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龍之助、新たな旅立ち・建御雷

龍之介は年明けに海外遠征巡察に旅立つことを決めた

もちろん、ロシア帝国牽制が最大の目的であった


新型戦艦建御雷には荷物の搬送が開始

蒸気機関装甲車も十台乗せられた

一台だけは、龍之介好みに美少女の装飾がなされていた

まさに「痛車」である

描いたのは狩野派の絵師と彫刻を施したのは、名工・左甚五郎であった

平成の世ならまさに国宝級の装飾

国宝級美少女痛装甲車である

しかし、見た目とは裏腹に鉄の装甲は厚くアームストロング砲にも耐えられる装甲であった

速度を犠牲にしたつくりではあった


新型戦艦は残念ながら不動明王戦艦にくらべて地味、外装は黒塗りもちろん龍之介こだわりの艦橋・天守は存在する

天守は四階建て望楼型天守であり高覧もある、外装が相変わらず美少女の装飾が施されているかと思いきや今回は、漆黒の鉄貼りの壁に名工・左甚五郎による四神獣・青龍・朱雀・白虎・玄武が外装に施されていた

漆黒の壁に、四神獣・青龍・朱雀・白虎・玄武は金で装飾されていたのは品がありながら、煌びやかであったのだ

最上階の屋根には金箔貼りの瓦が使用されていた


しかし、龍之介の自室は狩野派の絵師により美少女の襖絵が描かれていた

欄間も美少女が左甚五郎により施されていた

襖・欄間を選んだのは交換が可能だったからだ


龍之助は建御雷をいずれは、嫡男・従一位征夷大将軍正長に譲ることを考えていたのだった


建御雷の装備はすさまじかった

三連式アームストロング砲は前方に三機しかも旋回が可能

後方にも三連式アームストロング砲が二機搭載されていた

もちろんガトリング砲も隠し装備されている

まさに、最強の戦艦

第二次世界大戦に参戦しても装飾ない戦艦であった

ただ、飛行機の開発がなされていなかったため対空砲はなかったが、茨城都日立では、富益恵時尊・平賀源内・ガリレオガリレイ他バチカンから異端とされて島送りとして日本に送られてきた科学者が開発を始めていたのだ


建御雷は三胴船の利点で積載量も多くなったため、蒸気機関装甲車の積載が可能だった

そのためさらに、空いた空間には雑穀や乾燥に強い作物の種を積めるだけ積んだのであった

乾燥の大地、アフリカ大陸を少しでも農業ができないかと龍之介は考えていたのだった

南アメリカの乾燥地域の作物をアフリカ大陸での栽培を挑戦しようとしていた



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