教育
龍之介は、正室・側室の子分け隔てなく教育をしたのだ
特に男子は征夷大将軍の息子の名に恥じぬよう育てられた
剣は無論、柳生宗矩を代表に鹿島神道流・香取神道流の免許皆伝の若者を呼び指南させたのである
多忙の中、龍之介も直に教育をしたのであるが…
心美・春風は「くノ一側室春」が中心に小太刀を教えていた
龍之介は小太刀と薙刀も覚えがあったので教えるが…
子供たちからは
「父上は強すぎます…(泣)」
龍之介は手加減が下手であったので、木刀で打ち込んでくる子供たちを素手でなぎ倒す手法で相手をしたのである
さらに、龍之介は「幕府学校」と、言う学校を作り幕臣の子達と一緒に学ばせる場を作ったのである
この学校は龍之介の子達と幕臣の子達の交流を目的にしている面が強かった
先生を養育する「教育者育成学校」を作り、龍之介自ら教壇に立ち地球は丸い事とか現世では常識的な事を教えたのである
なかなか受け入れられるには問題が多かったが、将軍自らの教育は受け入れるしかなく忠実な教育者が育った
そこで育った先生を各地に派遣し平民にも学校教育をを義務化したのである
現世で言う小学校をまず各地に建てたのである
識字率を100%にしたかったのであった
「学問は国を富ませる」
と、命じたのである
龍之介の教育を西洋宣教師が聞いた時、宣教師は「神への冒涜だ」と感じ本国に知らせたのである
宇宙は広がり続けているや動物進化論が気に入らなかったようであった