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シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第五章 おっさんと愉快な仲間たち

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第三十五話 うどんぱーちぃ

4月18日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
「タッケルぅ、そろそろ、うどん食べごろじゃっと、わらわ、思うんじゃがのぅ。」
「そうですね、俺も外で駆けずり回ってたんで、すっかりお腹がすきましたよ。もうぺこぺこで。」
「ほぅ、お前さまよ、お腹がすいておるようなら、うどんまでの間、これを食すが良いのじゃ。」

 あー、そう言えばありましたよねぇ、うまうま棒。
 2本は多すぎますよ。1本返しますね。えっ返せないの?
 チッチさん、コレいらない?

「チッチよ、チッチも一緒にうどん喰わぬかや?」
「私もいただいてよろしいんでしょうか?」
「うむ。良いのじゃ。でな、皆で食すゆえ、パーティブースを借りるのじゃ。」

 冒険者ギルドにはパーティブースもあるそうです。
 そうゆうものなんだそうですよ。余所は余所、うちはうち。
 ちみっ子さんはパーティブースとやらに向かっていらっしゃる。
 俺はその後ろを付いて逝っております。
 これこれ、ちみっ子さんや、その両手にお持ちのマイクは必要ですか?
 俺の両手のうまうま棒は不要ですが。

「実はな、もうタケルが帰ってくるまでの間に準備は終わっておるのじゃ。スパモンのヤツめが()かすものでなぁ。まのうに所長室で茹で上げてもらっておるのじゃ。もうすぐ運んでくるじゃろ。」

 パーティブースの中ではスパモン&ディープ君さんがエアーホッケーの真っ最中ですた。ジョニーさんはお2人の試合の審判をされています。
 ディープ君さん、その可愛らしい外見に似合わず、なかなかにえぐい攻撃をなさいますね。スパモンさん、パックを空中に浮かせるのは反則ですよ。たぶん、ダメなんじゃないかと思います。

 パゲさんとカネッチさんはカラオケでデュエット中ですた。
 お2人で抱き合ってらっしゃいます。パゲさん、そっちもイケたんだ。どうぞお幸せに。
 そうだっ、パゲさんとカネッチさんに、一本ずつプレゼントあげるね。
 ――――はい、どうぞ。これ、ちみっ子からですよ。はい。渡しておくように言われたような気がします。

 スジャータさん、お肩凝ってないですか? 肩お揉みしましょうか。
 揉み揉みしませんか。さぞかし、凝ってらっしゃるんじゃないですか?
 あれ? 要らない? 俺上手ですヨ。要らない? ホントに? 遠慮要りませんよー。

 風呂の人は来てないんですね。営業中だし、しょうがないよね。
 後で持って行ってあげましょうかね。

 ちみっ子さんはマイクテスト中。
 もういいんじゃないの? テステス、テステス、うるさいんだけど。

 俺なんかすることある?
 ジョニーさーん、オレ審判変わりましょうか?
 えっ? ミルク? ありがとうございます。ごちそうになります。
 これ、さっぱりしてますね。すごく飲みやすいです。

 まのうさんが茹で上げたうどんを持って来られたようですよ。スパモンさんたちが、それぞれ食器を持って、まのうさんの前に並びはじめます。どこで用意してきたんだか、机の上には、かき揚げ、生卵、ちくわ揚げ、刻み葱、おにぎり、天かす、わかめ、出汁、生醤油等など並びます。
 ほぅ、うどん県風セルフサービスですか? 最近流行ってますよね。もしや例のお方が…

「みんな、今日はわらわのパーティに集まってくれてありがとー。」

 ちみっ子さん、マイクでしゃべってます。
 パチパチパチパチ。

 チッチさん、受付誰かいなくて大丈夫?
 なんなら俺、いようか? 平気? 役に立ちそうもない? 
 なるほどなるほど、そう言えば、そうですよね。

「これがな、さっきわらわたちが作ったうどんなのじゃ。みんなの分も作ったからのぅ。ココロゆくまで食べるがよいのじゃ。食べ方は自由なのじゃ。色々用意したからのぅ、好きに食べるがよいのじゃ。おかわりも自由なのじゃ。何杯でも食うが良い。足らぬものがあればな、わらわが2次元ポケットから出すでのぅ。遠慮なく言うがよい。今日は無礼講なのじゃ。どうじゃ、パゲよ、デスソース要らんかや? 遠慮せんで良いのじゃ。わらわが、手ずからうどんの上に掛けてしんぜようぞ。ほれ、――――良し。うむ。これで良いのじゃ。うまうまなのじゃ。」

 振り回しているのがサドンデスソースじゃなく、ただのデスソースなのは、ちみっ子ならではの心遣いなのでしょう。

「では、まのうよ、みんなに順次うどんを入れてやるのじゃ。全員に配り終わったら、そなたも食べてよいぞ。」

 うどん大会がスタートしますた。

 俺はうどんを生醤油と生卵でさっさと2杯食べちゃいました。自分で作った茹でたてのうどんは格別うまいのです。

 ちみっ子がデスソースのボトルを持って廻っているようですが、もう俺は食べちゃいましたよ。からっぽの食器は返しました。なので俺のうどんには入れなくていいです。だから、入れなくていいんですって。新しい食器を用意した? 腹が減ってたらまだ食べられるだろうって? そりゃ、入りますけど、洗い物が増えちゃいますよ。迷惑ですヨ。はぁ、しょうがないですね。そういえば、お風呂の人に差し入れするんでしたっけ。ちょっと失礼して差し入れに行ってきますね。

 あれ? 誰か忘れてね?
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