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  時と偽り 作者:鈴音
接触
「朝は時間がなくて話せなかったけどここからが重要な話なの。」哀は言った。
ここは米花町2丁目22番地阿笠博士の家である。コナンと哀は朝の続きを話していた。
「実は明日午後12時米花埠頭でFBIから情報をもらえるの。もちろん。14倉庫の前に封筒
を置くのを手に入れるだけなんだけど。」
「オレも行くぜ。何があるかわからないからな・・・。」
「あんまり無茶をするでないぞ。シンイチも哀くんも。」
阿笠博士は不安そうだ。
「大丈夫さ!オレがついてるから博士は心配しないでパソコンの準備でもして待っててくれ!」
そして運命の日を迎える事となる。



阿笠邸午後10時コナンが探偵グッズのメンテナンスをしているころ、
哀はFBIと最後の連絡をとっていた。
「今日は決行よね・・。」
「ああ。こちらからの情報はそっちの情報と交換だ。次の情報を送ったらこっちも最新をやる。」
「わかったわ。この『取引き』の方法で決まりね・・。」
「『取引き』か・・・。ハハハッなかなか面白い事を言う・・次の電話を楽しみにしている。」
午後11時米花埠頭まで二人は歩き出した。
二人とも一言も話さなかった・・。


米花埠頭14倉庫の前に到着したのは12時5分のことだった。
「あったわ!」哀が掲げたのは茶色い封筒。
中に入っていたのはMOが一枚とパソコンで書かれた手紙だった。
「・・・・」
「工藤くん?」
「もう接触は終わったんだ。早く帰ってMOと手紙を読もうぜ。」
「そうね。」
阿笠邸まで戻る二人だがコナンは違和感を覚えていた・・。





午前1時阿笠邸。博士、コナン、哀はパソコンの画面を見つめていた。
MOに入っていたデータはアメリカの研究所から盗まれたデータのコピーであると
手紙には書かれていた。
「これも組織の仕業だったのか。」コナンはつぶやいた。
「また一歩悲劇への階段を上ったのね・・。」哀のつぶやきにコナンは素早く反応した。
「前も悲劇って言ったよな。そろそろその意味を教えてくれねーか。」
しばらく長い沈黙がその場を支配した。










そして哀は決心したかのように口を開いた。
「そうね。前に話さなかった事話しておこうかしら。いつか話さなければならない事だし。
組織の目的を話そうかしら・・。」


そういって哀は話しはじめた。
その内容は想像をはるかに超える内容だった。


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