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神聖ローマ帝国・オスマン帝国艦隊決戦

伊達政宗は、イタリアに着く前に神聖ローマ帝国・オスマン帝国艦隊に囲まれていた

 

 囲まれてしまった理由は単純であった

 龍之介の出来るだけ撃つな!の命令を守ったのだ

 

 ガレオン船を主力とする艦隊およそ100隻!商船・漁船もかき集めた神聖ローマ帝国・オスマン帝国艦隊

 主力装備は旧式大砲…射程距離になるまで近づかせたのである!

 

 「政宗様攻撃の司令を!」

 

 「ならぬ!オスマン帝国はともかく神聖ローマ帝国はエリリ様が人質に差し出され平和協定を結んでいる国、相手側から攻撃なければ撃つな! しかし、撃つ準備はしておけ!これだけの数、いくら鉄甲船でも万が一がある!突撃され乗り込んでこられでもしたら被害がでる!撃ちながら全速で突破するぞ!」

 

 ボン!ボン!ボン!ボン!

 

 「敵艦隊攻撃を確認!命中するも被害軽微」

 

 「やはり、旧型大砲か!アームストロング砲・ガトリング砲放ちながら全速前進!」

 

 「政宗様!前方にガレオン船が行く手を!」

 

 「前方アームストロング砲、船腹を狙え!」

 

 「回避不能!ぶつかるぞ~!」

 

 「甲板戦闘準備!ガトリング砲でこちらに乗せさせるな!」

 

 奮戦の最中…

 

 「政宗様!後方を!」

 

 「後方も敵か!」

 

 「関白殿下の艦隊です!」

 

 「関白殿下だと!あの美少女が描かれた船はまさに関白殿下!あのような船、他には有るまい間違いない」

 

 

 龍之介は伊達政宗の艦隊に追い付いたのだ

 

 「味方船に気を付けながらアームストロング砲放て!」

 

 敵艦隊射程距離外から放たれるアームストロング砲になすすべもなく打ちのめされる神聖ローマ帝国・オスマン帝国艦隊

 

 スペイン艦隊より呆気なかったのは言うまでもないだろう

 

 日本艦隊の力を見誤りの結果であった

 

 政宗艦隊も、周囲の敵艦隊を撃沈

 

 艦隊決戦は呆気なく勝利したのでる

 

 日本艦隊はローマ近くのサルデーニャ島を占領したのであった

 

 ローマ、バチカンの目とはなの先のサルデーニャ島に集結する日本艦隊

 

 神聖ローマ帝国は早々と、降伏の使者を出してきたのだ

 

 「我が主人、神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ二世はバチカンへの攻撃と思い抵抗したまで、関白殿下に弓引くつもりでは…」

 

 「その言い訳が通るか?オスマン帝国と共同で出した艦隊に!神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ二世に伝えよ!無条件降伏か徹底抗戦か選べとな!」

 

 「エリリ様からもお口添えを!」

 

 「残念ながら、今回の一戦はローマ帝国側からの一方的平和協定の破棄…私は人質、殿下に首落とされても文句は言えません!兄上にお伝えください、無条件降伏しなければ神聖ローマ帝国は滅びますと」

 

 「…」

 

 返事は早かった、翌朝無条件降伏の使者が来たのである

 

 龍之介は神聖ローマ帝国の解体を命令

 これにより、ドイツ・オーストリア・イタリアなどに解体をし、神聖ローマ帝国はその歴史に幕を閉じたのであった

 

 神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ二世には御咎(おとが)めは

なし、失脚はするもローマに住む権利と隠居料も与えられたのであった

 

 解体され建国した国々は、独立平和維持連合同盟に強制参加となり他国への侵略を禁止されたのであった

 

 オスマン帝国からの使者はなかった

 

 龍之介は、ルドルフ二世を通してバチカンへの親書を渡したのである

 伊達政宗が

 渡すはずだった親書を

 

 

 「政宗この度は、少し無理をさせてしまったが大丈夫であったか?」 

 

 「はい!こちらの被害は軽微心配ありません!」

 

 「では、オスマン帝国討伐を任せても良いか?」

 

 「は!もちろんでございます!」

 

 「伊達政宗!武蔵を旗艦に双胴船型蒸気機関鉄甲船8隻

 通常型蒸気機関鉄甲船20隻兵士15000人でオスマン帝国の討伐を命じる ただし、深追いわするな!私はローマ教皇殿に会いに行く」

 

 「は!確かに承りました」

 

 艦隊の大半を政宗に預けたのである

 龍之介は、双胴船型蒸気機関鉄甲船2隻通常型蒸気機関鉄甲船10隻5000の兵で、ローマ近くの港に行くのであった

 

 

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