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第6章 21歳から遊び人となった

2000年、20世紀最後の年……


僕は痛みに耐えきれず、4度目の入院をした。


そしてそこで、ある女と出会う。

そう僕が始めて付き合った女性だ。


入院中に仲良くなり、友達になったのだが、実は彼女は違う病院で看護師をしている人だった。

自分の病院ではできない治療をしに入院してきたのだ。


ところが彼女と仲良くなってから、僕を誘惑するのだ。


僕には当時、好きな看護師がいた。だが告白をして見事にふられた……


そのためか、最初はからかっているのだろうと思っていた。


同じ病室の人がいない時に、「今夜は誰もいないから」と言ってくる。


他の患者仲間からも、「男なら行け」みたいなことを言われた。


僕は悩んだ。


21歳になっても、まだ女性と付き合った事がなく女を知らない。


そして、彼女が退院し、僕は外泊届けを出して、彼女の家に行った。


もちろん一人暮らしである。

さすがに緊張した。

女性の部屋、しかも一人暮らし……

しかも3つか4つ年上で、顔もまあまあだし、しかも看護師だ。


僕は彼女に聞いた「ほんとにいいのですか?」


それから僕と彼女は一つとなった……


その後、僕は彼女と付き合うこととなった。


だが、僕の中では彼女は30年いないと思っている。


付き合って1ヶ月くらいで、浮気をされた。


知り合いの患者仲間が「あの娘、○○くんと寝ているぞ」と教えてくれたのだ。


だが僕は、悲しみも怒りもなかった。


僕自身、彼女を本気で愛していなかったからだ。


僕は彼女に、「別れてもいいし、このまま付き合ってもいい」と質問をした。


そして彼女の答えは「別れる」であった。


その後の付き合いもこんな感じである。


彼女と別れた僕は、女の味を知ってしまったため、遊び人となる。


ナンパをしたり、女遊びをしたり、さらには、スロットにはまり、毎日のようにギャンブルをするようにもなった。

3年近くやめていた酒も飲むようになった。


また髪型も河村隆一さんの影響で、黒髪派(たまに、洗えば落ちるスプレーで染めた事はあるが)だったのに、金髪に染めた。

これは気合を入れるのと、病気に対する怒りを表そうと金髪にしたのだ。


この頃は目つきも悪いため、周りから、チンピラなどと呼ばれていた。


だが、「ガラが悪いのに、アニメなどを見ているギャップが面白い」と患者仲間に言われた。


父親からは、「世間はどう思うと思っているんだ」と言われたので、僕は後に、後輩たちに、パンチパーマ時代の親父の写真と金髪時代の僕の写真を見せて、「どっちがガラ悪い」と聞くと皆、親父のほうを選んだ。(金髪時代の僕の写真をブログに載せてあるので、興味のある方はどうぞ)


こうして僕は遊び人となった。







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