ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
扉絵:まどろみに落ちる戒と、それを見守る荒汰。

挿絵(By みてみん)
chapter1:fanatic love
#∞ redemption to him-1
「本当にええんやな、荒汰」
「ああ、俺は絶対後悔なんかせえへん」
 季節は、春。桜たちはその蕾にふくよかさを帯び始め、今にも咲き誇らんと期を窺っている。日本中の昼が仄かに暖かくなってきた時期だった。
 手入れの行き届いた日本庭園には、桜の木が所狭しと植えられている。毎年の事で既に見飽きてしまっている庭の景色だが、もうこの見慣れた風景を目にするのも今日で最後だ。少なくとも、そう決めた。たとえここが、自分の生まれ育った思い出深い土地だったとしても。
「俺は、篠崎家の次期当主はお前以外に考えられへんと思っとる。親父かて、本家の人間かて、みんな同じや。お前の言い分は分かるけど、何もここを出て行くなんて事――」
「兄貴、俺は何と言われようと戻る気はない。親父があんなろくでもない事考えとるうちは、絶対や。分家には兄貴の他に従兄弟の如水(じょすい)かておるやろ。次の当主になれる器の人間なんかナンボでもおるはずや」
 確固たる意志を主張するかのように、荒汰は一回り近く歳の違う兄の虚ろな表情を見据えた。
 兄は自分とは違い、陰陽師として恵まれた体に生まれてきたわけではない事は理解している。しかし、その兄に責任を押し付ける事になったとしても、自分はここを発たなければらならない。
 幼い頃からその才能を見出され、英才教育を受けてきた自分とは違い、体が弱く病気がちだった兄。秘めたる資質は自分と同じでも、彼にはそれを引き出し、意のままに操る器がない。父が、哀れみと侮蔑の入り混じった表情で兄を見ていた事も知っていた。この家での彼の扱いを考えれば、それは本人も痛いほどに感じていた事だろう。しかし荒汰は、それを歯牙にもかける事なくいつも自分を可愛がってくれた優しい兄の事を心底慕っていた。だからこそ、その兄自身に引き止められたとあっては、正直な所後ろ髪を引かれる思いがしていた。
「兄貴、すまん――俺には、親父の行動が篠崎家の現当主として相応しいもんなんか、見定める義務があると思っとる。もし親父が道を見誤ったんやとしたら、責任を取れる立場でありたいと思っとるんや。だから、頼む――行かせてくれ」
 やり切れない思いを吹っ切りたかった。荒汰は迷わず深々と兄に向かって頭を下げた。
 しばし間を置き、兄の口から大きな溜息が漏れる。
「俺がお前を次期当主に望んだんは、何もお前の能力だけを買うて言うたんやない。お前にこういう所があるからこそ、言うたんや」
 荒汰の黒髪を、兄の細い手がふわりと優しく撫でた。それは、幼い頃から自分に勇気を与え続けてくれていた優しい感触であった。
「兄貴?」
 思わず顔を上げると、兄は優しく微笑んでいた。
「せやけど、しゃーないな。こんな性格やったからこそ、お前は親父から離れる決断をした。お前らしいと言えばお前らしい。せやから俺は、お前がホンマに正しいと思うことを追っかけてったらええと思とる」
 春とはいえ、体の弱い兄にとっては、まだ着物一枚で過ごすには少し肌寒かったのかもしれない。身を屈め、荒汰の頭を撫でていた手を袂に引っ込めると、兄は白い歯を見せてニヤリと微笑んだ。
「お前、休み明けたら高校へ上がるんやろ。いい加減彼女ぐらい作れよ? あ……でもお前の行く高校って、男子校やったっけ。まあ俺に似てなかなかの男前やし、ちょっと努力したらナンボでも行けるやろ」
「うるさいな、ほっとけや――今の俺にはそんな余裕あらへんのや」
 目を細めてニヤつく兄を睨もうとしたのだが、すっかりほころんだその顔で、笑顔以外の表情を作るのは至難の業だった。
 結局苦笑いを浮かべるしかなかった荒汰は、ひとしきり笑った所で、兄の微笑みに宿る色に変化の兆しが見えていることに気が付く。
 それは、寂しさを宿した、切ない色彩。おそらく自分の微笑みにも、よく似た色が混じっているのではないかと思う。
 長居すればするほど、きっとその混色は強くなっていき、果てには取り返しの付かない色彩に染まってしまうだろう。そうなる前に、もう行かなければならない。
「じゃあな、兄貴。兄貴にだけはまた、連絡するさかい――」
 一歩一歩後ろへ歩く。兄の姿がほんの少し小さくなる。
 後ろは振り返らない。風よりも早く走り抜けなければならない。桜の木をさらさらと揺らす春風が、名残を惜しむように、兄との懐かしい思い出を運んでくるような気がしたから。
 哀しそうに微笑んだ兄が手を振ったのを合図に、荒汰は家出少年の持ち物としてはあまりにも軽すぎる通学鞄を担ぎ直し、一目散に駆け出した。

 辺りはすっかり闇に包まれていたが、チカチカと様々な色を放つ繁華街は、夜が訪れる事で余計に活気付いているように見えた。
 ライトアップされた桜の木に寄り添うように置かれたベンチに、二人の少年が座っている。そのうちの一人が意気揚々と声を上げ、手にした何かを高々と頭上に掲げてみせた。
「つー訳で、荒汰の一人立ちを祝して、カンパーイ!」
 先程自販機から現れたばかりのコーラとコーヒーの缶がぶつかり合う。コーラ缶の中身をぐびぐびと飲み干した少年は、幸せそうに大きな溜め息をつき、ニヤリと笑っていた。
 荒汰とよく似た背格好の少年は、中学入学当初からの腐れ縁の、早乙女和希だ。彼は、立ち位置で言えば親友と呼べる間柄ではない。同じクラスになった事もあるが、クラスでいつも一緒にいるわけではなく、所属クラブも、管弦楽部に所属していた荒汰とは違い、早乙女はサッカー部。百八十度違う。
 最早どんなきっかけで仲良くなったのかは覚えがないが、それでもこうしてつるんでいる事が多いのは、強いて言えば、二人で居る時の距離感が心地良いから、だろうか。荒汰もさほど早乙女の深いところに関わろうとも思わないし、知らなくてもいいと思っている。早乙女の方も、荒汰の素性について詳しく知りたがろうとするような様子はない。恐らく、お互いに知らない面はたくさんあると思う。しかし、その上で二人は確かにお互いを許容し合っている間柄なのであった。
「和希、お前こんな遅い時間までほっつき歩いて大丈夫なんか?」
 対する荒汰はちびちびとコーヒーを飲みながら、ちらりと遠慮がちに相棒を見た。
 自販機に並んだ缶コーヒーというのは実にたくさんの種類があるようだが、荒汰にとってはどれも同じに思えた。どれもこれも、砂糖水で淹れたのではないかというくらい異様に甘い上に、缶から溶け出した鉄のニオイが沈着していて、香ばしい薫りを楽しむ事など出来ない。兄の淹れた芳しい香りのコーヒーがほんの少し恋しくなる。明日は何よりも先に、コーヒーメーカーを買いに行こうと思った。それも飛び切りこだわった、いい値段のついたやつを。
「俺の親、仕事ばっかでほとんど家に居ないのは知ってるだろ? 俺が何してようと興味ないんだよ、あの親は。まあ俺はその方が気楽でいいんだけど。だからってグレて問題起こそうなんて思ってねーし」
 小さく溜め息をついた早乙女は、自販機の横に備え付けられたゴミ箱の中に空き缶を投げ入れた。
「お前の両親、どっかの会社の技術研究員やったっけ?」
「そ。物心ついた時から、親父もお袋も仕事の虫だから、俺の事なんて気にしてる暇ないんだよ。それにしちゃ俺、真っ当に育ってると思わねぇ?」
 軽快な音とともに缶がゴミ箱の中に吸い込まれていく。彼はどこか寂しげに微笑み、頷いていた。
 早乙女の口から時々聞こえてくる両親の話。頭の中で彼の家族観を思い描いてみると、彼はどこか、両親を“共同生活の同居人”と見ているような、淡白な節が見受けられる気がした。
 自分の両親はといえば、早乙女の両親同様、仕事の虫であることにはきっと大差がないのだが、その距離感には天と地ほどの差があるように思える。荒汰の内なる力に過剰なまでの期待を抱き、厳しく教育を施す事で自らの夢を押し付けようとしていた父。時に憎悪することさえあった父の方針に全幅の信頼を置き、黙して従順していた母。荒汰にとっての両親とは、俗に言う“ウザい”などという言葉で括れるような単純なものではなく、様々な感情の入り混じった複雑な想いを抱く対象であったのだった。
 そんな想いを抱いてはいたものの、荒汰は決してその運命から逃れられることはないと思っていた。
 永きに渡って脈々と受け継がれてきた血筋を、自らが護るという事。そして、その血脈と技術を絶やす事無く次へ伝えるという事。自分はその為だけに生まれ、生きるのだと。父の教えは絶対のものだと思っていた。
 父の教えを頑なに守り続け、荒汰は幼い頃からずっと一人前の陰陽師になる事だけを夢見て、父と二人三脚で厳しい修行に明け暮れていた。そうしてさえいれば、いつか父は自分を認めてくれると信じきっていた。時折挫けそうになる事もあったが、自分の苦境を理解してくれる兄の存在や、ここに居る早乙女のような、無条件で自分を受け入れてくれる友人の存在に支えられながら、何とか乗り越えてきていた。
 ところがある時、父は――一心に信じ続けてきた父は、変わってしまった。
 ある日、父に呼ばれた荒汰はこのような話を聞かされた。
 篠崎家は、とある巨大な組織からの需要を受け、その需要に応える事で大きな後ろ盾を得られる事になったのだ、と。
 その話を聞かされた時、荒汰はただ純粋に喜んでいた。父の遺して来た功績が讃えられたからこそ、篠崎家の力が認められたからこその結果であると。
 しかし、真実は荒汰の理想とは大きく違っていた。“とある組織”と交わることとなったその日を境に、父は荒汰の前に殆ど姿を見せなくなってしまった。それどころか、父はその組織とのかかわり合いに異常なまでの執着を見せるようになり、果てには家に寄り付く事すらなくなってしまった。母にその理由を尋ねても、ただただ、父さんは難しい仕事を頼まれていて、それにかかりっきりなのだと言うばかり。おそらく母は、帰らぬ父の行動に何の疑念も抱いてはいない。耐え兼ねた荒汰は、独自にその組織について調べ上げる事にしたのである。
 しかし、まだ一人前の陰陽師ですらなかった荒汰には、父ほどのコネクションがあるわけでもなく、謎に包まれた組織の情報を集める事など、雲を掴む事に等しいくらい、途方もなく困難なものでしかなかった。歳の離れた兄や従兄弟に力を借りてようやく手に入れた情報はごくわずかなものでしかなかったが、それでもその情報は、荒汰を失望させるには充分すぎるほどのものだった。
 父のかかわる組織は、ごく普通の民間企業を装い、長い間秘密裏に研究を行っているらしいという事。しかもそれは、科学力と霊力とを織り交ぜる事で、この世には到底生まれてくるはずのない何かを生み出す研究らしいという事。その“研究”とやらが胸を張って行えるものだとするならば、長期に渡って秘密裏に事を進める必要などどこにもないはずだ。そして、その組織にかかわった途端に起きた、父のあの突然の変貌。何一つ確証を得たわけではないが、荒汰の全てがその組織の存在に警鐘を鳴らしていた。
「俺はもう真っ当に生きるのは辞めたんや」
 口の中がこの上なく甘ったるい。うんざり顔の荒汰は舌を出し、まだ半分以上も残ったままのコーヒー缶を、迷う事無くゴミ箱へと放り投げた。
 住み慣れたあの場所を離れたのは、父の所業の行方を見極めるため。そして、事が起こったとき、自分の存在の全てをかけて、それを糺すため。決して、逃れられない自分の運命から目を背けたわけではない。
 それでは、残して来た兄はどうなる?
 何も知らされず、ただ父のことを信じ続けて待っている母は?
 繰り返す度にそれはいい訳染みた建前のような気がして、荒汰は既に幾度となく後悔に苛まれていた。
 それでも痛む気持ちを押し隠し、荒汰は笑っていた。
「手始めにこの真っ黒い髪の毛、思いっ切り金髪にしたる」
 兄がよく撫でてくれたこの髪。いつまでもその温もりにすがっているわけにはいかない。だからそれを壊す。
「ついでに、これでもかっちゅうくらい耳たぶに穴空けたんねん」
 残して来た兄、母。“その言葉は絶対だ”と、盲目的に信じ続けたばかりに、最も近い場所に寄り添っていたにもかかわらず、見失ってしまった父。救いきれなかった人の数だけ、自らの体に楔を打ち込む。その後悔と、贖罪の決意を忘れないために。
「何だそれ、とりあえずは形からって事かよ。グレる事への?」
「まあ、そういう事やな」
 茶化すような口調で言った早乙女の顔は、心から笑っているようには見えなかった。
 おそらく彼も何かを感じ取ってはいるのだろうが、敢えてそれを口にしようとは思わないのだろう。荒汰にとって彼の立ち位置は、やはり心地良いものでしかなかった。
「そんじゃ、お前の高校デビューを記念して、今日は一晩中お前ん家でパーッとやるか!」
「まさか、酒? 俺今まで一回も年齢バレずに買えた試しないねんけど」
 スタスタと足早に歩き始める早乙女を目で追う荒汰。
「まさか。テレビゲームに決まってんだろ」
 振り返る早乙女に追いすがると、彼はにっこり微笑んでいた。

 昼間の景色と夜の景色とでは、ここまで違うものなのだろうか。
 ここは自分の引越し先のマンションの近くのはずだ。電柱の標識に書かれた地名が、転居にあたって何度も紙面に書かされた住所と一致しているのだから、間違いないはずだ。もう小一時間はウロウロしているというのに、目的地に辿り着けないのはどうしてなのだろう。
「おい、荒汰――お前、確実に道に迷ってるよな?」
「アホ、お前がチンタラ歩いとるさかい、ちょっとばかし遅れとるだけや」
 強がってみせた荒汰は、数分前に目にしたものと全く同じ電柱の落書きを見つけ、それをこっそり早乙女の視界から隠すように両手を広げていた。
 荒汰は本来、方向音痴ではない。ここが生まれ育った土地から街を二つほど挟んだ位置にあり、まだそれほど地理に明るくないと言えど、行きに辿った道を何度も間違えるような事など絶対にないはずである。
 先程から妙な胸騒ぎがしていた。
 何か特別な力が働いて、自分の感覚がその力によって意図的に狂わされているような気がしてならない。その違和感を、後ろを歩く友人に悟られないようにするためには、如何にしてこの状況を切り抜ければいいものか。荒汰は先程からその事ばかりを思案していた。
「荒汰、ちょっとその手どけろって」
「あぁ? ここには何もない。落書きなんかあらへんぞ」
「んなもんどうでもいいって! いいからちょっとあれ見てみろよ」
 早乙女の顔色が蒼ざめて見えるのは、薄暗い街灯の明かりのせいだけではないのかもしれない。
 驚愕に見張った目の見つめる先は、路地裏の突き当たり。そこには小さな影がじっとうずくまっている。
 霊感の全くない早乙女に見えているとなると、それは異形などではなさそうなのだが――
「あ、おい――待て、和希!」
「馬鹿、アレ子供だぞ? 子供が倒れてる!」
 霊的なものが視えない代わりに、彼はとても夜目が利くらしい。
 瞬時にその正体を認識した早乙女は、素早く小さな影に駆け寄っていた。
「おい、大丈夫か?」
 その影は、早乙女の言う通り、ほんの小さな子供だった。見れば体のあちこちに血が滲んでいて、喘ぐように呼吸をするその姿は、とても痛々しかった。
「何でこんな子供がこんなとこに――おい、救急車呼べって、荒汰!」
 早乙女の下した判断は、おそらく人間としては最も善良で常識的な判断だったに違いない。平時ならば迷わず彼の指示に従っていただろう。しかし、荒汰には素直に応じられない明確な理由があったのだった。
「和希、その子供から離れろ」
 奥歯をギリギリと鳴らし、荒汰は眉を寄せた。
 横たわる子供から発せられている奇妙な気配。洗練されたような清浄な霊気と、底知れぬ奈落のような禍々しい霊気。荒汰が早乙女の求めに応じられない理由はここにあった。このような複雑な霊気を身に纏ったものを、荒汰は“異形”の中にすら見た事がなかった。まるで、全く別の存在の霊気を無理矢理一つの器に押し込めたような――“それ”はさながら、人工的なもののようにさえ思えた。
 歳の頃なら、おそらく小学校にあがったばかりと言ったところ。街灯の光を跳ね返す明るい髪色の少年は、明らかに瀕死の状態だった。
「はぁ? 何言ってんだ、お前! どう見てもコイツ死にそうになってんじゃねーか! もういい、お前が呼ばないんなら、俺が――」
 彼の言い分は最もだったが、かと言って事情を説明するわけにもいかない。説明した所で信じてもらえるはずもない。荒汰が次の発言を決めあぐねていたとき、苛付いた様子で携帯電話を取り出した早乙女に、少年は懇願するように手を伸ばしていた。
「だ――だめ。そんなことしたら、見つかっちゃう――」
 その一言は、早乙女の脳裏に一瞬の迷いを生み出したようだった。
 すかさず早乙女の手から携帯電話を奪い取った荒汰は、鋭く睨み返してくる友人に向かって首を横に振った。
「聞いたか? たぶんコイツ、相当の訳ありやぞ。病院に連れてって騒ぎ起こすより、まずは俺ん家や」
 言われて荒汰と少年の顔を交互に見比べた早乙女は、舌打ちとともに少年を抱え上げて荒汰の脇をすり抜けると、一心不乱に駆け出していた。
「おい、和希! お前俺のマンションの場所――」
「この辺りにあるマンションなんか、一箇所しかねーよ! こんだけ歩いてりゃいい加減分かるに決まってんだろ!」
 吐き捨てるように言った早乙女の後ろ姿を追いかけるうち、目の前には、見覚えのあるマンションが姿を現していた。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。