運営の読者増加の努力
ここにきて、運営が虎の子とも言える読者増加策を打ち出してきました。
【スマートフォンアプリの作成】と【ニコニコ連動機能】
です。
なるほど、運営はシステムを改善せず、読者の絶対数を増やすための宣伝活動をするようです。
なるほど、なるほどー。
いや、それっておかしくねぇ?
読者を増やすにはまずストレスフリーなシステムの改善が最優先だと思います。
【1. ランキングに面白い作品が上がるように、ピックアップなどのシステム改善】
【2. 読者が読みたい作品を探せるように、検索機能の充実】
【3. 読者が「ランキングに関わるレビュー以外で」意見要望や誤字脱字を作者に伝えられるコメントフォームの実装】
【4. 読者が小説を読みやすいように、しおりなどの読者補助ツールをマイページに実装】
このあたりが最優先課題なのではないでしょうか。
おそらくスマホアプリは作成は既定路線だったのでしょう。
ユーザーの不満を聞き流して、既定路線を突っ走る様子は、大企業の腰の重さの象徴としてある種の美しさすら感じます。
ではこのスマートフォンアプリ、使いやすいのか。
使った感想としては、【別にスマホのブラウザでみるのと大差ない】です。
しかもこのアプリ、執筆機能が見当たりません。
スマホで「カクヨム」に参加するのが困難なのは『読む』ほうではなく、『書く』ほうなのに!
今このエッセイもがんばってスマホのブラウザから書いています。
と、まあスマホアプリについては片手落ち感があります。
まあ、出来たこと自体は決してマイナスではないですが。
次にニコニコ連動機能について。
ニコニコ動画などのサービス内で「カクヨム」の宣伝をしてるとのことです。
「カクヨム」のサイトをニコニコで宣伝すること自体は悪いアイデアではありません。
同じ運営なので、相乗効果を図るべきでしょう。
現在起きている問題は、ニコニコで「カクヨム」の一部作品が宣伝されていることです。
しかもその作品は、コンテスト中の作品だったりするわけです。
これはよくない。
コンテスト参加中の他の作者へ対する嫌がらせにほかなりません。
また宣伝された作者も運営との出来レース疑惑を持たれて、得というよりも損のほうが大きそうです。
ニコニコで作品を宣伝する場合は、何らかのルールを公表して、フェアにやるべきかと思います。
最後に。
「ニコニコ」のランキングのPVと「カクヨム」のランキングのPVには、100-1000倍くらいの開きがあります。
この【ニコニコ連動機能】、「カクヨム」を制するには【先ずニコニコより始めよ】とならないことを祈っております。
追記:
どこまで読んだかを記録して表示する機能が追加されていたんですね。
とても便利で良いと思います。