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1617年12月31日

ロシア帝国からの返答はなかった


これにより、龍之介は平和維持連合の名のもとに宣戦を布告


しかし、季節は冬

ヨーロッパからの進撃は控えた

雪で動けなくなったり凍死の恐れが高かったからだ


この為、平和維持連合ヨーロッパ軍はウクライナのキエフとベラルーシのミンスクに駐屯していた


ハバロスクの最上義康も進撃はしなかった

日本国から送られてくる新型兵器の到着を待っていたのである


日立では、大陸戦を想定した新型兵器が龍之介の指示のもと開発され作られていた


そして、キプロスにいる龍之介の元に日立から


「新型兵器試運転成功」の知らせが届いた


「すぐにハバロスクに配備せよ」


茨城都の工業力は凄まじかった

この命令により直ぐに、日立だけではなく鹿島や小名浜でも部品が作られ新兵器の大量生産が開始されたのだ


「ハバロスクだけでなく、殿下専用機もすぐに作るように!間違いなく殿下は必要としておられる」


茨城都にいる龍之介補佐役の正室・歩美が指示を出したのであった



龍之介はクリミア半島戦の指揮をキプロスから指示をしていた


「正忠、黒海の伊達秀宗と合流して不動明王艦を使いクリミア半島に攻撃を仕掛けよ!クリミア半島を占領を命じる」


「は!父上様」


「柳生宗厳の助言はしっかり守り、焦って攻めたりするなよ」


「わかっております」


艦長・柳生利厳

副艦長・三上正忠

の、乗る不動明王艦はキプロスを出撃し、黒海の伊達秀宗艦隊と合流


旗艦を不動明王艦とする艦隊が編成され

クリミア半島に攻撃を仕掛けた


海岸防衛施設をことごとく、艦砲射撃で破壊

ロシア帝国もアームストロング砲で抵抗したが飛距離が違いすぎたのだ

不動明王艦に積まれた大砲はアームストロング砲と呼ぶべきにはあまりにも巨大な大砲となっていた

ロシア帝国のアームストロング砲が当たらない位置から艦砲射撃を繰り返し、無力化したのだ

そこからの上陸部隊の快進撃は早かった

その上陸部隊で、正忠が活躍したのは言うまでもないだろう


セバストポリに上陸をはたし、占領を完了したのだ


その段階で、柳生利厳は龍之介に報告


龍之介はセバストポリの守りを固める事を優先して進撃は止めるよう指示を出したのだ

冬の無理な進撃は止めたのである


セバストポリは一ヶ月で砦が築かれクリミア半島攻略拠点となった


そして、龍之介もキプロスから黒海に出撃した











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