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ムガル帝国艦隊決戦甲板戦

乗り移ってきた敵兵と、剣術戦になる甲板

 

 龍之介艦隊の兵士は裏柳生であり柳生新陰流の使い手、さらに龍之介が鍛え上げていたが敵兵は互角の戦いをする

 龍之介は天守(艦橋)から下り甲板へ、後ろには春とエリリを防具を着け帯刀している

 

 そんななか、トゥルルとエターニャが天守の高欄から、三八式改狙撃用銃を構えていたのだ

 「バーン!バーン!」

 狙いを定めては、一人一人と仕留めていく

 

 しかし、乱戦とおちいった甲板への発砲は難しく確実に狙える者しか撃てなかったのだ

 

 敵兵の使う剣シャムシールは日本刀のように反りがあり、軽やかに振り回し軽やかな体術が合わさった剣術に、龍之介の兵は戦いにくいようである

 

 しかし、威風堂々と甲板に現れた龍之介は

 

 「日本総代大将軍三上龍之介正圀である!剣を棄てて降服せよ」

 

 もちろん、司録から渡されている小型端末により現地の言葉に換えられている

 

 すると、敵兵は

 「あんな、ふざけた甲冑を着ている将軍が強いわけがない一気に片づけるぞ!」

 

 「おーー!」

 と、士気が高ぶる兵士

 

 確かに、美少女が彫金された甲冑を着る龍之介、馬鹿にされても当然…

 

 龍之介は、抜刀の構えから神速の抜刀術を炸裂させる

 と、同時に抜刀術の剣先にいた兵士五人ほどが斬り倒される

 龍之介の抜刀術は強力な「鎌鼬(かまいたち)」を発生させるほどになっていたのだ

 

 驚く敵兵、しかし、怯むことなく龍之介に懸かり来る

 

 龍之介は、さらにもう一刀の太刀を抜く

 龍之介の豪腕がなせる太刀二刀流で一気に斬りかかる

 

 それを見た、龍之介の兵達は一歩二歩へと後ろに下がる

 

 邪魔にならないようにであった

 

 その頃、1番艦では柳生宗厳が、2番艦では宮本武蔵が、3番艦では佐々木小次郎が凄まじい剣術を振るっていた

 

 不動明王の甲板の上には敵兵は数えるくらいしか立っていなかった

 

 そんななか、一際(ひときわ)きらびやかに装飾された鎧の胸当てを着けシャムシールを二刀帯刀する兵がいた

 「ムガル帝国艦隊大将シング・アルーンである勝負」

 

 龍之介に、勝負を挑んできたのだ

 

 軽やかに跳ねながらシャムシール二刀流であった

 

 龍之介は、自慢の愛刀、童子切安綱と水戸刀の太刀で応戦

 

 軽やかなシング・アルーンに対して豪剣で一気に斬りかかる!

 シャムシールは砕け散る

 

 と、同時に龍之介の一太刀が胸当てをものともせず串刺しになったのである

 

 ムガル帝国艦隊大将シング・アルーンと龍之介が戦ってる隙にトゥルルとエターニャは残っていた兵士を狙撃し続け、不動明王艦隊甲板には敵兵は残っていなかった

 

 他の艦船も敵兵は殲滅したのがモールス信号で打電された

 

 ムガル帝国艦隊決戦も圧倒的勝利であった

 

 

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