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女友達

作者: ルシア

 わたしには小学校の頃、中森サトリちゃんという女の子と、林カリンちゃんという女の子の友達がいた。三人はいつも、何をするのも一緒だった。登下校も、プールへいくのも、休み時間にゴム跳びをするのも、何もかも。

 あたしの家はミソサザイ公園という小さな公園のそばにあり、カリンちゃんの家はすぐ隣だった。学校までは歩いて十分くらいの距離で、サトリちゃんの家はちょうど、学校とあたしとカリンちゃんちの中間くらいにあった(つまり、歩いて五分くらいの距離のところ)。それで、まずあたりがカリンちゃんを迎えにいって、次にふたりでサトリちゃんの家へいった。

 登下校の会話はいつも、小学生らしい、実に他愛のないものだった。二組のなんとか君が格好いいとか、うちの担任はロリコンだとか、××君のそばへいくといつも醤油ラーメンの匂いがするのは何故だろう……などなど。

 サトリちゃんは長い髪をいつも、とても器用にまとめていて、オシャレに余念のない子だった。カリンちゃんはちょっとぽっちゃりしてるけど、優しいお母さんみたいな馴染みやすい雰囲気のある子だった。そしてあたしは──そのふたりのちょうど中間というか、なんというのだろう、変な話、あたしはどこかにこれといった特徴のない、極々普通の子供だった。もし大人になった今、小学校時代の担任の先生にマイクを向けたとしたら、「川原マリコちゃん? ああ、あの子はどうということのない実に普通の子だったね」ときっと言うに違いない。

「でね、うちのお父さん、来月おっきなテレビ買ってくれるっていうの。それもビデオと一緒に。最新式のやつだよ」

 またはじまった、というように、カリンちゃんが顔をしかめる。あたしは彼女が何も返事しないのを見て、仕方なくかわりに、サトリちゃんの噂話につきあうことにした。

「いいなあ、サトリちゃん。うちのテレビなんてさ、いまだに室内アンテナ付きだもん。ビデオもないしさ。それでいつもカリンちゃんちに遊びにいった時にビデオ見せてもらったりとかしてるんだよね」

「ねえ、マリちゃん。今日うちに遊びにおいでよ。お母さんがきのう『ベルサイユのバラ』のアニメ借りてきたの。あと『エースをねらえ!』とかもあるよ」

「ほんとに!?」

 幼い時から大の漫画好きだったあたしは、即座に目を輝かせた。隣のサトリちゃんは何故か面白くない顔をしている。

 話を逸らされたのが、もしかしたら面白くなかったのかもしれない。

「もちろんサトリちゃんもくるよね?」

 あたしがやんわりそう誘うと、サトリちゃんは家の近くまできた時、ぴたりと歩を止めて首を振った。

「……悪いけど、いけないわ。だって今日はお母さんが家で美味しいケーキを作ってくれるから、手伝わなきゃ」

「ふうん、そう。マリちゃん、早くいこ」

 カリンちゃんが冷たくそう言い放つのを見て、あたしはとりあえずただ従うことにした。サトリちゃんちのお母さんは、とにかく毎日何か美味しいものを作って待っているらしい。といっても、カリンちゃんもあたしも、彼女のお母さんから何か美味しいものをご馳走になったことは、ただの一度もなかったけれど。


「あの子の話って、嘘ばっかりだよね」

 あたしとカリンちゃんは彼女の家の居間に並んで寝転びながら、クッキーやポテトチップスなんかをかじりつつ、『ベルサイユのバラを見ていた。どうでもいいことだけど、大人になったあたしのカラオケの十八番はベルバラの主題歌だ。

「うん、そうだね」

 オスカルとアンドレの熱愛に夢中になっていたあたしは、カリンちゃんの話をあまりよく聞いてなかったけど、カリンちゃんはあたしの隣で次々にサトリちゃんの嘘を暴き立てていた。

「あの子の家って、オンボロアパートの一階じゃない。なのにさ、隠し部屋があって、中二階があるとか、あんなの絶対嘘だよね。見せてって言っても、なかなか見せてくれたことないじゃない?おっきな熊のぬいぐるみを買ってもらったとかさ、隠し部屋で可愛いうさぎを飼ってるとか……第一、あそこんちのお母さんっていつも凄い怒ったような顔してるじゃん。お菓子なんか作って子供の帰りを待ってるような人じゃないよ」

 あたしはアニメに夢中になっているふりをして、カリンちゃんの話を適当に聞き流していたけど──ようするに、サトリちゃんは嘘言癖のある子供だったということなのだ。彼女のする自慢話の80%はまあ嘘だったといってまず間違いない。それと他人に対する嫉妬心がとても強くて、社長の娘とかいう女の子を意味もなくいじめたりするようなところのある子だった。サトリちゃんの話によれば、彼女のお父さんもどこそこ会社の社長のはずだったけれど。

 カリンちゃんはあたしが生返事しかしないにも関わらず、なおもしつこく続けた。

「お父さんがもし本当に社長だったらさ、あんなボロっちいアパートに住んでるわけないじゃん。しかも押し入れに金庫があって、金のプレートがいっぱいあるんだって。笑っちゃうよね。それを銀行にいってお金にすれば何千万円にもなるけど、とりあえずは貧乏な生活をして、いざとなった時に……なんて。『だからうちは本当はお金持ちなの』っていつも言うけど、嘘ばっかりつくのいいかげんにしてよって、時々叫びそうになる。マリちゃんはそういうことないの?」

 カリンちゃんはのんびりほのぼのとした、優しい性格の女の子だった。だからこれまで──小学三年生になるまで──サトリちゃんの話を嘘だとわかっていながら、黙ってうなずき続けていたのだろう。でもさすがにもう、彼女の嘘には我慢ができなくなっていたのかもしれない。

「そうだね。サトリちゃんの話は確かに嘘ばっかりだとはわたしも思うけど、だからといって、そんなはずあるわけないじゃんって言うわけにもいかないしさ、とりあえずふんふん聞いてあげるしかないじゃない? サトリちゃんちには一回だけいったことあるけど、畳敷きのじめっとした部屋でね、お母さんもキツそうな感じの人なんだ。だからさ、サトリちゃん、色々空想しちゃうんじゃない? お母さんが本当はお菓子なんて作って待ってなくても、マドレーヌ作って待っててくれてるとか、そんなふうに。中二階の話とかおっきな熊のぬいぐるみとかうさぎの話も、結局は同じことなんだと思うの。でもサトリちゃんの心の中にはきちんとあるんだよ。たぶんね」

「ふうん……マリちゃんはそういうふうに考えるの」

 カリンちゃんはなんだか、あたしの意見に感服した様子で、この日以来、あたしは彼女から女子特有のベタベタした友情を強く求められるようになった──小学五年生になって、クラス替えが行われるまで。


 サトリちゃんとカリンちゃんとは、幼稚園から小学四年生までずっと一緒のクラスだった。普通なら三人のうちのひとりが違うクラスになったりとか、そんなふうにして友情が薄れたのかもしれないけど、あたしたちは小さな頃からただなんとなく一緒にくっついているというような友達関係だった。でも小学三年生の夏休みの終わったあたりから、三人は心の中で2:1に分かれるようになった。

 すなわちカリンちゃんがサトリちゃんのことをやや遠ざけて、あたしに急接近しだしたというか。去年まで彼女は、サトリちゃんの可愛い容姿やクラスでの人気ぶりなどに心酔しきっていて、小さな嘘の積み重ねについてはそれほど気に留めてもいなかったみたいなのに。

 サトリちゃんはとても可愛くて、クラスでも人気があったため、カリンちゃんも露骨に無視したりということはできなかったみたいだ。それでも、カリンちゃんがあたしにばかりベタベタしようとするので、サトリちゃんも小学四年生になる頃には──別のグループにいた転校生の女の子と特に親しくするようになっていった。そしてあたしはといえば、いつも一緒にトイレに行きたがるといった、女子特有の友情をカリンちゃんに強く求められて──次第に彼女のことを疎ましく感じるようにすらなっていったのだった。


「マリコちゃん、本当はカリンちゃんのこと嫌なんじゃない?」

 もう三人では一緒に登下校しなくなったある日のこと、サトリちゃんは掃除の時間にそっとあたしに耳打ちした。教室の外ではカリンちゃんが、掃除が終わるのを待っている。

「あたしもさ、あの子のああいうベタベタしたとこ、前から嫌だったんだよね。マリちゃんのことはさ、話も合うし凄く好きだったよ。でもカリンちゃんがあたしからマリちゃんのこと奪おうとしたから、そんなら仕方ないやってそう思ったの。もしマリちゃんもあの子のこと嫌だったら我慢することないよ。うちのグループのみんなと仲良くすればいいじゃん」

 正直いって、それは小学四年生のあたしにとって、とても魅力的な誘いだった。なにせサトリちゃんのグループには、クラスの中心メンバーがみんな揃っている。頭のいいレイコちゃんやサナエちゃん、その可愛さで去年噂の的となった転校生のアヤカちゃんなど……その中のひとりとしてみんなから仲良くしてもらえるということは、大袈裟にいってみればまあ、クラスの特権階級に属するいうことだったから。

「でもカリンちゃんが……」

 あたしが雑巾を片手に言いよどんでいると、廊下から顔をだしたカリンちゃんと、サトリちゃんの目と目が合うのがわかった。その時、直感的にあたしは、

(これは、もしかしてサトリちゃんの復讐なんではないか?)

 とそんな気がして、その話をそれきり打ち切ることにした。そして黒板を雑巾で水拭きしながら、(たぶんきっとサトリちゃんは、カリンちゃんが冷たくなったことに対して恨みを持っているんだ……それで、あたしのことを好きだったなんて言ってるんだ。本当は三人一緒にいた間、彼女が好きだったのはカリンちゃんだったはずだ。あたしはただ、サトリちゃんの復讐の道具にされようとしているんじゃないだろうか?)

 そう思い至ったあたしは、なんとなくサトリちゃんのことが怖くなり、彼女の申し出を受けるのはやめることにした。それはつまり、カリンちゃんのことをクラスの仲間外れにするということでもあったから──あたしがもしカリンちゃんと仲良くしなくなったら、サトリちゃんがうまく根回しをしていじめのようなことをするのはいとも簡単だった──あたしは何があってもそんなことだけはできないと、自分の心によく言い聞かせたのだった。


 小学五年生の時にあったクラス替えで、あたしは三組に、サトリちゃんは一組に、カリンちゃんは二組になった。そしてその頃ちょうどカリンちゃんちの隣から学校のそばへ引っ越したあたしは、彼女のベタベタした友情の呪縛から解放され、全然別の女の子たちと仲良くするようになった。それから中学、高校と、あたしたち三人はずっと同じ学校だったにも関わらず、一度として同じクラスにはならなかった。カリンちゃんとあたしも、あたしとサトリちゃんも、またサトリちゃんとカリンちゃんも。

 ただ、互いに同じクラスになって、廊下ですれ違っても言葉さえ交わさなくなってからも──あたしはなんとなく、風の噂のようなもので、ふたりの動向をそれとなく見知ってはいた。サトリちゃんは相変わらずクラスの中心にいるような可愛い、生意気な女の子で、カリンちゃんはクラスの中の地味な感じの子たちとばかり仲良くしていたはずだ。そしてあたしはといえば、ちょうどその中間あたりに位置するクラスの女の子たちと仲がよかった。

 やがて高校を卒業し、あたしとサトリちゃんは同じ大学の進学することになった。カリンちゃんは高校を卒業後、地元の小さな鉄鋼会社に事務員として就職したと聞いた。あたしは時々大学の構内で、とびきりオシャレをした可愛いサトリちゃんを見かけたけど──彼女のまわりにはいつも男のとりまきがいて、とても近づけるような雰囲気ではなかった。彼女のほうでも、あたしと小学生の時仲がよかったことなんて、すっかり忘れ去っているみたいだった。


 あたしが同じ大学の違う学部に通い続ける仲でも、サトリちゃんの噂はよく耳に入ってきた。法学部の一年先輩の〇〇君とつきあいはじめたものの、三ヶ月で医学部の△△君に乗りかえたとか、■■教授とは不倫の関係にあるらしい……などなど。またテニス同好会の◇◇君と他大学の☆☆君との間に二股をかけているらしい、とか、その他色々。サトリちゃんのまわりにはいつも、色恋の噂が絶えなかった。もっとも中には振られた相手が流したらしい中傷もあったようなので、すべてがすべて本当というわけではなかっただろう。でもわたしが思うに、サトリちゃんは幼稚園の頃から一貫して、とにかくそういう感じの子だった。サトリちゃんは頭もよかったし、顔も可愛くて、生意気で我儘なところもあるのに何故か、いつもみんなの人気者だった。そしてカリンちゃんは小学三年生くらいまで──つまりサトリちゃんと仲良くしていた頃まで──はサトリちゃんの威光にあやかるような感じで、クラスの中心で微笑む優しいお母さん的存在だった。でもサトリちゃんから心的距離をおいてあたしだけと仲良くしだしたあたりから──カリンちゃんはなんだかちょっとパッとしない、普通の地味な子になってしまった。以来、彼女のまわりにいるのもそんな感じの子たちばかりだった。そしてあたしといえば、とにかくどこのどんなグループの子たちと仲良くしようと、かつてカリンちゃんとサトリちゃんとの間でそうだったように、人間関係の中和的、あるいは解毒薬的存在として相談事にのったりすることが多かった。


 大学を卒業後、あたしは地方の官公庁に臨時職員として就職し、偶然、そこで二十三歳になったカリンちゃんと再会した。彼女は高校を卒業してから五年ほど勤めた鉄鋼会社をつい最近辞めて、今は失業手当てをもらいながら職探しをしているところだという。カリンちゃんは高校を卒業し時とあまり変わっておらず──容姿も性格も──久しぶりに会ったというにも関わらず、彼女の話はとにかく愚痴ばかりだった。前まで勤めていた会社の欠点ばかりをあげつらい、就職難を嘆き、早く結婚したいけど相手がいないなど、とにかく暗い話が多かった。べつにあたしは彼女の話を聞きながら、カリンちゃんのことを見下しもしなかったし、むしろ興味深い、共感できる人生話を聞くように、とにかくひたすらうんうんと、彼女の話にうなずき続けた。

「そういえばさ、マリちゃん、サトリちゃんと同じ大学だったよね?」

 何故かその時、あたしは一瞬ドキリとした──本当はそんな必要なんてないはずなのに、昔の別れた男が今どうしているかと、その消息を聞かれたようなき持ちに、不思議と一瞬なった。

「うん。時々構内ですれ違っても、話をすることなんて一度もなかったけどね。でもいつも噂は耳にしたよ。法学部のなんとか君とつきあってる話とか、そのあと医学部の一コ上の人に乗り換えたとか、そういう話。あたしのほうは全然パッとしない感じだったから、サトリちゃんが噂であたしのことを聞くなんてこと、まずなかっただろうけどね」

「ふうん、そっかあ」

 喫茶店の赤いテーブルに頬杖をつきながら、どこか懐かしげに、カリンちゃんは溜息を着いていた。べつに嫉妬でもなく、同じように彼氏のいないあたしに対する安心感でもなく、なんというのだろう、もうあの頃の三人には決して戻れないのだという郷愁に似た思い、というのだろうか。その時、なんとなくあたしはカリンちゃんのことがたまらなく可愛らしい女の子のように思え、思わず携帯の番号とメールのアドレスを聞いていた。実をいうと、カリンちゃんと性格の合いそうな男友達にひとり心当たりがあり──そのことで連絡をとりたいなと、そんなふうに思ったのだった。


 その後、あたしが紹介した同じ職場の同じ臨時職員だったミムラくんはカリンちゃんとつきあいはじめるようになった。ふたりの交際はどうやら順調みたいで、カリンちゃんからはしょっちゅうオノロケメールが送信されてくる。正直、時々彼女のノロケにつきあうのが疲れることもあったけど─罫線まあ紹介したのはあたしなんだしと、奇妙な責任感からカリンちゃんのメールに深夜までつきあうことも度々だった。

 サトリちゃんは大学を卒業後、半年くらいしてから、大学病院の勤務医と結婚したらしい。どうしてかはわからなかったけど、<わたしたち、結婚しました>という一枚の葉書が実家のほうに送られてきていた。葉書に映る写真には綺麗な花嫁さんと、タキシードを着た日本の未来の医療を支える爽やかな青年の姿とがあり──正直、その時あたしは生まれて初めて、サトリちゃんに嫉妬を覚えた。

 それにしても何故、サトリちゃんはあたしに結婚を報告する葉書なんて送ってきたのだろう?中学時代も高校時代も大学時代も、廊下ですれ違っても、一度として挨拶すらしなかったというのに──今ごろになって何故?

 カリンちゃんにさりげなく聞いてもみたけれど、彼女の元にはサトリちゃんから葉書が送られてきてはいなかった。

 彼女らしい気まぐれといってしまえばそれまでだったかもしれないけど、あたしは幸せそうなふたりの写真をじっと見つめながら、どこか腑に落ちないものを感じていた。


   『マリちゃんも、早くいい人みつけて結婚しなよ!』


 葉書の下のほうには、綺麗な癖のない筆跡でそう書いてある。余計なお世話よ、と一瞬微笑みかけて、ふと気づいた。早くいい人を見つけて?

 彼女は、あたしに今つきあっている人がいないことをはっきり知っていたのだろうか?

 確か一度、彼女の彼氏の友達とつきあったことはあったけど──そんなのはもう三年も前の話だ。

 そしてあたしはもしかして、と不意に思った。廊下ですれ違う時、あたしがいつも微かに彼女のことを意識したように──彼女ももしかしたら、あたしのことを微かに、意識していたのかもしれない、と。

(そんなこと、ないっか。あのサトリちゃんが、あたしのことなんて……)

 あたしは机の上に頬杖をつきながら、葉書を眺めて何故か甘い溜息を着いた。サトリちゃんとはたぶんもう二度と、会うことはないだろう。それでも、大学病院に勤務する彼と幸せになってほしいと思った。そしてこれからミムラくんとカリンちゃんがもし結婚したら──<わたしたち、結婚しました>という報告の葉書を、サトリちゃんの新婚の住居宛てに送ろうと、そんなふうに思った。



 終わり




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◇オリジナル小説サイト『天使の図書館』
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