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FBIから来た女:5〜逆鱗・黄の章
作:ユーリ



ファイル455:マリアと人形師とメイドさん『4』


コナン
「でも・・・リンさんはどうしてメイドを?」

リン
「え?う〜ん、そうですね。一言で言えば、私はカワイくてスゴい人のサポートのような事をするのが好きなんですよ。」

コナン
「サポートですか?」

リン
「ええ。私には・・・コナン君や伊澄さんのような、スゴい能力はありませんから。」

コナン
「ヘ〜。・・・(あれ?コナン君って・・・何でオレの名前を・・・)」

ゼペッド
「確かにレベルが高いな。」

コナン
「うわっ!!ゼペッドさん、今までどこに行ってたんですか?」

ゼペッド
「ああ、前々回メイド姿で転ぶマリアお嬢さんの動画を延々つないで、ループさせて観ていたのだ。軽くトリップして危うく成仏しかけてしまったよ。」

コナン
「そのまま成仏してくれればよかったのに・・・」

ゼペッド
「しかし、彼女は一体何者だ?あのメイド服・・・性能で言えばパワーアップ版バオウ並みの性能だぞ。」

コナン
狂戦士(バーサーカー)化後のガッシュ・ベルですか、やりますね。」

ゼペッド
「これは期待が持てる!!さぁ!どんなメイド技を披露してくれるのか・・・!!」



マリア
「それで、どうすればメイドの魂は宿るのでしょうか?」

リン
「メイドの魂ですか?」

マリア
「はい。ウチの友人にメイドさんマニアがいて・・・その男の子から『クルッと回った時にブワッと広がるスカートにメイドの魂は宿る』って教えてもらったのですが・・・ウチ、スカートの裾を踏んでしまい・・・うまく回れなくて・・・」

リン
「なるほど。だったら解決方法は簡単です。」

マリア
「え?ホンマですか?」

リン
「はい。短いスカートをはけばいいんですよ♪」

コナン
「(スゴい根本的解決をはかりましたよ。)」

ゼペッド
「(だがそれがメイドさんっぽい!!)」

数分後、マリアはミニスカのメイド服を着て来た。

マリア
「そ・・・それでは次は何を・・・」

リン
「そうですねー。後はとにかく明るく元気に掃除とかお料理するとかいう事でしょうけど・・・メイドさんにとって大事なのは・・・作り笑顔ですかね?」

コナン
「(あの・・・スゴいぶっちゃけちゃいましたよ。)」

ゼペッド
「(うん・・・まぁわかってたけどね。)」

マリア
「作り笑顔ですか。」

リン
「はい。自然な作り笑顔が作れれば、客の9割はだませます。」

コナン
「あの・・・マリアちゃん、ムリならその・・・」

マリア
「イヤ・・・迷える魂を安らかに成仏させるのがウチの務め・・・やから・・・」

リン
「さぁ!では始めましょう!!」

パン!

しばらくマリアの活動が続いた。

コナン
「イヤ〜作り笑顔も無理矢理な元気さも、ちょっと見ていて恥ずかしい感じですかね〜。」

ゼペッド
「ああ。だがそれでも・・・私は満足だ・・・」

コナン
「え?」

ゼペッド
「ありがとう、マリア君。」

マリア
「はい?」

ゼペッド
「良い・・・メイド魂だったぜ・・・」

マリア
「・・・ゼペッドさん・・・では・・・もう迷わぬよう・・・成仏してくださいね・・・」

ゼペッド
「ん?成仏?ああ、それ冗談だ。」

マリア
「!!」

ピキッ!

ゼペッド
「散々恥ずかしい格好をしてもらって悪いけど、メイド以外にもまだまだ未練はあるしね。しばらく成仏なんてしないよ。イヤーそれにしてもさっきのは・・・」

その瞬間、マリアはキレた。

マリア
「村正ーっ!!」

ゼペッド
「うわ!何を!!うわぁぁ!!」

リン
「あの・・・状況がよくわかりませんけど・・・私はこれで失礼しますね。」

伊澄
「はいはーい。お疲れ様ー。」

リン
「ではコナン君、今後とも・・・ウチの主をよろしくね。」

コナン
「え?あ、はい!!」



バタン!

リン
「フゥ。それにしても・・・」

リンはメガネを外した。

朝風理沙
「伊澄君が、FBIの剣野刃君や、名探偵の江戸川コナン君と・・・親しい間柄だったとはな・・・」

スタスタ・・・

理沙
「(直接面識はないからバレないだろうけど・・・白皇の風紀委員がメイドやってるなんてヒナに知られるワケには・・・)」

(カツラ)雛菊(ヒナギク)
「おーい、理沙ー。何してるの?こんな所で。」

理沙
「!あ・・・これはヒナ・・・」

ヒナギク
「何?バイトか何かの帰り?」

理沙
「ああ・・・まぁそんなトコだ。」

メガネっ()メイドの正体は、朝風理沙だった。

果たしてこれからどうなるのか・・・












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