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日本国カルフォルニア半島 森蘭丸

龍之介は船の整備をかねて、マネアデロ港に一週間滞在することを決めた

 まずは、カルフォルニア半島の統治を磐石にするための対策を行った

 マネアデロ港からサラダ湖に向かって要所三ヶ所に砦を築くよう指示

 さらに、土塁をつなげ国境線を作るように指示したのだ!原住民の行き来には制約なしで

 兵達は何から守るのかがわからなかったが、海外遠征中の兵士は龍之介の訓練を受けている精鋭であったため、命令に忠実であった

 メヒカリ…茨城名産の魚の名前みたいだが…

 メヒカリと言う土地に、総構えの城を築くように指示

 これは、銃撃・大砲の戦いを想定した城を築くように指示したのだ

 五芒星のような「五稜郭」のような城で城壁は3メートルの石積であった

 さらに、そこからエルインディビソに向けて土塁と砦を築くよう指示したのだ

 これでカルフォルニア半島の国境線とした!

 

 この指示は、現地住民に賃金を払い2年ほどで完成するのであった

 

 龍之介は

 「大英帝国!イギリス・フランスが攻めてくるから備えておくように」

 と、森蘭丸に伝えメヒカリの城代兼「日本国カルフォルニア半島」の統治を任せたのだ


 マネアデロ港には、蒸気機関鉄甲船5隻

 三八式歩兵銃部隊が2000人が配属され森蘭丸の指揮下に入った


 森蘭丸は信長の死後、龍之介に登用され家臣となり北アメリカ大陸先見部隊長になっていたのだ

 

 初めてあった時より森蘭丸の中性的な美男に惚れており家臣にしたかった龍之介であったのだ

 蘭丸は信長の海外遠征で鍛えられていた為、航海術もあり適任であった

 この後、森蘭丸は総構えの完成後ロサンゼルス・サンフランシスコにも海城を築き上げ現世のカルフォルニア州のほとんどを支配地にするのであった

 

 龍之介はカルフォルニア半島を住みかにしていたネイティブアメリカンの酋長と会談し、「日本国カルフォルニア半島」の設立は友好的に認められたのである

 

 会談には司録から支給されてる小型端末が同時通訳をしてくれた、どうやらどこの言葉にも使えるらしい

 

 「司録殿、兵達にも語学を学ばせたいのですがどうにかなりませんか?」

 

 「またですか~閻魔ちゃんに聞いてみます」

 

 「閻魔ちゃんが直接お話になるそうです」

 

 小型端末からは閻魔ちゃんの声

 「龍之介ちゃん久しぶりね❤中々面白いことになってるわね❤語学ね~」

 

 「閻魔ちゃんの力でなんとかなりませんか?」

 

 「司命が異世界から帰ってきたから、司録をそちらに行かせるは❤イカせちゃダメよ❤」

 

 「閻魔ちゃん…次、左遷になりそうですね(汗)」

 

 「龍之介ちゃんまでそんなこと、言わないで!」

 

 「司録殿は語学は堪能で?」

 

 「こちらの世界の人はみんな大丈夫よ だってみんなここを通っていくのだから」

 

 「え?だったら閻魔ちゃんの仕事めちゃめちゃ大変では?」

 

 「私は日本国専門よ、他の担当区にも閻魔大王はいるのよ」

 

 「あ~なるほど」

 

 「龍之介ちゃんが日本国の乱世を終わらし飢饉も防いだから仕事だいぶ減ったのよ♪」

 

 「だから、少しご褒美に協力してあげるわ❤」

 

 「ありがとうございます。」

 

 「司録を転移させるからよろしくね!」

 

 ドン!

 

 「ぬぉ~~~~~~~~」

 

 驚く龍之介、目の前に司録がいきなり現れたのだ

 

 「お~びっくりした…司録殿、早速兵士たちに語学教育をお願いいたします」

 

 「ネイティブアメリカンとインカ国の言葉で良いのよね」

 

 「はい、それで…しかし、そのビシッと決まったスーツで教師ってなんか似合いますね しかも、黒縁眼鏡に網タイツ… 萌えます」

 

 「はいはい、馬鹿言ってないで生徒を集めなさい」

 

 「はい…しかし…何故に鞭を持っているんですか?」

 

 「ふふふ」

 不適に笑う司録である

 

 こうして、日常会話が出来るよう司録に叩き込まれるのであった

鞭を振るわれながら…


 スパルタ教師であった(汗)

 

 兵士も、龍之介の訓練を受けた精鋭

 スパルタに負けず語学を必死に学んだのである

鞭がご褒美に思う変態兵士も少なからずいたのは秘密にしておこう

 

 スペイン・ポルトガル語はエリリが優しく教えたが、龍之介の側室の教育と言うことで兵士達は緊張の空気のもと必死に学んだのである


 一週間は終わった…

 

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