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カルフォルニア探題森蘭丸

龍之介艦隊は再び、カルフォルニアのサンフランシスコ港に到着した

 サンフランシスコ港は大型船がそのまま着岸出来るようになっていた

 

 「森蘭丸はいるか?」

 

 「は!ただいま、呼び寄せます」

 

 「ん?」

 

 「大陸に進行中のイギリス・フランスの様子を見に行てます」

 

 「軍事衝突は?」

 

 「不明ですが、アームストロング砲とガトリング砲は持って行ってます」

 

 「あい、わかった 新しい設備を設置しないとならないから待つ」

 


 

 夕刻、森蘭丸が到着した

 

 「殿下、御待たせしました」

 

 「いや、良い!新しい機械を設置するのに時間が必要であったからな で、イギリス・フランスの様子はどうだった?」

 

 「原住民を押し退けて、入植を始めております 伊達政宗殿の連絡によりますと、西洋大陸でも焦臭い動きが始まっているとのこと」

 

 「やはり、動き出したか!陸路を使いパナマから政宗に早船で連絡を頼む!忍を使い情報収集をとな…暗殺も許可する!日本国カルフォルニア領への侵入は?」

 

 「まだありません 今のところ日本国との一戦は避けている様子 日の丸の旗の軍には発砲はしてきません」

 

 「なるほどな!勢力圏を確保して国力をつけてからヤる腹と見た!しかし、油断は禁物!カルフォルニア領は原住民の受け皿となるようにしてくれ!新艦隊が地中海に向かう迄は!盟主日本・マヤメキシコ州立国の藤堂高虎には連絡は?」

 

 「済んでおります、有事にはマヤメキシコ州立国防軍も北上して、戦う準備をしておくとのこと」

 

 「新しく着けた設備、モールス信号通信機を活用してくれ、藤堂高虎側にはこれから設置に行く、使い方は船中で訓練した兵士を置いていくから蘭丸配下通信兵とするが良い」

 

 「………はい」

 

 森蘭丸は理解していなかったが、返事をするしかなかった

 

 モールス信号通信機の凄さを知るのは龍之介艦隊が出港してからであった

 

 龍之介艦隊は先を急いだのである!

 

 

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