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シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第四章 おっさんの冒険

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第二十八話 うえすたん

4月17日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
「ウキャー、ウヒャヒャ、バヒューン、ウッヒャー、ヒャヒャヒャ、バヒューン、バヒューン……うっわぁー、やられたぁー。
 あっ、しもうた、忘れておったのじゃ。なので、やりなおしじゃ。すまぬが、もういっぺん、たのむのじゃ。うむ。そうじゃ。わらわがな、こうバヒュンバヒュンで、こっちにな、うむ、そうじゃ。そのタイミングでじゃ。よろしくたのむ。ではいくぞ。よーい、スタートなのじゃ。
 バヒューン、バヒューン、(よし、いまじゃ。)――(よし)ナンジャ、コリャア……」

 ちみっ子、大暴れ。
 なお、フリフリではなく、ちみっ子inカウボーイスタイルでございます。ある意味フリフリ?
 ゴンザレスさんともう1人のおねえ? の方を巻き込んでの西部劇ごっこが始まって、かれこれすでにもう小1時間。
 実は俺も巻き込まれてるんですけどね。
 ゴンザレスさんは悪行を重ねるボスで、店員おねえさんは手下A、ちみっ子は流れ者の用心棒です。
 俺? 俺はボスに襲われそうになっている保安官代理だそうです。
 いちおう、ヒロイン? なんだとか。男役なんですけどね? オオムネ、正解。

「ウッキャー、楽しいのぅ、楽しいのぅ。タケルよ、すまんが、わらわ、わがまま言うてもええかのぅ。あのな、わらわな、この服がどうしても欲しいのじゃ。すまぬが、この服買うてもらうわけにはいかんかのぅ。」
「んー、…まぁ、こうゆうのもありですかねぇ。うんうん、これはこれでいいんじゃないかな。うん、頂いていきましょう。」
「あっらぁ、まいどぉ、お買い上げぇ。お嬢ちゃん、このまま着ていくぅ? それとも元の服に着替えるぅ?」
「なぁ、わらわ、このまま、この服を着ていってもいいのかや?」
「いいんじゃないかしらん? ねぇ、お兄さんっ、どうかしら? お嬢ちゃん、いま、すっごくキュートだと思わなぁいっ?」
「ありだと思います。」
「そぅよねぇ。じゃ、お嬢ちゃんは、このまま、着て帰るってことでいいのかしらん?」
「おぉっ、いいのかや。ならば、わらわ、このままが良いのじゃ。ウヒャヒャヒャヒャヒャー。バヒューン、バヒューン、バヒューン。」
「(うっわー、やられちゃったぁ。――バタリンコ)じゃ、お嬢ちゃんが着てた服はこの袋に入れておくわねぇ、はい。」
「ゴンザレスさん、ありがとうございます。さっきお借りした衣装(保安官代理)お返ししますね。――更衣室お借りします。」
「あっらぁ、この服あなたにすっごく似合ってるわよねぇ。アタシたちの出会いの記念に差し上げちゃおうかしら。そうよねぇ。うん、あげちゃう。だからねぇ、もし気に入ってくれたら、今度、新しいのつくりに来てねぇ。サービスしちゃうんだからぁ。なんだったらアタシもあげちゃうわん。」
「いや、そんなお高いモノをただで頂くわけには――」
「いいのよん、その服、アタシのお古だから。」
「……」
「結構いい素材使ってるのよぅ。貴重なのぅ。最近、胸周りとか、サイズが合わなくなっちゃったからぁ、(オッパイ(=胸筋)おっきくなっちゃってぇ)処分するつもりだったのよぅ。でもねぇ、まだ着られるでしょ? 捨てるのももったいないしぃ、あなたが着てくれたらいいなって、アタシ、思うのぅ。」
「はぁ、ゴンザレスさんの(お古?)」
「なぁ、タッケルぅ、わらわたち、おっ(そろ)じゃのぅ。ペアルックなのじゃ。オッソロ、オッソロ……」

 ペアルック?
 まぁ、確かに。似通った服装ですねぇ。悪くないような気もします。

「ねぇ、着てくれるかしらぁ?」
「本当にタダで頂いちゃって、いいんでしょうか。」
「いいのよぉぅ。だって、着てもらえないと、捨てるしかないんですものぉ」
「わかりました。ゴンザレスさんの好意に甘えさせていただきます。ありがとうございます。」
「そんなに(かしこ)まらないでちょうだいね。それと、アタシのこと、ゴンザって呼んでくれていいのよ。じゃ、あなたの着てた服も一緒に、さっきの袋にしまっておくわぁん。だから、それ、そのまま着て帰ってちょうだいね。」
「すみません。ありがとうございます。」
「いいのよ~ん、お嬢ちゃんと遊べて、アタシたち、とっても楽しかったんですもの。」
「うむ。楽しかったのじゃ。ゴンザよ、また一緒に遊ぼうぞ。」
「はぁい、また遊びましょうね。お兄さん、またのお腰をお待ちしてるわ~(お腰ふりふり~)。」
「――はぁ、そのうちに、また寄らせてもらいます。ありがとうございました。」
「「股のお腰を~(お腰ふりふり~)」」


 ▽タケルは革の上下服(ゴンザ汁付き)を手に入れた!


「のぅ、タッケルぅ、わらわ、この格好をチッチたちに見せに行きたいと思うんじゃが、どうじゃろうのう。一緒に行ってもらえぬかや?」
「いいですよ。行きましょうね。ただ、もう1つの依頼の件がまだ片付いていないんですよ。」
「ん? あれは、もう考えてあるのじゃ。わらわにまかせておけば問題なしなのじゃ。ウヒャヒャヒャヒャ―なのじゃ。」
「そうですか? なら、一応ギルドへの報告前に聞いておきたいのですがね。」
「んー、それはのぅ、…内緒なのじゃ。わらわにまかせておくのじゃ。うぷぷぷp…」
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