ブックリスト登録機能を使うには ログインユーザー登録が必要です。
  時と偽り 作者:鈴音
タイムリミットは・・・
朝、昨日大きな事があったがコナンと哀は普段通り学校へ行った。
1時間目の算数が始まるとコナンはボーっと窓の外を見ていた。
「灰原さん起きて。呼ばれてるよ」歩美ちゃんの声が聞こえた。
哀は珍しく寝ていたのだった。
「珍しいじゃねーか。オメーが寝てるなんて」
「昨日あんな事があれば眠れる方がおかしいと思うけど?」
その日一日中灰原は眠そうだった。



そして学校からの帰り道いつものメンバーで通りを歩いている。
サッカーの話、仮面ヤイバーの話、新しいゲームの話、いろいろ話したあとで光彦がこう言った。
「どうしたんですかコナンくんも灰原さんも今日の朝からおかしいですよ。」
光彦の鋭い指摘にコナンは一瞬動揺したがすぐに何も無かったかのように
「そうか?昨日少し寝不足だったからか?」
なんとかごまかした。
「じゃあね。灰原さんコナンくん!」
「じゃあな。」
「さようなら。今日はよく寝るんですよ!」
いつもの曲がり角で分かれてコナンと哀だけになった。



「今回の事服部に言ったらどうかと思うんだけどどうだ?あいつなら頼りになるし。」
「いいんじゃない。彼なら本当に重要な事はもらさないだろうし。」
「じゃあ決まりだな。今日連絡して明日にでも来てもらうようにするよ。」
そんな事を話しているとき目の前に黒い車が停まっているのに気がついた。
その車はポルシェ356Aだった。そして向こうから歩いてくるのは
「ジン・・ウオッカ・・」哀がつぶやいた。
ジンとウオッカは向こうから話しながらやってくる。
「もうそろそろですね。兄貴」
「ああ。あと一ヶ月で『ソチセラミイ』も完成だからな。だがウオッカあまり外で大声を出すなよFBIが嗅ぎまわっているらしいからな・・。」
「へい。わかりました。兄貴」
そういってポルシェに乗っていってしまった。
時間がなく二人には車に細工する余裕はなかった。



哀は絶望したような声を出していった。
「ああ・・あと一ヶ月もう止められないの・・。」
そういったあと何かを決意したかのような顔をしていった。
「工藤くん。明日は土曜日よね。朝6時に来てくれない。」
そういって灰原は阿笠邸に歩いていった。
コナンは家に帰り早速大阪に電話をかけた。
「なあ服部。明日からしばらくこっちへ来てくれないか。組織について事が動き出したんだ・・。」
「ああ。そういう事ならなんぼでも協力するで!明日8時ごろ阿笠っちゅうじいさんのところへ行くからな!」
コナンは電話のあとリフティングをしながら『ソチセラミイ』について考えを巡らせていた。そしてこれまでの出来事も。
ふいにコナンの動きが止まる。ボールが床に転がる。
「そういう事だったのか」一人つぶやく。
そしてソファーに寝転がり推理小説を読みはじめた。
明日からの未来を知り、今を実感しておくかのように。
作者より
今回は暗号を作りました。
けれども今回の暗号は本当に簡単です。
ただしこの暗号にボスを突き止める上での手がかりが見えてきます。
もし解ったらどうぞ掲示板へ書いてみてください。
ヒントはこの暗号はボスが作ったです。(組織はボスが絶対なので)
一度挑戦みたいな事がやりたかった鈴音でした。


+注意+
・特に記載なき場合、掲載されている小説はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
・特に記載なき場合、掲載されている小説の著作権は作者にあります(一部作品除く)
・作者以外の方による小説の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この小説はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この小説はケータイ対応です。ケータイかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。
小説の読了時間は毎分500文字を読むと想定した場合の時間です。目安にして下さい。