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痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。 作者:ユーキャン@夕蜜柑
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防御特化と戦利品。

内容ペラペラ。
すいません。
「よーし、倒した!」
メイプルがシロップの高度を下げる。
ゆっくりと足にしがみつきながら降りようとしていたが、当然滑り落ちた。
メイプルはシロップを指輪に戻すとサリーのもとへ向かった。

「ただいまー!」

「メイプルはたまによく分からない進化するよね」

「そう?」

「うん」
第二回イベントの中で得たものに大盾と巻物がある。
それは、カタツムリのいた洞窟の中で手に入れたものだ。
二人は後で確認しようとしているうちに忘れてしまっていたので、今確認することにした。
性能によってはメイプルがさらなる進化をとげることだろう。

「まずは巻物からかな」
【鼓舞】のスキルを習得することが出来る巻物である。
これは、サリーとカスミも持っている。

【鼓舞】
半径十五メートル以内にいたパーティーメンバーの【STR】【AGI】を一分間20%上昇させる。
使用者には効果が無い。

「パーティー用だね…私が使っても意味ないかな?」
サリーがメイプルのステータスを上げたとしても無意味だ。
0を何%上昇させても0である。
【VIT】上昇ならまた変わってきただろうがこの二つが上昇では必要ないだろう。
それでもサリーも習得だけはしておいた。
メイプルも当然習得する。

「じゃあ次は大盾かな」
カスミに杖と槍を渡して交換した大盾は紫の結晶で出来ていた。
メイプルはこの大盾を見ることでカタツムリの蔓延る洞窟を鮮明に思い出す。

「こんな壁だったよねー」

「そうだったね…カタツムリがいなければまた行きたいかも」
メイプルは大盾の能力を確認する。

『紫晶塊』
【VIT+30】
【水晶壁】

メイプルはスキルをチェックする。
【白雪】より【VIT】の上昇値が低いためこの大盾の価値はこのスキル次第だ。

【水晶壁】
スキルを発動したプレイヤーのHPと同じ値のHPの壁を半径五メートル以内に出現させる。
使用後、再使用可能まで五分。

「んー…使えるような使えないような」
これが【VIT】の値と同じだったなら、恐ろしいことになっていただろう。
五分ごとにメイプルと同じ防御力の障害物がメイプルを守るように湧いてくるのである。

「メイプルのHPが高ければ結構使えたかもしれないね」
ステータスポイントをHPに1振ればHPが20増えるのだ。MPも同様である。
そのため【VIT】に極振りするよりもHPに振って【瞑想】のような割合回復のスキルを身につけた方が確実に生存能力は上がるだろう。
【VIT】極振りがポンポン出てこないのもそのためだった。
メイプルの所までいって初めて【VIT】のダメージ軽減は化物になるのだ。

「たまには使ってみようかな」
メイプルが大盾をインベントリにしまい込む。
メイプルは【水晶壁】があるため全く使わないということはないだろうと思った。

「メイプルの大盾はそれで十分だからなぁ…」
サリーの言うそれとはもちろん【闇夜ノ写】のことだ。
それを上回る大盾はそうそう出てくることは無いだろう。

「そういえば…レベルも上がったなぁ」

「私も上がってるよ。メイプルがイカと遊んでいる間に魚倒してたし」


メイプル
Lv29
HP 40/40〈+160〉
MP 12/12 〈+10〉

【STR 0】
【VIT 180〈+141〉】
【AGI 0】
【DEX 0】
【INT 0】

装備
頭 【空欄】
体 【黒薔薇ノ鎧】
右手 【新月:毒竜ヒドラ
左手【闇夜ノ写:悪食】
足 【黒薔薇ノ鎧】
靴 【黒薔薇ノ鎧】
装飾品 【絆の架け橋】
【タフネスリング】
【命の指輪】

スキル
【絶対防御】【大物喰ジャイアントキリングらい】【毒竜喰ヒドライーターらい】【爆弾喰ボムイーターらい】【瞑想】【挑発】【極悪非道】【大盾の心得Ⅳ】【体捌き】【攻撃逸らし】【シールドアタック】
【HP強化小】【MP強化小】
【カバームーブI】【カバー】
【不屈の守護者】
念力サイコキネシス
【フォートレス】【鼓舞】



サリー
Lv24
HP 32/32
MP 45/45〈+35〉

【STR 30〈+20〉】
【VIT 0】
【AGI 85〈+68〉】
【DEX 25〈+20〉】
【INT 30〈+20〉】

装備
頭 【水面のマフラー:蜃気楼】
体 【大海のコート:大海】
右手 【深海のダガー】
左手 【水底のダガー】
足 【大海のレギンス】
靴 【ブラックブーツ】
装飾品 【絆の架け橋】
【空欄】
【空欄】

スキル
【状態異常攻撃Ⅲ】【連撃剣Ⅱ】
【疾風斬り】【筋力強化小】
【連撃強化小】【ダウンアタック】
【パワーアタック】
【スイッチアタック】【体術Ⅴ】
【短剣の心得II】【器用貧乏】【ディフェンスブレイク】【超加速】【古代ノ海】
【追刃】【鼓舞】
【火魔法Ⅰ】【水魔法Ⅱ】【風魔法Ⅲ】
【土魔法Ⅰ】【闇魔法Ⅰ】【光魔法Ⅱ】
【ファイアボール】【ウォーターボール】
【ウォーターウォール】
【ウィンドカッター】【ウィンドウォール】【サイクロンカッター】
【サンドカッター】
【ダークボール】
【リフレッシュ】【ヒール】
【MP強化小】【MPカット小】
【MP回復速度強化小】【魔法の心得II】
【釣り】【水泳Ⅹ】【潜水Ⅹ】【料理I】
【採取速度強化小】【気配遮断II】
【気配察知II】【しのび足Ⅱ】【跳躍Ⅲ】
【毒耐性小】


「もうすぐレベル30だ!」

「結構頑張ったけどまだ差は詰まらないかぁ」

「今最高レベルの人ってレベルいくつなんだろう?」

「イベント前で確か61?だったかな?今はレベル100が限界だけど…その人が到達したら上限解放されたりするかも」

「61!?うわぁ…すっごい…!私達がそこに行くのは当分無理そうだね」

「そういう人は別次元だから。いや……メイプルも別次元だけど」
そう言うサリーもネット上で人外認定を受けつつある。
前回のイベントと違い映像が流れていないためまだそこまで有名になってはいないが、時間の問題である。
別次元の存在の仲間入りも近い。

「明日は学校かぁ…なんだか久しぶりな感じ」

「そうだね。今日は早めにログアウトしようか?」

「うん!そうしよう」
二人はそれぞれログアウトした。
視界が光に包まれていく。




現実世界に戻ってきた楓は時計を確認した。

「……本当に二時間しか経ってないんだ…」
現実世界の時計を見ることで改めて実感する。
イベント中の濃い七日間は目を閉じて思い返せば、楓の頭の中に鮮明に浮かんでくる。
大変な戦いも多かったが、それ以上に理沙と共に楽しく過ごせたことが記憶に残っていた。

「またああいうイベントないかなー?…今度はカスミとカナデとも一緒にいれたらいいなぁ…」
しばらく余韻に浸っていた楓だったが、切り替えると明日の用意をして勉強に移った。

「理沙はちゃんと勉強してるかな?……寝てそうだなぁ…」
また禁止されてしまう前にちゃんと勉強するように言おうと思ったところで楓はあることに気付いた。

「本当…はまっちゃったんだなぁ」
理沙と共にゲームをするためにという考え方は、楓がゲームを始める前の理沙に似ていた。
親友とは影響を与え合うものだろう。

「今なら…あんなに誘ってきた理沙の気持ちもちょっと分かるかも」
また明日会ったら色々と話そうと決めた楓は勉強に集中し始めた。



次回はリアルのお話が入ります。

結構チェックしましたが、ステータスどこか間違っている可能性はあります。
多分無い…とは思います。

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