イギリス・フランス・オランダ三ヶ国同盟
日本が独立平和維持連合同盟を作り台頭するなか、イギリス・フランス・オランダは三ヶ国同盟を結び、北アメリカ大陸への入植を始めていた
イギリス国王ジェームズ1世はしたたかであった
フランス国王ルイ13世は日本国を恐れ、イギリス国と同盟を結ぶことによりフランスを守ろうと言う間違った判断をしてしまった
さらに、スペイン・ポルトガル、神聖ローマ帝国が没落したことにより、オランダも海外に進出しようと同盟に参加したのだ
オランダはアメリカへの進出はしていなかった
もちろん スペイン・ポルトガル王立合衆国のフィリッペ3世も誘われたが、日本国との同盟を優先し断った
ジブラルタに日本の要塞が目を光らせていたのもあったが、フィリッペ3世は龍之介の剣技を目の当たりにしていたため恐れていたのだ
フィリッペ3世は、この同盟の事を真田幸村 ジブラルタ・セウタ守衛総督に連絡していたのである
フィリッペ3世は完全に日本側であった
日本が手を着けていない、北アメリカ大陸東海岸から入植を開始、マヤメキシコ州立国にも接触しないよう着々と勢力圏の拡大を謀っていたのだ
さらに、日本国艦隊を真似た蒸気機関鉄甲船を作り上げていた
龍之介はパナマに着いた時に藤堂高虎から伊達政宗の忍の報告が渡されたのであった
「三ヶ国同盟か…同盟もさることながら、蒸気機関鉄甲船の戦力が気になる引き続き調べさせよ!ジブラルタの守りも増強せよ」
龍之介は陸路を使いカリブ海から大西洋、に出る使い番にそう連絡したのだ
龍之介艦隊はパナマ・リマにモールス信号通信機を設置しながら地中海を目指していた
龍之介は北アメリカ大陸入植も友好的に行えば目をつぶるつもりであったが原住民を排除しながらの入植をしているイギリス・フランスとの一戦を決め、リマにモールス信号通信機と通信兵士をおろしドレーク海峡から大西洋に出たのである
明主日本・インカ南アメリカ合衆国は大西洋沿岸の防備を日本国からの連絡で固めていた
龍之介艦隊はドレーク海峡を抜けポルトガルのリスボンを目指していた
北アメリカ大陸の沿岸より、イギリス・フランス・オランダを直接攻撃を選んだのだった