大航海時代へ参入
龍之介は決意した
マネアデロ港に行くことを、北米大陸に渡りさらに、南下南米大陸に渡る事を決意したのだ
その為の根回しが必要であった
茨城城、城代三上八幡!後見人正室・歩美
補佐役 柳生宗矩
西日本監視役 漆黒の影鷹 改め黒上影鷹
影鷹に名字を与えたのだ
補佐役 伊達政宗
北日本監視役 最上義光
そして、帝に挨拶に行く
兄と弟の会話であった
「帝…兄上様、訳あってこの大陸に行こうと思います」
「龍之介、お前が行かなければ駄目な事なのか?」
「はい 恐らくこの大陸でイスパニアと戦になります」
「イスパニアと言えば大国だと聞くぞ、それでも戦わねばならぬ理由があるのか?」
「はい、このイスパニア 非情にも無抵抗のインカ人を殺戮しインカ文明を根絶やしにしようとしています!それが許せないのです」
「それは、いつもの陰陽の力で見た未来か?」
「はい!イスパニアとは遅かれ早かれ戦になるでしょう 台湾や上海など統治を始めた我が国を脅威と思っているはずです だからこそ、今叩いておくのです」
「…わかった、日本国に平和と繁栄をもたらした龍之介の考えしかと受け止めた 龍之介、八幡は茨城国におくのだな?」
「はい、若干9歳ではありますが城代の旗頭には、我が嫡男しかおりません」
「では、補佐役がしっかりいるのだな?」
「正室・歩美と柳生宗矩が果たします」
「なら、太郎を御所城に置いておきなさい 万が一の為に分けておくのがよろしかろう」
「心遣いありがとうございます」
「上皇…父の遊び相手じゃ(笑)留守の間、しかと見張っておる 龍之介の好きにしなさい。ただし!必ず生きて帰って来るのだぞ」
「兄上様…帝、わかりました 関白にありながら国を離れる事許してください」
「よい!言ってこい!借りにも帝、国を束ねられなくてわな」
「では兄上様、太郎は早舟で来させますのでよろしくお願いいたします 」
「正一位関白太政大臣征夷大将軍禁裏御守衛総督(せういちいかんぱくだじょうだいじんせいいだいしょうぐんきんりごしゅえいそうとく)に命じる!異国からの脅威を打ち払え!」
「かしこまりました」
こうして、帝の協力のもと日本国が大航海時代末期に参入するのであった