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一人の王がいた
作:神月きのこ



 あらすじ
一人の美しい王がいた。彼はとても優しく気高い王だったが…


 Nコード
N0246B


 文字数(読了時間)
1656文字(約4分)


 種別
通常小説[短編作品]




 ジャンル
ファンタジー

 キーワード



 出だし150文字
手首の骨に打ち付けられた杭からは、赤黒い血がボタボタと垂れる。指先から感覚は麻痺していき、痛みも感じなくなっている。ただ、ひたすらに呼吸が苦しい。視界は霞み、血の色のフィルターがかかっている。見えるのは怒りに満ちた民衆の顔。聞こえるのは罵倒の声。知らない。こんなものは




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