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シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第三章 ギルドとおっさん

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第十五話 高額報酬

4月16日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
「さて、次は屋上かのぅ。お前さまよ、宗派はなんぞあるのかや?」
「いえ、宗教はちょっと。実家は浄○真宗らしいですけどね、教義は親父も知らないみたいですし、当然俺も知らないですね。無宗教とカテゴライズしていただいて構いません。」

 話をしているうちに、屋上到着です。

「ふむ、クリスマスも祝えば、初詣もするという典型的な現代日本人ということじゃな。」
「そうですね、世界的には珍しいみたいなこと聞きますね。」
「まぁ、よいわ。ここの礼拝所はの、そんな日本人にもピッタリなのじゃ。どこの宗派にも対応しておるし、1年のうち11ヶ月なのじゃが、どこの神であっても呼び出せるのじゃ。日本の神だけじゃないぞ。頭にプラスチックのざるをかぶれば、スパゲティモンスター召喚もおkなのじゃ。お前さまも、やってみるかや?」
「――惹かれますけど、すごく惹かれますけど、ヤメトキマス。」
「そうか、もったいないのぅ。あやつ、話が通じないから面白いんじゃがのぅ。あやつの頭のスパゲティにな、サドンデスソースとパルメザンチーズをな、どばーって振りかけると結構美味いんじゃけどなぁ。(久しぶりじゃから、食べたかったのになぁ。)
 ここ、本当はな、巫女としての専属のスタッフがおるんじゃけどな、さっき所長室で寝てたタワケがおったじゃろ。あいつなんじゃけど。ゆうべ、なんぞあったようでのぅ、お疲れみたいなんじゃよ。『時空神乎完治(じくうしんをかんち)』やら、『神略社千雌(しんりゃくしゃせんめす)』みたいなことを寝言で云うておったんじゃが、ようわからぬわ。」

 よくわかりませんけど、すごく大事なことのように思われますが?

「スパゲティも食べられぬようじゃから、ギルドへ帰るかのぅ。ほれ、移動するぞ。」
「…はい。(ぺたっ)」
「チッチー、たっだいまぁ~なのじゃー。観光案内終わったのじゃ。」
「お帰りなさいませ、オヒルネノミコト様。楽しかったご様子ですね。お連れ様のカードができておりますよ。」
「おぉ、出来たかのぅ。お前さまよ、このギルドカードはな、お約束ランクシステムがあってのぅ。このお前さまのカードはな、ホワイトカードなのじゃ。ホワイトカードから順にな、シルバーカード、ゴールドカード、プラチナカード、ブラックカードなのじゃ。ホワイトカードはな、初心者用なのじゃ。シルバーカードで中級者、ゴールドカードで上級者、プラチナカードで超越者、ブラックカードは名誉職専用なのじゃ。ちな、わらわブラックカードなのじゃ。」

 ちみっ子は、またどこからか自分のカードを取り出して見せてきました。
 あぁ黒い黒い、黒いねー。

「でな、ギルドの仕事いっぱいしたらな、出世するのじゃ。出世したらカードの色が進化するのじゃ。金もいっぱい稼げるのじゃ。」
「タケル様、――――タケル様とお呼びしてもよろしいですよね。」
「はい。いいですよ。チッチさん。」
「ギルドでご紹介できる仕事なのですが、表に出せないようなものもありますので、掲示板に張り出すようなことはしておりません。今後は、ワタクシから冒険者の方の適正に合ったお仕事を直接、紹介させて頂くことになります。依頼を受けたのに、納期までにこなせなかった場合、シルバーカード以上の方にはペナルティが生じますが、ホワイトカードのタケル様には今のところ、ペナルティは生じません。冒険者の方には毎週1件以上の依頼受託のノルマがございます。ノルマ未達成の方には最低保障日当は適用されません。早速なのですが、いくつかピックアップしてありますのでご紹介してもよろしいでしょうか。」
「はい、お願いします。」
「まず、こちらのご依頼はM78星雲からの地球侵略先遣隊コモン族の吉田貴志(よしだたかし)さまよりお受けしたものです。」
「……」
「ウ○トラ兄弟のソフビ人形(セブン希望)及び超合金のマジ○ガ―を買ってきて欲しいそうです。」
「お使いクエストですか?」
「コモン族の皆様は地球では大変目立ちますので、外出は控えておられます。それゆえ、こういった依頼が入ってくるのですよ。報酬のほうは2万円(経費別)と若干低めではございますが、いかがでしょう。」
「はい、よろこんで~」
「ありがとうございます。納期は1週間以内ということでお願いします。」
「続きまして、海底都市ルルイエ出身のハスターさまよりお受けしたご依頼です。かっこいい日本語の刺青を両腕に彫りたいので、2つの対になる言葉を考えて欲しいというモノでございます。ハスターさまは、大変ご気性の激しい方ですので、くれぐれも失礼のないようなお言葉をお願いいたします。こちらの報酬は8万円となっております。お受けいただけますでしょうか?」
「はい、よろこんで~」
「ありがとうございます。こちらも納期は1週間以内ということでよろしいでしょうか?」
「承知しました~。」
「あらっ、お兄様からの依頼書が紛れ込んでいますわ。いつの間に? えぇっと、報酬は5万円で、依頼内容は一緒に食事を摂ることだそうです。初心者対象のサービス依頼のようですわね。期限はとくに無いようです。いつでも構わない無期限依頼ですね。これもお受けいただけますよね。」
「お断りします。」
「あらッ、残念ですわね。食事だけで5万円ですのに。」
「固くお断りしますDEATH。断固拒否DEATH。」
「そうですかぁ。残念です。ご紹介したいお仕事はまだ1つございまして。この依頼はワタクシ共、社員一同からのものになります。タケル様への指名依頼となりますが、報酬のほうは弾ませていただきますので、是非お受けいただきたいのです。期間は1年間、経費込ですが、毎月100万円の報酬をお出しします。経費が100万円を超えた場合のみ、追加経費をお支払いいたします。お受けいただけますでしょうか?」
「はい、よろこんで~」
「ありがとうございます。依頼の内容ですが、家庭教師となっております。オヒルネノミコト様を1年間お預かり頂きまして――」
「「はッ?」」
「ですからタケル様にオヒルネノミコト様を1年間お預けしますので家庭教師をしていただきます。(しつけ)を付けていただければ良いのです。よろしくお願いしますね。」

「わらわ、そんなハナシ聞いてないぞよ。」
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