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皆さんから誤字脱字の指摘を色々貰いました。
修正は一段落ついたらまとめて行いますm(__)m
いやお恥ずかしい。
少年期編
第7話
原作キャラの父親から果たし状?(ファンレター)が来たよ!

先日キュルケちゃんを喜ばせる為に見せてしまった寸劇が、各方面に波紋を呼んでいます。

現代人ならば普通に暮らしていれば、テレビドラマや映画の漫画や小説等、少し興味が有れば古典芸能だって見る機会は有る。

僕だってそれなりに映画やドラマも見た。

そして製作側の苦労や努力は分からないが、結果としてのストーリーや演出に感動もした。

つまり結果どうすれば面白くなるか、ビックリさせられるかを知っている。

この世界では斬新だったり革新的だったり奇抜だったり……

勿論、このハルケギニア風にアレンジは、しなければならないから多少の文才は必要だろうが、この世界では比べ物にならないだろう。

全部前の世界のカンニングをしている訳だから。

義務教育も受けているのだから、それなりの作品は作れてしまう。

そして暇有り金有り見栄っ張りな貴族が、ウチの両親やツェルプストー夫妻が自慢しまくる僕らの(主演女優キュルケちゃん)劇を見ていない事が悔しいらしく、パーティへの招待を兼ねてウチの屋敷でも上演してくれないかとのお誘いを受けだした。

流石に両家より格下クラスの貴族たちは無理強いしないが、同等以上な連中やウチの商売のお得意様には断り辛い。

てか、母上とツェルプストー夫人がノリノリになってしまい後には引けない状態です。

そして現在、売れっ子作者の缶詰状態と同様に、何故かツェルプストー辺境伯の屋敷にて新しい脚本を書いています。

おかげで毎回恒例のパフパフからの目覚めと挨拶が出来ません。

格上の相手に我が家の巨乳専属メイドを連れてくるのは失礼らしく、ナディーネ達はお留守番。

父上は政務の為に先に帰宅してしまい、僕と母上に割り当てられた無駄に広く豪華な部屋で執筆に励んでいます。

注意しなければならない事はブリミル教に失礼の無い様にする事、他の貴族のプライドに傷を付けない事。

ヴァリエール家には既に思いっきり茶化してしまったが、敵対されても既に敵対してるから関係ないかな……

烈風のカリンは恐ろしいけど、子供には酷い事しないよね?よね?

因みにロミオとジュリエットは、此方では実際にヴァリエール家からお嬢様を掻っ攫ったツェルプストー家の若き貴族の名前に変わってしまいましたとさ。

ヴァリエール家の古傷をモロに抉ってないかこのタイトル?

死亡フラグダヨネガクガクブルブル

この水のゴーレムを使った演目は既に5回程上演し、しかも演出の補助にまさかの水と土のスクエアメイジが二人も付いてくれてます。

こんなお遊びに付き合わしてしまい本当に申し訳ないと恐縮しあやまったのですが、なんと僕らの劇をみてファンになってくれたらしく態々、僕の拙い?

魔法制御を補助し、序に近くでこの劇を見たいと言ってくれました。

嬉しいけど後には引けなくなってない?

お忙しいのでは?

とやんわり断ろうとしたげど、金持ち貴族の三男と四男なので平気。

しかも給金もいらない。
実家がツェルプストー家とハーナウ家と繋がりが出来るだけでも十分だそうです。お二方ともそれだけの腕があるなら引く手数多だろうが、政略結婚の駒に使われる前に好きにしたいみたい。

名前は美形の水メイジがユリウスさんで、ちょっと残念なポッチャリ体型の土メイジがアルミンさん。

共に実家は子爵家で、後で調べて貰ったら特に政治的思想も立場も経済状況も問題なさそうです。

嬉しい事に空いた時間で土の魔法のレクチャーをしてくれます。

そして元々素養が有った(ハズの)土の魔法が使える様になり、ゴーレム作成・制御と錬金の多用でラインになれました。

後でこの話をした時のリッテンさんの落ち込み振りは凄まじく、家庭教師を辞めると言い出し必死でとめました。

考えればコモンマジック以外教わってないや!

数回の公演を無事、終了し最新作「シンデレラ」を書き上げ、ようやくツェルプストー家を後にする事が出来た。

この間約2ヶ月……長かった。

因みに「ロミオとジュリエット」及び「シンデレラ」は小説化して出版しました。

この2冊は噂の劇を見れなかった貴族の子女に大人気で特に恋愛色の強い作品であった為、生産が追い付かない程でありハーナウ家にそれなりの富と、僕のお小遣いをもたらしてくれた。

これでシエスタスカウト計画の下準備が出来たかな。

しかしとんでもない弊害が襲ってくるのを僕は気が付かなかった。

発端は何度目かの公演で人手が足りなくなり、メイド3人娘を呼び寄せ手伝って貰った時の事。

3人とも巨乳で且つ最近導入したバストアップ体操により確実に美乳化しつつある。

そんな彼女達が人目を集めるのは当たり前であったが、流石に僕の専属メイドに手を出す奴等も居なかった。

裏方繋がりで呼ばれした貴族のメイド達や同行している、キュルケちゃんのお世話係のメイドさん達と話す事も当然有る訳で……

彼女達がいかに僕から高待遇を受けている事。

僕がいかに多様な才能を発揮し、魔法も既に水のトライアングルで土のラインで素晴らしい事。

彼女達に不貞を働こうとしたら僕の名を出してまで良いと貞操を守ってくれる事。

そして最悪なのがどんな貧乳でも巨乳・美乳へと導いてくれる事。

彼女達3人を見て説得力の有ったこの事は、ハルゲニアの巨乳の導き手として、噂は爆発的な勢いで広まっていった。

そして使用人の噂は何時かは主人である貴族達の耳にも入る訳で……

耳聡い貴族達からその秘術の伝授もお願いされだした。

しかしウチにはチッパイLOVEな父上がいる訳で、僕に繋ぎを取りにきた貴族をあらゆる手段で悉く断っていった。

父上からすれば迷惑以外の何物でもなかった事だろう。

暫くして書斎に一人で呼ばれ懇々と説教された、自重しろ……と。

ゲルマニアでは噂は落着いたが、とある恐妻家とツンデレな娘達がいる貴族にまで届いてしまったからさぁ大変!



SIDE某恐妻家のツンデレ娘の父親

この時ヴァリエール公爵は怒りそして悩んでいた。

最近ゲルマニアから流れてきたハーナウ家から発行された小説の内容についてで、これは我がヴァリエール家に対し宣戦布告に近い古傷を抉る内容だった。

しかもこの話は腹立たしい事に劇として、既に多くの貴族達から賞賛されている現状だ。

確かに配役を置き換えて読めば素晴らしい内容だし、劇も水ゴーレムを使った斬新な演出の物らしい。

何人かのトリステイン貴族も見ており、野蛮なゲルマニアにしてはぁまぁだと言っていた。

プライドの高い彼らのまぁまぁと言う事は、素晴らしかったのだろう。

なのでこの作者であり演出家である、ハーナウ家の跡継ぎツアイツについて細かく調べさせた。

いまだ8歳とは言え既に水のトライアングルで最近土のラインになったそうだ。

魔法に関しては一流なのだろう。

この先順調にいけばスクエアにも届くかもしれん。

憎っくきプェルプストーの小娘とも仲が良いらしい。

是非ともそのまま繋ぎとめて欲しいものだ。

此方に略奪愛を仕掛けてこない様に……

そしてゲルマニア貴族にしても珍しい変わり者だとか。

平民に優しく気さくで、自分のメイド達には何か有れば自身の名前を出しても良いと言うお人好し振りだ。


トリステインでは考えられないな。

平民に舐められるだろう。

ここまでなら才能は有るが平民上がりの貴族らしく、平民に甘いと低い評価をされるだろう。

貴族絶対のハルケギニアでは、下手をすれば異端として痛くない腹も探られそうだな。

だが、奴はそれを劇の中で、二人の仲を取り持つブリミル教の司祭を登場させる事でかわしている。

真実ではそんな事はしてないが、奴が真実の愛を守る善人の司祭として登場させ、実際に自分の領地の司祭に許可を取っているらしい。

汚職まみれの奴らからすればイメージアップを図れ、損はないし多額の寄付もいっているのだろう。

名声と金をチラつかされたら断れまい。


油断がならないな。

本当に子供か?

裏に誰か居るかとも思って調べさせたが、なにも出てこなかった。

そして既に3人の専属巨乳メイドを持つ、自身の考案した体操や食事療法を駆使した巨乳の担い手とか。

実際にかの家のメイドは巨乳・美乳が多く後天的に巨乳化したのは事実らしい。

それと僅かながら胸のささやかなメイドも居るが、それらは全て父親付きのメイドになっている。

彼女らは可愛そうにチッパイLOVEの父親に見初められ、巨乳化の話から外されてしまったのだろう。

なりふり構わず、息子に接触を図る奴らを葬った事をみても高確率で巨乳化するのであろうな。

愚かなロマリアめ。

奴こそ神の奇跡の担い手。

伝説のバストアッパーだろう。

なんとしても接触を図りたい。

そして巨乳好きの、しかし浮気の許されない私の為にカリーヌを巨乳・美乳化して欲しい。

我が家の構成を見て悟ったのだが、豊かな胸の婦女子は心優しくなり、胸が貧しいものはキツイ性格になる。

妻と長女と末の愛娘と次女を比較すれば分かるのだ。

早急に対応しないと大変な事になると。

しかし敵対しているしかも他国の貴族。

とうしたら良いものか。

いっそ巨乳を信奉する一貴族として、腹を割って話すのも手だろうか?

あっこらエレオノール、父の手帳を見てしまったのか?

母上に報告します。

とか無表情な顔で出て行かないでー!

待ってくれー。

アーッ!

結果一ファンとして手紙をしたためる事とした。

拝啓、貴方の素晴らしい本に感動しました。

実は我が妻と二人の娘の為に先生のお力を……

そして何故か手紙は無事に、ツアイツに届きました。


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