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平和維持連合代表・正一位関白太政大臣日本国総合代理全権大使大将軍藤原朝臣三上龍之介正圀

1616年12月1日

 平和維持連合本部・初本部会合が開かれた

 参加国は近隣各国の約20ヵ国であった

 遠方の国々、地中海は伊達政宗が築いたジブラルタ支部

 アフリカ大陸では喜望峰から

 北アメリカ大陸からはカルフォルニアから

 南アメリカではリマに支部が置かれモールス信号でつながっていた

 

 初会合の議題は

 「平和維持連合」の名前の承認と、「平和維持連合」の代表を決めるのが議題であった

 「初代代表は正一位関白太政大臣日本国総代将軍藤原朝臣三上龍之介正圀殿で良いではありませんか!」

 ハワイ国

 インカ南アメリカ合衆国

 オーストラリア・オセアニア合衆国

 フィリピン・インドネシア諸島州立国

 マヤメキシコ州立国

 から、意見が出された

 

 ヨーロッパ勢もこの意見に反対する者はなく、龍之介は平和維持連合代表となったのであった

 龍之介は世界に遠征が多かった為、代理を指名した

 嫡男・従一位征夷大将軍藤原朝臣三上龍之介正圀であった

 

 この事にも異論はなく賛成多数で可決された

 また支部長に

 ヨーロッパ地中海支部長・伊達政宗

 ロシア東部中国北部支部長・最上義康

 北アメリカ大陸支部長・森蘭丸長定

 南アメリカ大陸支部長・藤堂高虎

 インド大陸西部支部長・佐々木小次郎

 インド大陸東部支部長・宮本武蔵

 

 が決められ、支部長補佐は原住民代表が決められた

 

 また、「平和維持連合」に参加する各国の代表者達は「大使」の称号が与えられた

 

 平潟城内にも大使宿舎は用意されていたが、町にも各国に大きな屋敷を設けられた

 

 今回の初会合はこれで幕が閉じたのである


平和維持連合代表会議が、平潟城で行われたことで茨城都・平潟城は世界の中心になったのであった

 

 …龍之介は

 平和維持連合代表・正一位関白太政大臣日本国総代将軍藤原朝臣三上龍之介正圀の称号が与えられた

 

 …帝はこの報告を嵐山の正光から受取り、正圀の長い肩書きが好きなのを知っていたため「日本国総代将軍」から「日本国総合代理全権大使大将軍」を命じたのである

「正圀もさぞかし喜ぶであろう ハハハハ」


 平和維持連合代表・正一位関白太政大臣日本国総合代理全権大使大将軍藤原朝臣三上龍之介正圀

 

 と、なったのだ最早、役職がさっぱりわからなかった


長い肩書きの弊害が一つあった

公文書への書名であったのだ

 

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