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ガリレオ・ガリレィ

フィリッペ三世から使いのものが来た

 

 フィリッペ三世は良く働いた…余程、龍之介の剣に恐れおののいたろだろう

 

 「ガリレオ・ガリレィ今はベネチアで大学教授兼貴族の家庭教師をしております さらにお探しであったジョルダーノ・ブルーノはローマ教皇庁に幽閉され、火炙り刑を待っておりとのこと…ヨハネス・ケプラーは占星術司として召し抱えられているとのこと」

 

 「…異端児裁判か…下らない…ローマ教皇に手紙を出す!」

 

 「日本国帝代理正一位関白太政大臣日本総代大将軍藤原朝臣三上龍之介正圀

 ローマ教皇殿にお願い申します

 地動説を唱える者の刑罰を止めて頂きたい

 その者達、日本国でお預かりしたい もしくは、日本に島流しの刑にしてはくれないたろうか?この願い聞き入れられなければ、我が艦隊が出向くであろう」

 

 「伊達政宗はおらぬか?」

 

 「は!我が代理として、ローマ教皇に会って来なさい この手紙を持って! ただし、ローマ教皇に会う際は、日本国の代理 媚びへつらうことなく、対等な使者として拝謁するよう命じる!キリスト教徒ではないのだし!」

 

 「は!確かに」

 

 「武蔵・他蒸気機関鉄甲船を見せてやると良い」

 

 「武力で脅しを?」

 

 「牽制だ…実際に撃ってもらってはバチカンが敵になってしまうからな…」

 

 こうして伊達政宗は龍之介の使者としてバチカンに向かうのでる

 

 日本国で西洋を夢見た伊達政宗

 キリスト圏最強の権力者に、対等な使者として謁見するなど思いもよらない命令であった

 

 双胴船型蒸気機関鉄甲船「武蔵」を旗艦に通常型蒸気機関鉄甲船5隻でジブラルタ湾を出港したのだ

 

 

 

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