トリニダード島
龍之介艦隊は艦隊決戦でほぼ無キズであった
トリニダード島に向かって行く
カリブ海入口のトリニダード島
島に着くと、3隻の蒸気機関鉄甲船とガレオン船を駐留させ要塞化を始めた
とりあえず島にはえてた木材でだ
カリブ海南の入口の布石にする
南の入口の布石も考えていたが、兵士と資材が不足していたのである
龍之介の船ともう1隻の蒸気機関鉄甲船はパナマ地峡のコロン港を目指した
藤堂高虎と落ち合うためであった
藤堂高虎はパナマ地峡で城塞を作り、南米と北米の壁を作っていた
南米大陸からスペインが北上するのを防ぐために
艦隊決戦で勝てたとはいえまだ上陸している兵がおり油断できなかったのだ
コロン港に着くと、藤堂高虎はいなかったが日本国からの増援舞台が守っていた
コロン港は城塞化はほぼ完成しておりアームストロング砲も設置されていた
龍之介の蒸気機関鉄甲船も日の丸を掲げなかったら攻撃されていただろう
コロン港は大型蒸気機関鉄甲船も着岸出来るようになっていたため、龍之介は大和から降りる
痛甲冑で…
後ろには春・エリリ・トゥルルそして、兵士たち
「関白龍之介である!」
「関白殿下がおこしだぞ~」
「お~~~~~~!」
歓声が上がった
「藤堂高虎はどこに?」
「は!パナマとの間に作ったリオ・ドゥケ城におります」
「スペインの進行はどうだ?」
「一時期は断続的に攻撃がありましたが今はないです」
「政宗や義康からの連絡はわかるか?」
「最新ではありませんが、政宗様の対スペイン戦は順調で義康様から問題ないと連絡は来ております」
「そうか!私達は陸路でパナマに向かいたい 馬の準備は出来るか?」
「馬と馬車の用意が可能です」
「馬車道も整備したのか?」
「藤堂高虎様の命で」
「流石に高虎だな!現地住民とは問題はないか?」
「関白殿下のキツい命により守られております ただ、現地住民と結ばれる兵もいますが大丈夫でしょうか?」
「それは、無理矢理ではないのだな?」
「はい、自然恋愛でございます。町に出入りする商人の娘と結ばれたり…」
「なら問題ない、私にもインカ人の側室もいるからの」
「ありがとうございます、実は私の妻も…」
「そうか、なら仲良くしなさい 馬と馬車はどのくらいで用意が可能か?人数は、兵士は50人ガトリング砲2砲もあれば良いだろう」
「なら明後日には、用意が可能ですが」
「では、頼む兵士達に気を使わせるから私は大和で休む」
「かしこまりました」
龍之介はパナマに向かう準備を整えたのである




