挿絵表示切替ボタン
▼配色







▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる
シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第五章 おっさんと愉快な仲間たち

しおりの位置情報を変更しました
エラーが発生しました

ブックマークしました。

設定

更新通知 0/400

設定を保存しました
エラーが発生しました

カテゴリ

ブックマークへ

以下のブックマークを解除します。
よろしければ[解除]を押してください。

ブックマークを解除しました。

57/60

第五十五話 邪神くとぅるふ

4月20日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
『このディープ、まさかクトゥルフさまがこちらにお見えになるなどと(つゆ)ほども知らず、ご挨拶もせずに御前(ごぜん)にて、あろうことか怨敵(おんてき)であるはずの猫との戯れに興じるなどと、大変な失礼をばいたしました。かくなる上はこの水かきをば、みごと掻っ捌いてご覧に…』(脳内補完)
『ん、えぇよ、えぇよ。そんなんせんでえぇからな。こっち来て一緒に茶でも飲まんか? 飴ちゃんあるでぇ。ほらっ、一緒に食べよ。な。』(脳内補完)

 ハスターさまのお連れの方、お名前はクトゥルフさま? 
 ディープ君さんの地元の主神なんだって。中身は大阪のおばちゃん?
 猫さんは怨敵(おんてき)なの? まぁ確かにそうだよねぇ。彼は魚類なんだろうし。

「タケルさん、先日はどうもお世話になりました。両腕にあの言葉の刺青を入れた後、サウナに行ったらカッコいい男性にいっぱい囲まれちゃって、すっごい人気者になっちゃいました。ありがとうございます。」
「(うむ。さすがに5歳児を掘ろうとゆう犯罪者はおらんかったようなのじゃ。お前さまよ、良かったのぅ。)」
「それで、おじさんにその話をしたら、タケルさんに是非、会ってみたいって言うんですよ。なのでおじさんを連れて来てしまいました。ご迷惑だったでしょうか?」
「いエ、まったク、でんぜん、ダ、らいじょうぶ、ですヨ~。(おじさん? おばさんじゃなくて?)」

『あらっ、こちらがタケルさんかぁ? うちとこのハスターちゃんが先日はえらいお世話になっちゃったみたいでぇ、ほんまありがとうねぇ。ご挨拶が遅れてしまったわねぇ、アタシね、クトゥルフって言うんよッ。このハスターの叔父になりますぅ。タケルさん、アタシのこと、気軽にクトゥちゃんって呼んでええんやで。』(脳内補完)
「クトゥルフさま、はぢめまして、やまっだたけっるとも、申しま酢。」

『ハスターちゃんがな、うちとこに来て言うねん。タケルさんのおかげでモテモテの人気者になれたってなぁ。裸の男の人にいっぱい囲まれて、ちやほやしてもらえて、あちこち触られて気持ち良かったんやて。』(脳内補完)
「おじさん、それは黙っといてよ。」(顔面赤色)
『せやかて、あんた、喜んでたやんかぁ。』(脳内補完)
「(ふむ、犯罪に走るヤツもやはりおったようじゃのぅ。)」
「(あぁ、なるほどなるほど。ハスターさまはそっちOKでしたか。)」

「実は、おじさんにその話をしたらすごく興味を持ったみたいで、地上へ連れて行けってしばらくの間、うるさかったんです。おじさんは男性の友達が作りたいようなんです。でもクトゥルフおじさん、この姿なもんだからサウナに連れて行くわけにもいかなくて……タケルさん、何かいいアイデアありませんか? どうか助けてください。」

「(なぁ、お前さまよ。実はわらわ、2人ほど知り合いの顔が脳裏(のうり)に浮かんだのじゃがな、どうじゃろうかのぅ。)」
「(カネッチさんはともかくとして、ゴンザレスさんはさすがに、いきなりこの姿を見たらびっくりしちゃうんじゃないでしょうかね。)」
「(んー、ヤツならきっと大丈夫なのじゃ。わらわの(たましい)がそう告げておる。面白いことが起きる予感がバリバリなのじゃ。ほれ、コレを見よ。妖気が漂って来たのでわらわのアホ毛が反応しておるわ。)」
「(確かに、双方妖怪みたいなものではありますが……順番に紹介していきましょうね。まずはハスターさまをお連れして、その後前振りを充分やった後なら紹介しても大丈夫? なんじゃないでしょうか。)」
「(つまりゴンザレスには前もってハスターという美味しそうな餌をぶらさげるわけじゃな。お主も悪よのぅ。)」

「クトゥルフさま、実は1人、このギルド内にすぐにご紹介できる男性がおりますので、よろしければ今からどうでしょうか。もう1人ご紹介したい方がいらっしゃるのですが、こちらの方は外部の(バケ)モノですので急にというわけには参りません。」
『あらっ、ここにおるん? えぇ男なんか? ほぅ、そのひと日本の神様なんやねぇ。お医者様なん? そんなインテリな神さんがアタシなんか相手にしてくれんのちゃうやろか。それ、ほんま? ほんまにええのん? いやぁ、緊張するわぁ。ほんまにアタシなんかでええんやろか。』(脳内補完)

 クトゥルフさまのりのり。
 ちみっ子さんはいざとなったらカネッチさんに業務命令を発令するそうです。
 こっそりハスターさまとちみっ子さんが業務提携の話をしておりました。
 さっそく地下の診療所にみんなで転移しますた。

「カネッチ~、おるかや? おぉ、スジャータさんにお土産なのじゃ。南瓜とメロンとスイカとぺプSなのじゃ。採りたて新鮮いぼいぼキュウリも付けようかのぅ。わらわ、使い道までは野暮なことを言わぬでのぅ。好きに使っても良いのじゃぞ。」
「(ぺプSは飲まないでください。賞味期限切れてます。)」
「ありがとうございます。院長室へどうぞ。」
「おぅ。(ガチャリ)上がらせてもらうのじゃ。カネッチ~、お邪魔するのじゃぁ。お主に客を紹介しに来たのじゃ。土産もあるのじゃ。カネッチにもキュウリなのじゃ。ヘチマもあるのじゃ。ゴーヤもあるのじゃ。」
「あらっ、オヒルネ様。先日はうどんご馳走様でしたわぁ。お土産ですか? どうもありがとうございますぅ。今日はお客様?」
「うむ。こちらのハスターは餌でな、本命はそのクトゥルフなのじゃ。お主と仲良くなりたいそうなのじゃ。夜明けの珈琲をお主と共に飲みたいそうなのじゃ。」
「――――オヒルネ様、あぁ、心の友よ~。なんて素敵な殿方なのかしら。たくましい御姿ですのね。海底からいらっしゃったんですか? こちらへの滞在は? ホテルは取っていらっしゃるのかしら。ギルド? アタシのところにお泊りくださればよろしいのにぃ。」
『あんたまぁ、こらえらいかっこえぇ兄ちゃんやんかぁ。シュッとしてて、スタイルもええなぁ。あんたんとこ泊めてくれるん? アタシみたいなもんがお邪魔してもええんですか? ホンマに? 』(脳内補完)

 カネッチさんとクトゥルフさまは互いの心が共鳴し合ったようでございます。
 無事カップリング成功。
 あとはオトコ同士の熱い語らいが診察室のベッドの上で行われそうなので、ごゆっくりどうぞ。

 その後は、お土産をお風呂の人と、パゲさんにお配りして、パゲさんに借りていたガスマスクやら鎖鎌やら返却です。トンファーさんは出番なかったのでもう少し借りておきますね。べれったさんは優秀なので無期借出でお願いします。

 バスケットコートにハスターさまが興味を持たれたようですた。
 ちみっ子、俺、師匠vsハスターさま、ディープ君さん、所長で3ON3やってみますた。


 師匠のダンクは反則くさかったです。

小説下部に表示される≪小説家になろう 勝手にランキング≫のリンクを踏んでいただけると、結果的に読者が増えることとなり、作者が喜びます。よろしくご協力ください。
+注意+
特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。
↑ページトップへ