ファイル476:波乱な伊澄の誕生日!?『2』
表があれば裏があります。
というワケで、この話の裏話でもやりましょうか・・・
白皇学院
ヒナギク
「ハァ〜、やっと終わった〜・・・」
美希
「ごくろうさま、ヒナ。後片づけは私が。」
ヒナギク
「うん、ありがとう。」
最近は泉達3人娘も生徒会の仕事をマジメにするようになったので、ヒナギクは少しだけだが楽になっていた。
ヒナギク
「それにしても、いろいろな事を生徒会に任せすぎじゃないかしら?いくら理事長があれだとはいえ・・・」
美希
「それだけ信頼されてるって事よ。いいじゃない。その内その信頼を利用して・・・学校の土地とか売りさばいてビックリさせれば・・・」
ヒナギク
「愛歌さんみたいな事言うわね、美希・・・」
美希
「冗談よ♪しかし今日、理沙はどうしたの?」
ヒナギク
「ん〜?何かどうしても外せない用事があるって・・・」
美希
「ヘ〜。(早速土地を切り売りに行ったか・・・)」
ヒナギク
「イヤ・・・何考えてるかわかんないけど、それはちがうと思うわ。」
では一体、その理沙が何をしているかというと・・・
鷺之宮邸
伊澄
「え?ハヤテ様やコナン様達が来るかって?そりゃ私に世話になった事があるから来てくれるんじゃないですか?」
理沙
「ハ・・・ハァ、そうなんですか・・・」
伊澄
「何?彼らに会いたくないんですか?」
理沙
「イ・・・!!イヤ、そういう事じゃ・・・!!」
少女は困っていた。
前回は直接の面識があるワケではなかったからバレなかったが・・・
何度も顔を会わせていれば、いずれは自分の正体がバレてしまう事に!!
理沙
「(別に白皇はバイトは可能だ。しかし生徒会の風紀委員がメイドをやっているのはマズい気がする・・・イヤ・・・そもそもそれ以前に私は・・・)」
学校での理沙の日常的な光景
泉『お〜い理沙ち〜ん♪みんなでカラオケ行って遊ばな〜い?』
理沙『ん?泉かヒナが恥ずかしいコスプレするのならつき合うぞ?』
理沙
「(なーんて言っちゃってるから、この格好は学校とキャラがちがいすぎて・・・バレるのがとても恥ずかしい!!困った・・・)ハァ〜ッ・・・」
伊澄
「(リンさんどうしたんでしょ・・・)」
ではそもそもなぜこんな事になったかというと・・・
話は少し前にさかのぼる!!
回想・・・
理沙『え?ウチの神社がつぶれそう?』
『無愛想な事言ってる場合じゃないのよ理沙ちゃん!本当に大変なんだから!!』
理沙『イヤ・・・別に無愛想にしてるつもりはないんだよ、お母さん・・・でもそれはしょうがないな。私はバイトでも始めるから、部屋を出て行ってくれ。』
『ヒドい理沙ちゃん!!お母さん神社の仕事以外した事ないのに〜・・・』
理沙は商店街でクレーンゲームをやっていた。
理沙『ハ〜、しかしどうするかな〜・・・?(まぁどうせやるんなら、カワイイのがいいよなカワイイの。制服とかがカワイイヤツ。カワイくてやりがいがあって、それで・・・イヤ、でもそんな事言ってられないかな?バイトっていうのはそんな甘っちょろい事じゃないだろうし・・・)』
ウィィィン・・・
ゴトン!
理沙『(フム・・・でもせっかくやるんなら・・・)』
『いらっしゃいませ〜。本日オープンのメイドカフェですよ〜。』
理沙『!(メイドカフェか・・・確かにあれは制服がカワイイよな〜。普段神社で着てる巫女服もカワイイけど。しかし・・・確かにメイド服はカワイイけど・・・)』
ギクシャク、ギクシャク・・・
理沙『(なっとらん・・・!!全然なっとらんな!あれは!!あんなオドオドでギクシャクしていては、せっかくのカワイイメイド服が生かせないじゃないか!!あの服を着たからには、もっとこう明るく、弾けないと!!ええい、クソ!!私にやらせてくれれば・・・!!私にやらせてくれれば、もっとこうあの服の良さを引き出してやれるのに・・・私に・・・私に・・・ん?)』
理沙の目線の先には、メイド募集のチラシが貼ってあった。
理沙『(こ・・・これはメイド募集のチラシ?そ・・・そんな!!これは私にやれという事か!?けど、私は白皇学院生徒会風紀委員!しかも黒いイメージで通っている!!その私がメイドカフェでバイトなんて学校に知られたら・・・あっ!でもよくよく考えたらウチの神社がつぶれそうって事は、白皇なんて通ってられるワケないじゃないか!だったら別にいいか?イヤ、でもやっぱり・・・)』
『あの・・・もしかしてメイドさんのバイトを・・・』
理沙『はい!!お願いします!!』
結局やる事にした理沙であった。
だが・・・
理沙『ハ?ウチの神社はつぶれない?』
『うん、資金援助してくれる人が見つかってね!これで理沙を白皇に通わせ続ける事もできるよ〜。』
理沙『・・・(それはそれで困るんだが・・・嬉しいけど・・・)』
理沙
「(で・・・まぁ、何だかんだで店に出て働くより人目につきにくいという理由もあって、伊澄君の専属メイドになったワケなのだが・・・まさかあの2人と知り合いだったとは・・・誤算だった・・・)」
伊澄
「あ〜、刃ちゃんもコナン様も来られないですか〜・・・」
理沙
「!え?刃さん達来られないんですか?」
伊澄
「ええ、何かいろいろあって疲れて寝てるらしいわ。って事で、来たのは今のところワタル君だけか・・・」
理沙
「・・・(え〜♪じゃあ今日は知り合いに会う事もないから、思いっきり仕事に専念できるじゃないか〜♪よ〜し、じゃあお友達が来れなくて伊澄君が寂しい思いをしないように、いつもより元気に弾けなきゃ〜♪)」
「あの・・・」
理沙
「どうなさいましたかお客様〜♪(こ〜んな風にいつも以上にやっちゃって〜♪)」
キャピ〜ン♪
そこにいたのは、同級生の美希だった。 |