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ロシア帝国の破滅

「最早これまで~正長、覚悟~~」


バンバン!


隠し持っていた短筒式鉄砲が火を噴いた。

両手に手にされた短筒式鉄砲から放たれ弾丸が正長目掛けて飛んでいく。


シュパッ!


シュパッ!


チャキン!


目にもとまらぬ速さの抜刀術で弾丸は斬り落とされる。

会議に参加していた大使は、正長の剣さばきに言葉を発する者は、発せる者はいなかった。

呆気にとられるとはまさにこのことだった。


「父に出来る事がこの私に出来ぬと思うてか、取り押さえろ」


正忠がすぐに動いてロシア帝国大使は捕縛された。


「おのれ~放せ放せ」


「おとなしくしろ」


「さて、暗殺未遂があったにせよ、遅刻したことまことに申し訳ない」


すると、挙手をし立ち上がるインカ南アメリカ合衆国大使


「今回の事は、世界の代表者としての必然、御健在であったことは何より、よって今回の代表代行選は無効と思いますが一同の方々はいかがでしょうか?」


「異議なし」


「同意」


「その通りにおもいます」


「ノーブレブレム」


「では、代表選は無効といたします。しかしながらこの臨時会議において、ロシア帝国皇帝捕縛の為の武力行使の許可の賛同を求めたいと思います」


再び挙手をするインカ南アメリカ合衆国大使


「平和維持連合国、新清国も対策も致さねばならないかと思います。一同の意見も求めます」


「地球全国家が一丸となる事が平和への道、関白殿下が目指していることだと思います」


「マヤメキシコ州立国も賛成いたします」


次々に賛同の声が上がった。

正長が龍之介の甲冑を着用し、絶対的な力を見せたことが大きかった。

正長の力を恐れたのだった。


「では、ロシア帝国並びに新清国に対して平和維持連衡は警告を行ったうえで、武力攻撃を行いたいと思います」


正長は発言を終えると一同は拍手で賛同の意を表明した。

この流れを、正忠に取り押さえられていたロシア帝国大使は膝から崩れ落ち力が入らない状態でただただ呆然と見ていた。

会議が閉幕すると、ロシア帝国・新清国周辺諸国は戦いの準備を開始した。

ロシア帝国と新清国は共闘体制で事態の打開しようとしていた。




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