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エリリの故郷
側室のエリリは神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ二世の妹であった
腹違いと年が離れていたため、面識は少なかったが兄は兄…
龍之介が神聖ローマ帝国に手を出せないでいたのは、平和協定を結んでいたからであった
「エリリすまん…」
「殿下!私はすでに日本国の総大将の側室、私の実家のことなんて気にしないで下さい」
「出来るだけ残せる方向にはしたいが…」
「良いのです、殿下の占いでは宣戦布告なしに政宗殿に攻撃を仕掛けるのでしょ…平和協定まで破って…なら、殿下の敵!殿下の敵は私にも敵です」
「そうか…寝首をかこうとしていたエリリがなぁ~…」
「それも、昔の話し…忘れて下さい!」
「あいわかった」
「艦隊決戦だけで、終われば良いのだが…」
「殿下!あれを!政宗様艦隊敵艦隊に囲まれております」
閻魔ちゃんの囁き❤
エリリの故郷は神聖ローマ帝国だったのね♪
ローマ…テルマエに入ったらローマ男子いっぱいかしら❤
閻魔ちゃん! 司録