龍之介、湯本温泉の休日
龍之介は正室・側室と護衛数名を連れ湯本温泉に来ていた
久しぶりの湯治である、茨城城から小名浜港駅まで蒸気機関車が走っていたため三時間程で到着
何故に磐城小名浜港に鉄道を引いたかは、石炭輸送の為であった
磐城はもちろん龍之介の直轄地、茨城国に合併していたのである
磐城湯本温泉の歴史は古く奈良時代には開湯されていたとされる
日本三大古泉に数えられる事もある宿場町
龍之介は、お忍びで来たのであるが…異国の女性をはべらかせていたので目立っていた
流石に宿は格式高い宿を貸し切りにしてある
宿主にだけは、関白であることが伝えられていた
日頃の疲れを癒すのには温泉が一番
エリリ・トゥルル・エターニャも日本文化を学んでおり、温泉に入るのには問題なかった…
広い露天風呂ではあったが、龍之介と十人近い側室との混浴に龍之介は浸っていた
48になっていた龍之介は未だに現役❤であったのだ、夜伽するのはトゥルルとエターニャになっていた
あとの側室はそれなりの年齢になり夜伽を遠慮する歳であったのだ
しかし、混浴には皆が一緒であった
大奥制度は作らなかった龍之介ではあるが政略的な意味合いで側室を迎えていたら、いつの間にかハーレムになっていたのだった
磐城名物、メヒカリと言う魚やウニを貝殻に盛り付けて焼いた雲丹の貝焼きに舌鼓をうち久びさにのんびり過ごしたのである
湯本温泉での束の間の休日
龍之介は温泉が好きでる、このため各地の温泉街も整備され、国内では湯治が盛んになっていた
湯治で病気治癒の研究もされはじめていたのである
三泊した後に茨城城に戻り政務に励む龍之介であった
閻魔ちゃんの囁き❤
私も龍之介ちゃんと混浴したいわ❤
…私も…ハッ!…司録