ファイル469:追憶の鏡迷宮(ミラーラビリンス)『11・逆転の哀、そして最後の刺客』
アップルルインズで黒いコナンの部下4人と対峙する哀。
しかし、相手は何と哀の姿をコピーした4人であった。
4人は哀を上回る強さを持っており、哀は次第に追い込まれていた。
哀
「もう・・・ダメ・・・私、勝てない・・・」
あきらめかける哀。
その時、その場にはいないハズのコナンの心の声が響いた。
『逃げるなよ、哀・・・運命から、逃げるな・・・必ず、オレが守ってやるから・・・大好きで、愛してるオマエを・・・』
哀
「・・・!!」
哀は起き上がった。
哀
「(そう・・・私は約束したんだ・・・運命から逃げないって・・・そうだわ、私にあって、4戦士にないもの・・・それは・・・江戸川コナンだ!!!)」
その時、哀の体が輝き出した。
アイガッツ『な、何だ?』
アイシールド『あの光は・・・?』
哀の体に、光が満ちていく。
アイシスター『か、体が変身する!?』
アイミラクル『させん!!オーディーンスプレッド!!』
アイミラクルの攻撃が、哀に襲いかかった。
強大な爆発が起きる。
アイシスター『し、仕留めたんか・・・?』
その時、哀が煙の中から出現した。
哀の体に、光のリングがついている。
アイシールド『何だ、あの姿は!?』
??????
「あの光は・・・まさか・・・伝説にして、究極のスタイル・・・」
アイミラクル『??????様・・・』
哀
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
哀はにぎっていた左手を放した。
左手から、弾丸がこぼれ落ちる。
アイガッツ『オーディーンスプレッドを・・・』
アイシスター『つかんだんか!?』
アイミラクル『フッ・・・面白い。』
アイガッツ『確かめてやる!!』
アイシスター『伝説と、』
アイシールド『究極の力を!!』
4人は、哀に飛びかかった。
リドル・・・
レディー。
哀
「アタシは、灰原哀リドルレディースタイル!!!」
哀が左手をかざすと、すさまじい光が放出された。
4人はそれをまともに喰らった。
アイミラクル・アイガッツ・アイシスター・アイシールド『リ・・・リドルレディー・・・スタイル!?』
4人の体は崩れていった。
黒いコナンの方にも、光が直撃した。
バギャアアアアア!!
高密度の爆発が起きた。
哀
「ハァ、ハァ、ハァ・・・」
哀は正気に戻った。
哀
「あ、あれ?4戦士は・・・?」
シャドーアイ
「倒されたわ。あなたの、未知の力によってね・・・」
哀
「そう・・・シャドーアイ!無事だったのね!」
哀はシャドーアイに駆け寄った。
シャドーアイ
「何とかね・・・」
シャドーアイが哀に助け起こされると、煙の中から黒いコナンが姿を現した。
マントを羽織り、フードは外れ、仮面をつけている。
??????
「やるじゃないか・・・我が部下4人を倒すとはな・・・」
黒いコナンは、仮面を取り外した。
哀
「コ、コナン君にそっくり・・・」
ダークコナン
「私の名前はダークコナン・・・江戸川コナンの心の闇から生まれた存在だ・・・」
哀
「コナン君の心の闇・・・」
ダークコナンはうなずいた。
ダークコナン
「その通り。」
哀
「さぁ、あなたの部下に勝ったんだから、約束通りコナン君の居場所を教えてもらうわよ!」
哀はダークコナンの方に走り出した。
ダークコナン
「残念だが、まだ私がオマエと勝負するワケにはいかぬ。」
そう言うと同時に、どこからか出現した巨大な右手が哀を捕まえた。
ガシッ!
哀
「キャッ!」
シャドーアイ
「哀ちゃん!」
そう叫んだシャドーアイも、巨大な左手に捕まった。
シャドーアイ
「うぁ!」
哀とシャドーアイを捕まえた手は、空高く飛び上がって行った。
ダークコナン
「見せてもらうぞ・・・最後の刺客に対するオマエの力を・・・」
ダークコナンは、クククと笑った。
しばらく飛んだ後、巨大な手は哀とシャドーアイを投げ出した。
哀・シャドーアイ
「キャッ!!」
ドサッ!
哀
「乱暴なヤツね・・・ここはどこなの?シャドーアイ。」
シャドーアイ
「ここはチェリッシュコンストレイション。宇宙空間のようなエリアよ。そして、ここを統べるのが、さっき私達を捕まえここに連れて来た、コイツらよ!」
シャドーアイは、後ろに浮かぶ手を指差した。
『私はサンダーハンド。隣の者はウィンディハンド。』
『我らを倒し、見事最後の鏡のカケラを取り返してみよ!!』
哀
「望むところよ!行くわよ、シャドーアイ!」
シャドーアイ
「ええ、哀ちゃん!」
哀とシャドーアイは、サンダーハンドとウィンディハンドに向かって行った。
『私達には力任せでは勝てぬぞ・・・』
そう言うと、サンダーハンドは強大な雷の砲弾を発射した。
ドン!!
哀
「キャッ!!」
哀は何とか避けた。
しかし、そのすぐ後に風の砲弾が飛んできた。
哀
「なっ!?」
狼狽える哀。
シャドーアイ
「危ない、哀ちゃん!!」
哀の前にシャドーアイが飛んできて、砲弾を跳ね返した。
『フン!!』
ウィンディハンドは砲弾を受け止めた。
シャドーアイ
「チィッ・・・やっぱり風に風ではダメか・・・ならば・・・これならどうよぉ!!」
シャドーアイは雷の剣でウィンディハンドに斬りかかった。
『させぬ。』
サンダーハンドが前に立ち塞がり、雷を吸収した。
シャドーアイ
「あぁ!そんな・・・」
『ハハハ!私達に小細工は通用しないのだぁ!!』
サンダーハンドはシャドーアイを捕まえた。
ガシッ!
シャドーアイ
「キャッ!!」
サンダーハンドはギュッと手をにぎる。
シャドーアイ
「うぁぁぁぁ!!」
シャドーアイはもがいた。
『フフフ・・・そろそろトドメを刺すか・・・』
しかしその時、哀がトルネイドでサンダーハンドを吹っ飛ばした。
ドカッ!
『ぐぉぉぉぉ!!』
サンダーハンドはシャドーアイを放した。
シャドーアイ
「あ、ありがとう哀ちゃん・・・」
哀
「どういたしまして。」
『ぐぬぬ・・・かなり追い詰められたな・・・かくなる上は・・・ウィンディ!やるぞ!!』
『おぅよ、サンダー!2人でまとめてかかれば、いくらコイツらとて避けきれまい!!』
サンダーハンドとウィンディハンドは、同時に砲弾を放った。
『これでヤツらも・・・ん?』
『避けようとしない、だと?』
哀は2つの砲弾が放たれる前に、ミラーを発動していたのだ。
哀
「1人に攻撃を放って防がれるのなら・・・2つ同時攻撃を2人に同時に跳ね返せば良い!これで終わりよ!!」
ドン!!
跳ね返された砲弾は、サンダーハンドとウィンディハンドを貫いた。
ズバァ!!
『ギャアアアアア!!まさか、私達の攻撃を跳ね返されるとは・・・』
『ダークミラージュ様〜っ!!』
サンダーハンドとウィンディハンドは爆発した。
哀とシャドーアイがエントランスホールに戻って来ると、ディメンションミラーは元に戻っていた。
哀
「さぁ、行くわよ!みんな!!」
哀達8人は、ディメンションミラーへと飛び込んだ。
その先に待ち受けるは、ダークコナンと・・・
全ての黒幕・・・ |