明・清・日本
中国大陸では明国が滅びようとしていたのだ
ヌルハチが「清」を建国を宣言、明は風前之灯となっていた
明が助けを求めたのはウラジオストクの最上義康であった
最上義康は、龍之介にモールス信号通信を打電
「内乱に手を貸すべきか?」
で、あった
龍之介は、中国大陸に強大な国が作られることを懸念した
その為、数ヶ国共存が望ましく
「明に協力せよ」
と、ジブラルタから打電したのであった
これにより明と清は内乱に陥った
そんな中、明は独立平和維持連合同盟に加盟を申し出たのである
加盟国となった明は、独立平和維持連合同盟の後ろ楯により再起をはかったのだ
龍之介はこれを利用した、内陸は清・北東海岸は明の線引きを行った
さらに、上海を中心とする南東部を、肥前・名護屋の黒上影鷹に「勢力圏拡大をせよ」と、打電
黒上影鷹は直ぐに動き南東部を占領下にしたのだ
この段階で独立平和維持連合同盟に加盟したばかりのロシア帝国から休戦協定を結ぶように伝えさせた
これに納得しなければ攻め滅ぼすと、脅しも付けて
しぶしぶ、清と明は休戦協定を締結
中国大陸は清と明と日本の三ヶ国になったのである
龍之介は中国大陸統一国家樹立を防いだのである
一国に力を付けさせないための策であった