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シュレディンガーのぬっこ 作者:Pー龍

第三章 ギルドとおっさん

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第九話 猫とアロワナ

4月16日改稿 改稿後は縦書きビューワー推奨ですが、横書きで見たところで問題は無いはず。スマホは相変わらず見づらいかもしれません。
『だが、断る』

 と言いたいところなんですが、どうしましょうか、コレ?

 今のトコロ、まだ働く気がないのだと伝えるのはナシなんだろうなぁ。
 失業保険満額もらうつもりだなんて言えないよなー。
 イエナイヲ、ゼェッタイぃ~

 幼女の教育上よろしくないことのような気がしますん。
 あっという間に、幼女に連れて来られちゃいました。株式会社なんちゃらの営業所?
 瞬間移動? あれ? いつの間に?

 入り口に看板みたいなモノがありますね。えぇっと……
《 (V)o¥o(V)Д☆↓шИ(o|o)фш∥乁(˙ω˙乁)∞(´・∀・`)♡ヽ(゜∀゜)(>_<)(・.・;) 》

「(バルタ○星人とウルトラ系の人が地上に降りてきて人々が右往左往? でしょうか?)」
「うむ、当たらずとも唐辛子じゃな。まぁだいたいはそんな感じなのじゃ。右往左往しとるのは、人々ではなく、神々じゃがの。あと、バル○ン星人ではなく、パルたん聖人なのじゃ。パルたんはな、遠い国のすっごい偉い聖職者なのじゃ。それから、ウルトラ系の人でもなくての、コモン系の人なのじゃ。現地のわりと普通の庶民たちなのじゃ。気のいい奴らなのじゃ。ほれ、こっちじゃぞ。おーい、おひとり様ゴアンナーイなぁのじゃー。案内いたすのじゃ。」

 ぐいぐい俺の手を引っ張って受付に向かって大声で叫んでいるところでございます。
 どうして、こう幼児の声って無駄に大きいんでしょうかね。耳が遠くなったじいじ&ばあばの声が大きいのはわかるんですけど。
 あと、ちびっこに手を引っ張られるのって体が地面方向に斜めに引っ張られるのでとても歩きにくいです。
 こら、そこ、体重かけて引っ張るんじゃない。

「あら、オヒルネノミコト様じゃありませんか。おはようございます。ようこそ、ギルドへ。本日はどういった御用向きでございましょう。」
「うむ、おはようなのじゃ。今日はな、ジョニーのヤツにな、土下座を一発かましに来たのじゃ。アヤツ、おるかのぅ?」
「はい。所長は先程、朝のおトイ……お散歩から戻られました。今でしたら所長室に在室しているはずです。ご案内いたしましょうか?」
「案内は無用じゃ。あと、連れもおるんじゃがの。ジョニーのトコロに連れて行っても良いかのぅ。せきゅりてぃとかで、あとで問題にならんかのぅ。」
「大丈夫ですよ。――ただ、もしあとで何か問題があった場合には、ミコト様の責任ということでお願いしますね。」
「しょうがないのぅ、わかった、承知じゃ。オリンピック招致委員会なのじゃ。わらわの責任で連れてゆくのじゃ。」

 色々と情報がインプットされました。
 ジョニーさんは所長だそうです。人事課長じゃなかったっけ? 
 幼女の名前はオヒルネノミコト? 『御昼寝尊』とでも書くのか?
 あと、受付のおねいさんは壁に描かれてたお局様でし。新人OLはどこでつか?
 あとそれから、……バインバインさんは?
 禿のおじさんやランニング姿のおじさんには興味ありません。
 いま、幼女が腕をつかんでいるせいで、半径20㎝くらいしか行動の自由がありません。
 だから探しに行けないじゃないか。
 クヤシイです(若干顔を四角にして表現しましょう)。

 受付前のデスクに『ご自由にお取りください』と書かれたアメニティグッズ類がありました。その中に、半魚人(グロ80%)のキャラクタープリントされたメモ用紙があったので、2冊頂いてみました。面接のときに役に立ちそうだね。面接受けられるかわかんないんだけども。デフォルメされた猫の絵のついたボールペンもあったので1本だけ頂きました。
 ボールペン、帰りにもう何本かもらっとこうね。

「ほれ、お前さまよ、こっちなのじゃ。」

 幼女は俺を所長室らしきところまで連行し、ノック無用で扉を開けまする。

「たのもぅ!」

 相変わらず声でかすぎ。音量調節スイッチが壊れてますよ。
 幼女の後ろから見る所長室の中は素晴らしく豪華です。
 シャンデリアだよ。プラスチックやアクリルじゃないよ。ガラスだよ。
 人の身長くらいの高さの壺があるよ。2つセットだよ。こうゆう壺って一体何の利用法があるのでしょうか? 忍者が隠れるため?
 壁には良さげな絵画がいっぱいですが、価値はまったくわかりませんねんはミレニアム。
 カーペットすげー、真っ白だよ。純白だ。汚しちゃったらどうしよう。
 って言うか、土足だから絶対汚れるんだけどいいのでせうか?
 ソファもフカフカなんだろうね。気持ちよさそうに寝ている人がいますよ。
 あれ? あなた、新人OLさんですよね。そりゃお局様に怒られるわけですわ。
 所長用と思われるデスクは、これって黒檀ですか? おいくら万円なんでしょうね。さぞかし…
 壁際のおしゃれな猫足キャビネットの上にはでっかい水槽が置かれています。特注サイズでしょうね。
 中にいるのはメートル級のアロワナと猫? 
 あれ昨日の猫さんですよね? 

 あれって、ひょっとして溺れてませんか?
 …………………………
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