ジャンルロンダリングのす⚫︎め
昨日今日だけで色々とイベントが起きていますね。
前回までの【短編効果仮説】の実験結果は『実験』がファンタジーランキング42位に、『実験2』が初日からファンタジーランキング49位に上がっています。
どうも、短編が有利で長編が不利ってことはなさそうですが、この辺は今度纏めて考察します。
まず、今日起きたイベントとして、【大量フォロー者のランキング除外制裁の解除】が挙げられます。
これにより、以前紹介したRグループ氏のエッセイが、エッセイ・ノンジャンルランキングの3位に突如現れました。
これからが本当のランキングというところでしょうか。
当初除外されていた作品がどのように推移していくのかをこの作品では注視していこうと思います。
次に、『横浜駅SF』で現在総合一位の作者様の短編SFが、突如ジャンルをSFからその他に変更し、その他ランキング2位を獲得する事態が発生しました。
作者様に特に悪意はなさそうですが、これは【SFランキングで稼いだ評価★数とPVで、その他ランキングに載る】という、システム上の問題を明らかにしているように思えます。
例えばこの手法を使って次のような【ジャンルロンダリング】が起き得ます。
1. まず面白い作品を、(現在イックーさん作者によるイックージャンルになっている)比較的ランキングに載り易い「歴史・時代」ジャンルで連載する
2. タイトル釣りや他所での宣伝などを駆使してランキングに載る
3. ランキング5位以内に入ってトップページに載り、PV数と評価★数を稼ぐ
4. 6日間トップページの恩恵を受けたら、7日目にジャンルを本来のジャンルに変えて、ジャンル内で優位に立つ
という一連の行動が可能なことです。
特にこのロンダリングが恐ろしいところは、新連載だけでなく現在連載作品中の作品でも可能なことです。
つまり、例えばファンタジーランキングで6位以下でなかなかトップに浮上できない作品が、何かと理由をつけて(この作品はファンタジー世界の壮大な歴史物語だ!、など)、時代・歴史ジャンルに変えて、翌日のランキングで5位以内を狙うことができるのです。
くれぐれも、このエッセイを真に受けて、運営から制裁を食らっても知りませんが(もしくは読者から批判されるかもしれませんが)、もし「トップに載りさえすればこの作品は羽ばたけるんだ」と考えている作者さんには朗報ですね!
え、BANされたんだが責任取れって?
す⚫︎めは、すすめじゃなくてするめの伏字ですよ。
とにかく、ジャンルという垣根を越えれることを証明したのは偉大です。
流石は総合1位。