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シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第五章 おっさんと愉快な仲間たち

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第五十一話 汚れちまった悲しみに

4月20日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
 朝は、いつも通りのラジオ体操から始まります。
 ラジオ体操にジョニーさんとディープ君さんの姿が無いのは、地下室の清掃がまだ終わっていないためでございます。一晩かけて犠牲となった疑似生命体コードネームG(ナミさんが造り出しました)の具体的な数はどうだったのか……どうかお察しください。

 ラジオ体操を終えると、黄泉瓜新聞の朝刊が待っていました。ご近所のゾンビさん向けに発行されているローカル新聞なんだそうですよ。やっぱり日付の間違いの無い新聞はいいですね。信用度が違います。新聞を斜め読みした後、ナミさん手作りの朝食が完成しました。これはこれは、どうもありがとうございます。
 まだ、ジョニーさんとディープ君さんの姿はありません。朝食を食べ終わったら、少しだけお手伝いに参加しましょう。それよりも、まずは朝食です。
 ご飯に、卵焼きとお味噌汁、鯵の干物に納豆、お漬物といった普通の和風テイストな朝食でございます。お漬物はメロンの糠漬け、おみそ汁の具にはズッキーニ、卵焼きには刻んだゴーヤが混入しているといった辺りは、充分に予測可能なご愛嬌。

「どうじゃ、お前さまよ。2次元ポケットのスキルはとれたのかや?(ウマウマ、うまうま)」
「はい。おかげさまで、手や心が痛かったり、一生モノのトラウマを抱えたりしましたが、どうにかスキルは獲得できました。」
「タケルさん、確かに2次元ポケットのスキルは付いていますけど、このままではまだまだ転移スキルには届きませんわ。いまタケルさんが所長を2次元化すれば、おそらく98%の確率で中身が飛び出して、失敗してしまいます。――――そこで、タケルさんさえよろしければ、このまま10年ほど、この私の屋敷に逗留いただいて、私の指導を受けるというプランをご提案するのですわ。」
「……いやぁ、そこまでのご迷惑をお掛けするわけにはまいりません。いまのところ、すぐ転移術が必要なわけではないので、――――そのうちということで、はい。」
「あら、そうなんですか? 残念ですわねぇ。(せっかくの獲物ですのに。)」
「ちみっ子さんや、例のオリジナルスキルなんだけど……」
「ほほぅ。早かったのぅ。もうアレ解放されたのかや? で、どうじゃったのじゃ?『る』じゃったかや? 『よ』じゃったのかや?(ずずズづぅー、ポリぽりぽり)」
「まだギルドカードを確認したってわけじゃないんですけどね、脳内アナウンスによるところでは、まことに遺憾ながら『よ』だったみたいです。」
「ほぅほぅ、そうじゃろうなぁ。『よ』じゃなかろうかとは思っておったのじゃ。さすが、わらわなのじゃ。わらわの勘がこんな美味しいネタを逃すはずなど無いのじゃ。――――タケルはまだギルドカードを確認しておらんのかや? どれ、わらわが確認してしんぜようかのぅ。(むちゃむちゃむちゃ。)」
「ちょっと待って下さいね。いま取り出してみますから。」

 俺はギルドカードを覚えたての2次元ポケットではなく、上着のポケットから取り出しました。さすがに大事なものを入れる気にはまだならないよね。

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   なまえ ヤマダタケルくん 35さい   種族 ホモ・サピ族
                       出身    ちきう
   冒険者らんく     初心者らんく
   れべる         1    +※  3  +1
   ちからのつよさ    15(80)+※ 15 +20
   すばやさ        6(50)+※ 22 +20
   ぼうぎょりょく    65    +※200+150
   かしこさ       92    +※  0  +2
   HP         12(88)+※188 +20
   MP         39    +※165 +20
   所有スキル      ボケ    Lv2
              突っ込み  Lv2
              ボケ殺し  Lv1
              2次元ポケット        ← new!
              スキル自動発動(ON←OFF) ← new!
   オリジナルスキル   くさなぎの○よぽん Lv1  ← new!
              (股間限定完全防御システム)
              (スキル自動発動設定中)
              ※※※※※※※※※
   称号         オタク三段    
              美少女神の相方&パパ     ← new!
              スパえモン師匠の弟子     ← new!
              熟女神のターゲット      ← new!
              スサオが憧れる男       ← new!

   ※モンスター討伐によりステータスにポイントが付加されております。
   ※危険Lv5の攻撃防御に成功。ステータスにポイントが付加されております。
    これらの数字は毎週月曜日に合計されます。

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「ほッほぅ、お前さまよ、またステータスポイントが上がっておるのぅ。さすがなのじゃ。ふむふむ、草刈りのご褒美にしては、なかなかに良さそうなスキルなのじゃな。早速使ってみるかや?(ごっくん。ウマウマ)」
「あぁ、それ、もう使ってみました。」
「そうなのかや? ――――つまらんのぅ。で、どうじゃ? 使ってみての感想は?(づずずー、ゴクリ)」
「なぜでしょうか、このスキルを使用するとほぼ全裸状態になってしまいました。」
「うむうむ。さもありなん。なにせのぅ、アレじゃからのぅ。(むちゃムチャむちゃ)」
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