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一章の三、六、五…? 我らが魔王様☆





 さてさてガシャでございます。

 退屈していらっしゃる我らが魔王様クイーンの元に訪ねてきたものがおりました。
 そのものが勇者でなければ殺される確率70%…
 運命やいかに…?
 はい、失礼いたしました。


 門番からの使いのものが来たようです。


 「魔王様。沼地の主がいらしております。」


 これはこれは珍しい。
 一体何があったというのでしょう??


 「げ…急用か?」

 「何かおこっておられるようでしたが…」

 「やはりか…まぁ通せ」

 「あの…沼地の主を最上階ここまでお通しすると、廊下が解けてしまうと思われるのですが…」

 
 そういえば、あのどろどろした体液+沼の水には物を溶かす作用があるのでしたね。
 それにしても、あの鈍い沼の主が怒っているなんて珍しい。
 それにさっきの魔王様の「げっ…」と言うのも気になりますし…
 我らが魔王様は我らが眠っているとき(ひるま)に何をしてしまったのでしょうか??



 「ならば私が下に降りよう。余計なことで魔力を使うのは遠慮したいし…」


 「そう伝えてまいります。場所は一番入り口から近い勇者を向かい打つために用意した場所にいらっしゃいますので。」

 そういい残すと使いのものは大急ぎで出て行った。
 
 隣で魔王様がぶつぶつといっております。


 「はぁ…一階遠いんだよね…」

 「ご自分でめんどくさい部屋の並びに変えたのでしょう?」

 「うるさいわねぇ。分かってるわよ。」

 「お早く行ったほうがよいのでは?」

 「はいはい...。あ!あんたも着いてきてね☆」

 「道ずれですか?」

 「もちろん。」


 ほんっとうにわがままと言うか…
 何て思っていませんよ?

 
 私の前を、ドレスをひるがえして走る魔王様は、まさに『クイーン』と呼ばれるに相応しく勇ましく、とても美しいです。

 わきにかかえた漆黒の大鎌がなんとも不思議な存在感を放ております。
 ま、それをも我らが魔王様クイーンの美しさを引き立てるためにしか見えませんがね。



 はぁ。
 やっと一階です。

 そういえばあの部屋、勇者を迎え撃つために作られたもの…ということで、さまざまな仕掛けが施してあったような…


 「ついたわね。」

 「はい。いってらっしゃいませ。」

 「は?着いてきてよ。」

 「わたくしは上からモニタリングしておりますので。」

 「にげるき?」

 「魔王様は私をおとりに逃げる気だったのでしょう?」

 「ふん…そんな事無い分けないじゃない。」

 「はい。それではお気をつけて。」


 まだ口を開こうとする魔王様を部屋に押し込んでわたくしは上のモニタールームにて観察いたしましょう。








 ――――バタン…

 「ちょっ!ガシャ!?」

 あいつこの私を裏切って逃げたな…
 ま、私が悪いんだけどさ。


 さて…どうせあのどろどろ野郎二世を木っ端微塵にしたことで怒っているんだろうが…
 
 どうせまたくっつくんだからいいじゃない!??
 

 「さて、沼地の主よわらわに何のようじゃ?」

 「分かっておっていておるのだろう?」

 「さて?わらわには何の検討もございませんが?」


 こうゆうときはしらばくれるのが一番☆


 「わしのせがれを殺したのはそなたであろう?」

 「まぁ…そろそろくっついたころかしら?」

 「うむ…わしの質問に答えよ」

 「あら?この私に命令?いい度胸してるじゃないの?」

 「…答えてくだされ。」

 「うーん…まぁ私といったら私だけどそうじゃないといったらそうじゃ無いわね。」


 わたしは正直に答えたわよ??

 にしてもめんどくさい…
 どうせくっつくんだから殺したことにはならないのではなくって??


 「しかも、沼地の周りにいた我が部下をその大鎌《妖切り》で切ったそうではないか!」

 あ…それはまずった…
 この大鎌は、普通は切られても焼かれても溶かされても死なない魔物達を唯一(?)殺すことのできる魔剣なんだもんねぇ…

 そりゃおこるわな…
 ま、やっちゃた物はしょうがない。


 「すまないことをしたのう…こちらから誰かを派遣して遣わそうか?」

 「そういう問題ではない!!」

 「ではどういう問題なのだ?」


 「我らに断りもいれずゲームをはじめたことだ!おかげで大迷惑しておるのだぞ?怒っているのは我だけではない!他のそれぞれの主たちもおこっておるのだぞ!?」

 「ふむ…一度総会を開くべきかのう…?」

 めんどくさいやつらだのう…
 “ゲーム”なのにね。

 どうせ殺られても死なないのに。


 「そうしたほうがよろしいかと…」

 「うむ。では次の新月の日に黒薔薇城ここで行おう。」


 「ありがとうございます。」

 「うむ。用はそれだけか?」

 「はい、しつれいいたしました。」

 「下がってよいぞ。」


 はぁ…
 でてたでてった。
 床とかしやがって…
 直すの私の魔法なんだぞ!!!
 回復系の魔法得意じゃないのに…



 総会かぁ…
 何ヶ月ぶりだろ?
 ま、ここらで最近のさばっているやつらを粛清しないとな。


 そろそろ日が昇る時間か…


 「ガシャ!もうさがってよいぞ。」

 ――――はい。いてらっしゃいませ


 上で見ているであろうガシャに声をかけると案の定スピーカーから声が返ってきた。





 さて、そろそろ私も戻ろうかな。


更新遅れてごめんなさい!!

また土曜日には更新できると思いますので…


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