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ソコトラ島要塞
龍之介はアラビア海のソコトラ島に向かった
ソコトラ島には無人島であった
紅海の入り口にありペルシャ湾にも近いこの島を占領し、アラビア海の拠点としたかったのだ
このため、4番艦をソコトラ島に上陸させ砦を建設
独立平和維持連合同盟に参加していた紅海付近の国々の協力のもと、島全体を城塞化したのである
これは、原油をいずれ買うことになることを知っていた龍之介だからこその布石であった
アラビア海の拠点とし、紅海やペルシャ湾付近の有事に迅速に対応出来るよう紅海付近に拠点を作りたかったのである
中東アジア・アフリカ大陸監視の要になったのである
この島に日本艦隊がいることによって海賊取締りも強化されたのである
龍之介は、未来の日本を見据えてあらゆる拠点を開拓していくのであった