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シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第五章 おっさんと愉快な仲間たち

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第五十四話 日本土産

4月20日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
「タケル様、先程お願いしたおつかいクエストの詳細なんですけど、いま少しお時間よろしいでしょうか?」
「はい、よろしくお願いします。」
「今回、非常に多くの依頼が生じております。さすがに1週間の納期では無理かと思いまして、1ヶ月の猶予をいただいております。
 まず週刊誌、月刊誌、コミック、ラノベ、学術書、一般書籍、薄い本といった書籍に対する購入依頼がいまのところ2万件ほど入っております。リストがこちらになります。」
「2万件…」
「薄い本は難しいかもしれんのぅ。このタイトルなら絶版が多かろうぞ。」
「はい。その辺りの品につきましては、先方にも絶版の可能性をきっちり伝えてあります。ですから入手可能な限りで結構でございます。中にはサークル名、ジャンルのみの指定でタイトル不問の購入依頼もございまして、事情をよくご理解いただいているようでございます。
 次に、食品購入リストがこちらになります。こちらは5千件と少なめになっております。」
「少なめ?…」
「つまらんのぅ。もっとパンチの利いた依頼を所望する。」
「こちらは、おもちゃ類の購入リストになります。およそ1万件の依頼がございます。」
「はぁ…」
「別途アダルトなおもちゃ類の購入リストがこちらになります。こちらはぐっと減って2千件となっております。」
「うわぁ…」
「どれどれ、そのリスト、わらわに見せて見よ。
バイ○○○×530、ラ○○―ル×380、○○○―ル×234、○○○グラ×35、アナ○○○グ×35、アナ○○ー○ー×35、ノー○フ○ク×20、荒縄×15、……どうやらお尻好きが35人来ておるようじゃのぅ。変態さんも結構な数来ておるようなのじゃ。」
「…資料用としての購入かもしれないよ?」
「うーむ、これはなかなかに(おもむき)深い統計資料なのじゃ。うむ。これはまとめて資料室に永久保存せねばいかんかもしれんのぅ。チッチよ、この35人なのじゃがな、できれば他のアダルト系購入依頼者もなのじゃが、物品受け渡しの時にわらわと記念写真を撮れぬかのぅ。」
「どうでしょうか? かなり恥ずかしがるとおもいますけど。」
「その辺は互いが何を発注したか知らぬ限り大丈夫なのじゃ。しれっとした顔で記念写真におさまるじゃろうなぁ。あとで、写真にキャプションをつけて資料室に展示するのじゃ。ウヒャヒャヒャっ。」
「承知致しました。物品受け渡しの際に、その旨、声を掛けさせていただきます。次に…」

「…タケル様、実は昨日からルルイエ皇太子のハスターさまもお連れの方とともに当ギルドへ御来所なされております。この騒ぎに驚いておられましたが、何でも是非タケル様にお会いしたいということでございます。タケル様のこの後のご予定はいかがでしょうか?」

「……(ついに来ちゃった…ちみっ子さんや、これどうしよう。)」
「(なるようにしかならんのじゃ。会えばよかろう。なに、心配せずとも、わらわがいいよう(笑えるよう)にしてやろうぞ。ドーンと構えておればよいのじゃ。)」
「(本当だろうな。)」
「(うむ。嵐の中、木端船(こっぱぶね)に乗った気持ちで待っておるがよいわ。)」

「チッチさん、実はこのあと時間が……」
「時間ならあるぞっ、みなに土産を渡す予定じゃったからのぅ。チッチには南瓜ときゅうりと冬瓜とファンTじゃ。ひょうたんとヘチマも付けようかの。」
「ありがとうございます。ファンT?」
「賞味期限切れてるはずなんで、置物か何かにしてください。ハスターさまとはこの後、お会いさせていただきます。(嫌なことはさっさと終わらせちゃいましょうかね。)」
「それでは、ハスターさまとそのお連れ様を所長室に案内致しますので、タケル様は、先に入られてお待ちになっていただけますか?」
「わかりました。」

 所長室へ参りましょう。
 ギルド内(個室ブース)をワタワタして走り回っている新人OLさんを見つけたので、お土産を渡します。あなたにはゴーヤ尽くしですよ。お茶に原液そしてブツ。美容にいいそうですよ。へちま付けましょうね。かぼちゃプリン食べます? ひょうたんもお付けしますね。

「(コンコン)お邪魔しまーす。ジョニーさん、お疲れ様~。地下室のお掃除ありがとうね。ハスターさま覚えてる? なんか俺に会いたいんだってさ。ちょっとこの部屋使わせてもらうね。」
 所長とディープ君さんは、水槽の中で戯れておいでです。

『了か~い。このまま泳いでてもいいか~い? 邪魔にはならないと思うんだよね。』(脳内補完)
「いいと思うよ。まさかギルド所長が水槽の中で戯れてるとは思わないだろうから。」
 シンクロナイズドスイミング(デュエット)が始まりました。

「(コンコンコン)失礼します。ハスターさまとそのお連れ様が来られました。」
「どうぞ、お入りください。」

 ハスターさまの顔は怒っていませんね。まずはひと安心。
 お連れ様は表情が良くわかりませんが、大柄な体格、全身緑色で口から触手を生やしていらっしゃったりウロコだらけなボディに翼がはえていたりと、これは随分とまた個性的な御姿をしていらっしゃいますよ。

 ディープ君さん、水槽から変態(アロワナ→半魚人フォーム)して飛び出してきてジャンピング土下座。水槽の中には取り残された所長お1人。

 あれ? お知り合い?
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