうジャケットのボタンじゃない?」

睡蓮
「あっ!」

泉美
「さすが遠隔透視能力者!」


「フーッ・・・」





夏霞女子大学院

真希
「うわ、お嬢様学校じゃない!」

秀一
「通学は普通にバスで・・・か。」

バリー
「だが、ここもFBIのヒモつきだぜ。寮と同じく警備は厳重だ。」

ユリ
「大丈夫よ!潜入捜査官に変装させるから!」

ユリは夏霞女子大学院の制服を取り出した。

真希
「試着だけ!試着だけでも!ねっねっ?」

秀一
「やーめーろーっ!!」

ユリ
「えいっ!コスチューム瞬間移動!!」

ヒュパッ!

秀一
「てーいっ!!」

バリー
「んがっ!!」

バッ!

秀一はバリーを盾にした。

バリー
「・・・おい・・・!!」

秀一
「ス・・・スマン!つ、つい・・・!!」

バリー
「・・・ク、クセになったらどうするんだよ!?結構カワイクね?」

秀一
「冗談を言う時は気をつけないと、本気にする人がいるぞ。」

次回に続く。












ケータイ表示 | 小説情報 | 小説評価/感想 | 縦書き表示 | TXTファイル | トラックバック(0) | 作者紹介ページ


小説の責任/著作権は特に記載のない場合は作者にあります。
作者の許可なく小説を無断転載することは法律で堅く禁じられています。




BACK | TOP | NEXT


小説家になろう