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シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第四章 おっさんの冒険

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第三十話 ○○先輩

当小説を読んで、アレこれ面白いかもしれないなぁと思ってしまったあなた。学校の友達や会社の同僚、先輩後輩、近所の猫にお勧めしましょう。

4月17日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
「(コンコン、ガチャリコ)タケル様、ハスターさまがお戻りになられました。こちらへご案内してもよろしいで――――まのうさん、あなたねぇ、こちらで何をしていらっしゃるのかしら? 昨日は大目に見ましたけどね、今日という今日は許しませんわよ。」

「オヒルネ様が是非にとおっしゃるもので…」
「わらわ、そんなこと、ちぃっとも言うておらんのじゃけど。」
「そんなぁー、オヒルネ様は私がどうなってもいいんですかぁ?」
「いいんじゃ。わらわにはタッケルがおるもの。」
「この裏切り者ぅ――――」
「しょ、所長は私のこと(かば)ってくださいますよね。」

 ジョニーさんは缶詰もってチッチさんの前で、うろちょろしてますが?
 いま食べます? わかりました。蓋あけましょうね。
 はい、パッカーン お皿に出しますね。さぁどうぞ召し上げれ。

「あなたにはトイレ掃除の罰を命じます。全フロアのトイレ掃除を今から2時間以内で終わらせなさい。」
「えぇーっ、そんなぁ。」
「嫌ならば、別にいいんですのよ。それならそれで、私にも考えがありますので。(何処か新しい支部を作って栄転を装えばいいわよね。南極支部とかどうかしら。幸い昭和基地なら日本の管轄ですし…そのまま居なくなってもらえば――――)」
「――――わかりました。掃除してきます。」
「(あらっ、残念。)わかれば良いのです。」
「逝ってらっしゃーい、なのじゃ。」
「それでは、皆様。こちらにハスターさまをご案内いたしますので、これより直ちに片づけをお願いいたしますね。只今より1分後にお連れします、では失礼します。」
「ちみっ子さんや、今こそ2次元ポケットの活躍の時です。この辺のモノ全部、あれに仕舞っちゃってください。――――やっておしまいなさい!」
「うむ。承知したのじゃ。ポイポイポイポポ――――」
「それ以上はダメです。危険が危ないので。地雷はダメぜったい。」
「そうかや? いけずじゃのぅ。ふむ。終わったぞよ。」
「あれ? ディープ君さんとジョニーさんはどちらへ?」
「さぁの~。わらわ、この辺にあったもの全部まとめて片づけたから、ポケットの中かもしれんのぅ。」
「出してあげてくださいよッ。」
「もう、あまり時間無いようなのじゃぞ。クライアントが来てしまうのじゃ。ディープ君とジョニーにはすまんが、ちょっとだけガマンしてもらおうぞ。」
「2次元ポケットの中って生き物収納しちゃっても大丈夫なんですか?」
「さぁどうじゃろうのぅ。まぁ、ジョニーは大丈夫じゃな。ディープ君もあれで結構不死身に近い体質じゃから、イケると思うんじゃがのぅ。」
「(コンコン)失礼します。ハスターさま、どうぞ中へお入りください。ハスターさま、こちら私どもの社長でございます。隣りにおりますは、私どもギルド所属のタケルと申します。いま、お茶を持ってまいりますので、こちらにお座り下さい。」

 入ってきたのは、わりと普通の5~6歳くらいの男の子?
 ハスターさんって気性が激しいんだっけ? (かん)(むし)が強いってヤツ?

「わらわが、株式会社惑星侵略の社長なのじゃ。社員一同からはオヒルネ様なんぞと呼ばれておるわ。ハスターとやら、よろしくなのじゃ。でな、こっちにおるのが、わらわのおもちゃのタッケルじゃ。」
「僕、ハスターと言います。ルルイエから来ました。この度は、僕の依頼を受けていただいて、ありがとうございます。」
「俺、ヤマダタケルと言います。初めまして、よろしくお願いします。」
「さっそくなのじゃがの、依頼は2つの対になるカッコいい日本語で良いのじゃったな。」
「はい。それです。」
「刺青用ということなので、短めの言葉を選んだのじゃが、――――もちろん、この男がじゃ。それで良かったかの?」
「はい。構いません。」
「お前さまは、知っておるかどうかわからぬのじゃが、日本語には漢字とひら仮名、それにカタカナがあってのぅ。漢字というのは中国の文字を輸入したものじゃ。(他にもローマ字などというものもあるのじゃが、アレは西欧からの借りものじゃ)また、カタカナにしろ、ひら仮名にしろそのベースは漢字なのじゃ。漢字を使ったのでは、中国語になってしまうでのぅ。漢字は外したのじゃ。――――この男がな。それでのぅ、残るはひら仮名とカタカナなんじゃが、どちらかといえばひら仮名のほうが(みやび)な文字じゃによって、今回の依頼はひら仮名でどうじゃろうかと思うたのじゃ。――――思うたのは、この男な。それでな、ひら仮名のことばを、考えて来たのじゃが、――――考えたのはこの男じゃ。どうじゃろうのぅ。それでかまわぬかや?」
「はい。それで構わないです。」
「うむ。この男は人見知りじゃによってな、わらわから伝えさせてもらうがよいかや? ではいくぞ。まずひとつ目の言葉はこれじゃ。
 ――――『やらないか』」
「(ぶフッ、おい、)」
「それはどういう意味の言葉なのでしょうか?」
「これはな、男がな、相手のことをいい男じゃと認めた時にこそ、掛ける言葉なのじゃ。男が男に掛ける言葉じゃ。選ばれた男同志の魂の響きあう言葉なのじゃ。」
「すごいです。気に入りました。では、もう1つお願いします。」
「うむ。気に入ってもらえたようじゃの。次の言葉なのじゃ。よいかや? いくぞ。
 ――――『おかのした』」
「(おい、こら、)」
「それは、どういった言葉なのでしょう。」
「こちらはな、正しき意味のある言葉ではないのじゃが、ある有名な空手家の男が発した言葉でのぅ、やはり男同士の魂の触れ合う言葉なのじゃ。強いて言えば『了解した』という意味かのう? 間髪を入れずに、相手に従うというイメージかのぅ。」
「ありがとうございます。感動しました。なんてカッコいい言葉なんだ。(やらないか! おかのした! やらないか! おかのした!)」
「ほぅ、気に入ってもらえたようじゃのぅ。」
「はい。この言葉、僕の腕に刻み込みたいと思います。タケルさん、本当にありがとうございました。」
「うむ、彫るが良いのじゃ。(掘られるかもなぁ。)」

「(コンコン)失礼します。お茶を持ってまいりました。」
「おぉ、チッチ。いまタケルの受けた依頼が完了したところじゃ。」
「ハスターさま、では、タケル様の考えてこられた言葉にご納得頂けましたでしょうか?」
「はい。僕の望んでいたカッコいい、素晴らしく男らしい言葉を考えていただきました。」
「それは、よろしゅうございました。
 ――――では、依頼完了ということで、お預かりしてしていた報酬はタケル様にお支払いさせていただきますね。」
「うん。ありがとう。」


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