ファイル463:追憶の鏡迷宮(ミラーラビリンス)『5・哀VS雲のオバケ』
哀
「かかってきなさい・・・雲野郎!!」
『イヤ、雲野郎じゃないし・・・ってかさっき名前教えただろ!そっちの名前言えよ!!』
哀
「言うの面倒くさいし。」
『クソ、ふざけやがって・・・その生意気な口、2度と聞けないようにしてくれる!!』
そう言うと、ドリルクラッコは体中からドリルを撃ち出した。
『このドリルに貫かれて死にやがれ!!』
哀
「そうはいかないわよ。ミラー!」
哀は来る途中に手に入れた能力の1つを発動した。
哀
「リフレクトフォース!!跳ね返れ!!」
鏡によって跳ね返ったドリルは、諸に当たった。
『グォォォォ!!』
ドリルクラッコはのけぞった。
『よくもやってくれたな・・・小娘が・・・』
ドリルクラッコはそう言うと、体を高速回転させ始めた。
哀
「えっ・・・!?」
哀は後退りする。
『ぶっ飛ばしてやるわ、小娘がーっ!!』
ドリルクラッコは回転しながら哀の方へと向かってきた。
哀
「わっ!!」
哀は間一髪で避ける。
哀が避けた所が、衝撃でえぐれた。
哀
「・・・」
哀は唖然とする。
哀
「あんな攻撃を1度でもくらったら、ひとたまりもないわ!」
『ハハハハハ!まだまだいくぞ、小娘!!』
ドリルクラッコの攻撃は続く。
哀は必死に避け続けたが、やがて疲れてきた。
哀
「ハァ・・・ハァ・・・」
『スキありーっ!!』
哀
「!!」
ついにドリルクラッコの攻撃が哀を捕らえた。
肩を一瞬掠る。
ザシュッ!!
哀
「くっ・・・」
哀は倒れかけた。
哀
「私は・・・負けるワケにはいかないのよ!!」
哀はウィングを発動すると、ドリルクラッコに突っ込んだ。
哀
「ブレイブ・バードォォォォォ!!!」
哀の突進が、ドリルクラッコを貫いた。
『ぐぁっ・・・!!』
ドリルクラッコは、そのまま大爆発した。
ドォォォォン!!
哀
「か、勝った・・・」
哀がそうつぶやくと、彼女の前に何かが出てきた。
哀
「これは・・・鏡のカケラ?」
哀がそう言うと、カケラは空高く飛んで行った。
哀
「飛んでっちゃった・・・」
「その様子だと、どうやら第1のカケラは取り戻したようね・・・」
哀
「!」
哀が振り返ると、そこにはシャドーアイがいた。
哀
「シャドーアイ・・・ええ、何とか勝ちました。」
シャドーアイ
「良いわ、その調子よ。これでこのエリアはクリアって事になるわね。」
哀
「次はどこに行けば良いんですか?」
シャドーアイ
「そうね・・・とりあえず、エントランスホールに戻ってみたらどうかしら?そろそろ別のエリアへも行けるようになってるハズよ。」
哀
「わかりました。」
哀はお辞儀をすると、出現した鏡の中へと入って行った。
シャドーアイ
「これで、大丈夫ね。」
シャドーアイはそう言うと、自分もどこかへと飛んで行った。
その背後に、あの真っ黒なコナンの姿がいた事にも気づかずに・・・
哀がエントランスホールに帰って来ると、パープルアイがいた。
哀
「あら、パープル!」
パープルアイ
「お帰りなさい、リーダー。」
哀
「どう?調子は?」
パープルアイ
「ええ、順調です。アタシはウオーターメロンマンションというエリアと、ライムキャバーンというエリアへの入口となる鏡のスイッチを入れて来ました。」
哀
「そう。じゃあどちらに行こうかしら。」
パープルアイ
「ウオーターメロンマンションはどうですか?あちらのエリアはライムキャバーンより簡単でしたし。」
哀
「そうなの?じゃあウオーターメロンマンションに行く事にするわ。」
パープルアイ
「ええ、気をつけてくださいね。」
哀
「気づかいありがとう。」
哀はそう言うと、ウオーターメロンマンションへとつながる鏡の中へと入って行った。
哀は鏡を通り、ウオーターメロンマンションへとやって来た。
哀
「見たトコ普通のマンションみたいだけど・・・ん?」
哀は周りを見回した。
すると、そこかしこにスイカが生えていた。
哀
「やっぱり普通じゃない・・・」
哀はそう思いながら、マンションの中へと入って行った。
哀はウオーターメロンマンションの中を探索していた。
哀
「なかなか入り組んだ場所ね。でも初っ端に地図手に入ったし、あの火山よりは楽かしらね。」
そんな事を言いながら歩いていると、前からモンスターがやって来た。
哀
「またコイツか・・・何回出て来るのよ、もう!」
哀は突っ込んできたモンスターを撃破した。
哀
「しつこい!」
哀はそう叫ぶと、奥へと進んで行った。
しばらく進むと、大部屋にたどり着いた。
哀
「あら?行き止まりだわ・・・」
哀がそうつぶやくと、突然視線の先に真っ黒いコナンが現れた。
哀
「あ!あなたは・・・」
??????
「ククク・・・こんにちは。」
哀
「挨拶するなんて、随分と余裕ね・・・コナン君の居場所を教えてもらうわよ!」
哀は真っ黒いコナンの方へと走り出した。
??????
「ククク・・・それはどうかな?」
哀
「え?」
真っ黒いコナンが指をパチンと鳴らすと、突然哀の真下の床が開いた。
バカン!
哀
「なっ・・・キャアアアア!!」
哀は真っ逆様に落ちて行った。
??????
「ククク・・・これで2人アウトだな・・・」
真っ黒なコナンは不敵に笑っていた。 |