ファイル458:悪魔達の不協和音
ペンデュラムアッドの根城である、ペンデュラム城。
その一室に、リーダーであるダゴンをのぞいた9人の悪魔が集まっていた。
スレイプニル『それは本当か?4人共・・・』
ワイバーン『本当だよぉ、スレイプー。』
スフィンクス『松房と青桐は、作戦に失敗したようです・・・』
ドレイク『ヒュヒュヒュ・・・オレ様はこの結末は読めていたけどなぁ・・・』
イフリート『だからアタシは言ったんだよ!アイツらに任せるのは間違ってるってさぁ!!』
トード『松房と青桐、未熟・・・』
ゴーゴン『所詮ただの人間にはムリなのよ。アタシ達のように、悪魔にまで上り詰められるような輩でないとね・・・』
スフィンクス『ゴーゴン、あなたもかつて失敗した事があったんじゃなかったでしたか?』
ゴーゴン『何だって、ネコ娘が!!』
スフィンクス『私は事実を言ったまでですよ、ヘビアマ・・・』
ゴーゴンとスフィンクスは言い合いを始めた。
ワイバーン『ドレイクー、ケンカ止めないのかい?』
ドレイク『ヒュヒュヒュ・・・見ているのが面白くてな・・・』
サイクロプス『だけどさぁ、サッサと止めないとティターンがキレるぜ?アイツ、ただでさえここのところ寝不足で機嫌が悪いんだから・・・』
イフリート『それもそうだね。だけどねサイクロプス・・・』
トード『もう、遅い・・・』
ティターン『お主らぁ・・・ええ加減にせんかドアホが〜っ!!』
ゴーゴンとスフィンクスはビクッとなった。
ティターン『少しは気持ちよく眠らせんか。でないと、お主ら落雷で丸焼きにするぞ・・・?』
スフィンクスとゴーゴンは静かになった。
ティターン『全く・・・』
ティターンはソファーで寝始めた。
ドレイク『ヒュヒュヒュ・・・犬猿の仲ならぬ蛇猫の仲のこの2人も、ティターンには逆らえねぇようだなぁ・・・』
ワイバーン『そういえばさぁ、ティターンがペンデュラムアッドに入ったのっていつなんだい?オイラが入ったのは6年前だから、昔の戦争の事も知らないんだよねぇ・・・』
イフリート『確かダゴンと一緒に入ったんだよね、スレイプ?アタシとサイクロプスも一緒に入ったし・・・』
スレイプニル『ああ、確か10年以上も前の事だったかな・・・まだ彼が『人間だった』頃の事だからな・・・』
会話が終わった後、ダゴンが部屋に入って来た。
ダゴン『あの方からの指示がくだった・・・緑に続いて赤と青の組織も崩壊した今、安心して仕事を任せられるのは黄の組織だけだと、あの方はおっしゃったよ・・・サイクロプス。』
サイクロプス『ハッ。』
ダゴン『あの方からの指示だ。君とティターンに仕事を任せるよ。』
サイクロプス『わかったよ、ダゴン。今ソファーで寝ているティターンにも後で伝えておく。』
サイクロプスがそう言った後、7人は消えた。
サイクロプスは部屋を出て行った。
サイクロプスの部屋
サイクロプス『柏、いるかい?』
柏
「ハッ・・・」
サイクロプスに柏と呼ばれた男が、部屋の中にいた。
サイクロプス『あの方からの指示が入ったよ。これからはオレ達が仕事を任せられる。忙しくなりそうだよ。』
柏
「はい、わかっております。既に部下に目的地へ潜入をさせております故。」
サイクロプス『3組織が仕事に失敗した今、オレ達に失敗は許されない。わかってるね?』
柏
「ええ、必ず私は仕事を成功させます。スネイクのようにはなりたくありませんから。」
そう言うと、柏は消えた。
サイクロプス『さて、と・・・そろそろティターンを起こすとするか・・・』
そう言うと、サイクロプスは歩き出した。 |