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シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第五章 おっさんと愉快な仲間たち

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第五十二話 帰還

4月20日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
「タッケルぅ、そろそろギルドへ報告に帰らぬかや?(早く地上へ連れて帰ってたもれ。ここは好かんのじゃ。辛気臭いのじゃ。アニメもゲームもネットも無いのじゃ。早く帰ろうぞ。あとな、録画予約をしておらぬのじゃ。このままでは、週末の大きなお友達向け深夜アニメを見逃してしまうぞ。)」
「そうですねぇ。(それは非常にまずい事態です。)ギルドへ行って、チッチさんに依頼業務完了の報告をしないといけませんよね。
 今回は、ナミさんにはすっかりとお世話になってしまって……本当にありがとうございました。おかげさまで2次元ポケットのスキルもなんとかこうして手に入れることが出来ました。あれもこれもすべてナミさんのご指導の賜物です。たいへんお世話になりました。」
「いいえ、お世話だなんて。これからもドンドンこちらへ遊びに来てくださって構わないのよ。なんならヒメちゃんはタケルさんのお宅で留守番をさせておいて(ヒメちゃんなら1人でも留守番くらいできるわよねぇ。スサちゃんはちょっと無理そうね。)、タケルさん、お1人で夜間こちらへ訪ねてくださってもぜんぜん構わないのだわ。(タケルさんに早く転移術を覚えていただいて、直接私のベッドへ…)」
「タケルはわらわのおもちゃなのじゃ。1人でお留守番はつまらぬのじゃ。(母上は応援したいのじゃが、タケルが母上に食い散らかされてしもうて、再起不能になるのはちょっとだけ困るのぅ。)」
「あらあら、まぁまぁ。この子ったらすっかりタケルさんになついちゃって。これからも(私ともども、)ヒメちゃんのことを、どうかよろしくお願いしますね。(タケルさんの深夜の訪問を勝負下着を着用して心よりお待ちしておりますわ。)
 ――――それと、これ、黄泉瓜の売店で取り扱ってる商品なんですが、おみやげとしてお持ち帰りくださいね。――――ごめんなさいね。荷物になってしまうのだけれど。」
「すみません。お気を遣わせてしまって……ありがとうございます。こんなに夏野菜がいっぱい、この季節だと高級品ですよね。スイカにメロンまで。とても助かります。2次元ポケットにしまっちゃうんで、全然平気です。ちみっ子と俺の2人だとこんなにも食べきれないんで、ギルドのみんなにも分けてあげていいですか?」
「えぇ、もちろんですとも。皆さんでお召し上がりください。……ただし、4階で働いている方はダメです。お解かりですよね。(ジロリ)」
「(直立不動&敬礼)承知しました。必ずやご期待に添うよう、この山田武尊めが責任を持ってギルドの皆様(マイナス1名)にお配り致します。」

「おい、タケル。これから地上に帰るのか?」
「スサオ君。あぁ、帰るよ。いつまでも君たちの家にご厄介になっているわけにはいかないからね。(君には、本当にお世話になったよねぇ。)」
「……そうか。帰ってしまうのか…タケル、お前はすごいヤツだ。オレの魂を込めた拳を、アルティメット・コズミック・スクリュー・ダイナマイトなパンチを、よもやゴールデン・ボー○で……撥ね返した男はこれまでにたった1人だけ、タケルだけだぞ。そんなお前を…オレは…オレはタケルをパパとして認めてやるんだぜっ。だからその(あかし)にコレをお前にあげようと思うんだ。これはな、ずっとオレの宝物だったんだ。でもお前にくれてやるんだぜっ。どうか大切にしてやってくれよな。」
「おっおう。…ありがとう…」
「スサオ、それ、タケルにくれてやっても良いのかや? それ、お前の宝物なんじゃろ?」
「姉ちゃん、いいんだ。タケルはオレが認めた男だからな。」


 ▽冒険者タケルはウスギタナイ剣を手に入れた!


「たっだいまぁー、なのじゃ。」
「あぁ…お帰りなさいませッ。オヒルネノミコト様、タケル様。それに、スパモン様。お戻りになるのを、お待ちしておりました。お疲れ様でございました。――――黄泉瓜ランドはいかがでしたか? お母様はお元気でしたか?」
「はい。無事依頼完了しました。ギルド職員のみなさん(マイナス1名)におみやげがあるので、後でお配りしますねぇ。嫌いなものとかありませんか? 大丈夫? あと、ナミさんからは作業完了報告書をお預かりしてきました。」
「母上は元気すぎるのじゃ。あれではタケルの貞操が心配なのじゃ。」
「あらあらまぁ、もうそんな関係なのですか? 作業完了報告書、確かに受け取りました。なるほど、7日分全部完了とありますね。追加報酬も付くそうですよ。ナミ様はずいぶんとタケル様のことを評価しておいでのようですわね。」
「そうなんですか?」
「はい。20,000円×7区画+特別追加報酬10,000円の合計150,000円となっております。ではさっそく、お支払いしますね。」
「ありがたく頂戴いたします。」
「実は、昨日タケル様が黄泉瓜ランドに出発されてからというもの、当ギルドでは大変な騒ぎがいくつか生じておりまして……」
「大変な騒ぎですか?(心当たりは無きにしも非ず…あれか?)」
「はい。タケル様、実は昨日より所長の姿が無いんです。何か心当たりなどございませんでしょうか? 他にもあるんですけど。」
「所長…ジョニーさん…そういえば…(ホッ、とりあえずあれでは無いようです。)」
「おぅ、ジョニーか? ジョニーなら、母上の屋敷で地下の折檻部屋で床やら壁・天井の掃除をしておるようじゃったのぅ。ディープくんも一緒じゃったようじゃったなぁ。」


「――――やばい、すっかり忘れてた!」
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