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明智光秀の裏切り!

姫路城にていつでも戦に出れる準備して織田信忠対三上龍之介正圀の戦情報を集める明智光秀がいた…

 「織田秀信様、討ち死に!」と、明智光秀の忍びから報告が入った

 「なんだと!やはり、関白は織田宗家を根絶やしにするつもりか!いざ出陣!!目指すは三上龍之介正圀!挟み撃ちにしてくれる!」

 

 明智光秀は、安土に向けてひたすら五万の大軍を進めていたのである!

 そこに邪魔するのが、嵐山城であった

 

 無視して通過出来なくも無かったが、通過したあと後ろからの攻撃または、観音寺城から駆けつける三上軍と挟まれては一溜まりもないと攻略を決意したのである

 

 しかし、嵐山城を守は「織田信長の娘 歩美」戦いたくないのが本音であった

 

 無血開城が望ましく、歩美はには安全に投降してほしかったのである

 

 明智光秀自ら、使者として嵐山城に向かった

 

 歩美は礼儀を重んじる龍之介の名に恥じぬよう使者、明智光秀を迎えたのだ

 嵐山城、三ノ丸庭園内にある茶室に

 

 茶室には明智光秀が平伏して待っていた

 

 「待たせました」

 「お久し振りにございます歩美様」

 

 歩美は一服の茶をたてた

 

 明智光秀は毒の疑いもせず飲み干したのである

 

 「で、今回の用向きは?関白殿下に助力するために嵐山城並びに都を通るのを許可せよ!で、宜しいのですね?」

 

 歩美は嵐山城を取り囲む明智光秀の軍を見てわかっていたが牽制したのである

 

 「いや、違います 歩美様にはこのまま城を明け渡して頂きたく…」

 

 「関白殿下に弓引くは朝廷に弓引くも同然わかっているのですか?」

 

 歩美は流石に信長の娘であり気丈に振る舞った

 

 「三上龍之介正圀は、織田宗家を根絶やしにしようとしています!信忠様を助けねば」

 

 「光秀殿、関白殿下は信孝に継がせるおつもりです

 私は三上龍之介正圀様に嫁いだ身、織田宗家の行く末は関白殿下にお任せし口を挟む立場ではありませぬ」

 

 「しかし、信忠様は御嫡男やはり織田宗家は御嫡男の血筋で繋がねば」

 

 「光秀殿、私は関白殿下から聞き及んでおりますよ!昔、謀叛を企てた事を」

 

 「はい、あのとき正圀の助言で取り止めなかったら、今の私はおりません…」

 

 「だったらその恩義に報いるため兵を引くのです!今、戻り蟄居閉門すれば減俸ぐらいですまされるはずです」

 

 「いや、信長様に対しての恩返しをするために今回は引けません」

 

 「ならば戦うのみですね!嵐山城を主人より預かる城代として受けてたちます 陣に戻られよ」

 

 「歩美様…」

 

 明智光秀は茶室を退室したのである

 

 嵐山城守備は5千、また二条城からも兵が駆けつけ8千にはなっていたのであるが、明智光秀軍には到底及ばず

 籠城戦となった

 

 明智光秀は、本丸御殿を避けながら砲撃を開始

 

 嵐山城も守備に残しておいたアームストロング砲で応戦したのである

 嵐山城は大砲による戦を想定した作りとなっており堅牢であった

 

 堅牢な鉄の門の櫓から撃たれる三八式歩兵銃に明智光秀軍はなやまされたのである

 

 さらに、歩美は龍之介の高性能ライフルを自ら撃ち込み超長距離狙撃をしたのである!

 

 明智光秀は驚き軍は後退して取り巻くしかなかったのである

 

 そのころ、明智光秀の領地は最上率いる蒸気機関鉄甲船による海上砲撃を受けていた

 

 

 明智光秀の進軍により羽柴秀吉も都に向けて軍を進めていた

 

 

 伊達の蒸気機関鉄甲船は徳川家康の領地を砲撃を続ける部隊と、羽柴秀吉の領地攻めをする部隊に別れて薩摩に進行中であった

 

 

 

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