リスボン集結
龍之介艦隊はリスボンに到着したのだ
リスボンは日本国領、海城になっていた
リスボンに着いた龍之介艦隊の1隻は富益恵時尊と、平賀源内とモールス信号を学んだ兵士を乗せてジブラルタに向かった
もちろん、モールス信号通信機を取り付けるために
ジブラルタに到着した恵時尊と源内は伊達政宗に会い龍之介の司令書を渡し早速、モールス信号通信機の設置を始めたのだった
ジブラルタ城に中継局を設置
初代大和、名前を変えた伊達政宗艦隊・旗艦「陸奥」
前田慶次が乗る外輪双胴船型蒸気機関鉄甲船「加賀」
真田幸村が乗る外輪双胴船型蒸気機関鉄甲船「信濃」
にも、搭載された
「コチラ ジブラルタ オウトウネガイマス」
「リスボン ジュシンリョウコウ」
モールス信号通信機の打電を見たジブラルタの兵士は歓声があがった
その後、恵時尊と源内とモールス信号通信兵士は地中海の日本国領にモールス信号通信機を設置するため、スクリュー式鉄甲船から、ジブラルタにある旧型外輪型蒸気機関鉄甲船に乗り換えて地中海を巡るのである
リスボンから、伊達政宗への司令書には
「忍を使いフランス国民の扇動を開始し一揆を起こさせよ」
で、あった!
伊達政宗は、黒脛巾組に指示をだし扇動は始まった
するとフランスは内政が混乱、内乱が始まった
内乱が始まると、リスボンから、打電
「ジブラルタ シュビ カンセンヲ ノコシ リスボンニ シュウケツセヨ」
伊達政宗艦隊は政宗が乗船する
外輪式双胴船型蒸気機関鉄甲船「陸奥」
前田慶次が乗る外輪式双胴船型蒸気機関鉄甲船「加賀」
外輪式単胴船型蒸気機関鉄甲船30隻がリスボンに向い
真田幸村が乗る外輪式双胴船型蒸気機関鉄甲船「信濃」と外輪単胴船型蒸気機関鉄甲船10隻で、ジブラルタ海峡を封鎖
新型スクリュー式単胴船型蒸気機関鉄甲船にはジブラルタに呼び寄せられていた片倉小十郎が乗船し他、外輪単胴船型蒸気機関鉄甲船10隻で、地中海の巡視を行う体制を取ったのだ
片倉小十郎は片倉小十郎景綱の息子、片倉小十郎重長である
政宗は、片倉重長に地中海見廻組大将と任命したのである
この、片倉重長の乗る船を「羽黒」と命名し、地中海見廻組の旗艦とした
もちろん、この「羽黒」は最新式のためモールス信号通信機は搭載されている
こうして、リスボンには
スクリュー式双胴船型蒸気機関鉄甲船「不動明王」
スクリュー式単胴船型蒸気機関鉄甲船4隻
外輪式双胴船型蒸気機関鉄甲船「陸奥」
外輪式単胴船型蒸気機関鉄甲船30隻が集結したのであった
リスボンでは、軍議が開かれようとしていた