闇に覆われて・・・(8/13)縦書き表示RDF


なんか少し文に違和感ありです(・・;)
変だったら、スミマセンm(_ _)m
闇に覆われて・・・
作:あめ玉



BLACK【8】


「それで!どーだったのよ!美少女との対談は!」

帰り道、園子が歩きながら声をあげる。コナンも横で聞いている。


「別に・・・大した事じゃ、無かったけど・・・?それに、園子に話しても分かんないと思うよ?」

 
「そんな、もったいぶらないで!言っちゃいなさいよ!」

まるで犯人に犯行を白状させる、刑事の様な素振りだ。


「(園子・・・)で・・・でも、園子姉ちゃんに分からない事って・・・何?」

コナンが少々呆れながら尋ねる。


「うん・・・コナン君さ、広田雅美さんて・・・覚えてる?」


「え!?もちろん覚えてるけど・・・何で?」

広田雅美という名は偽名。本名は宮野明美、灰原の今は亡き姉だ。

忘れることの出来ない人物の一人でもある。


「咲夜さんに・・・『ヒロタマサミって・・・知ってる?』って聞かれたの・・・。」

蘭が言葉に詰まりながら言う。


「な・・・!?それで!?蘭姉ちゃんはなんて・・・」

コナンが焦る。


「『知ってますけど・・・』って答えたよ?でもその後、少し黙り込んじゃったんだよね・・・咲夜さん・・・」

蘭が心配そうに言う。


「(ヒロタマサミ・・・いや、宮野明美を知ってるって事は・・・。咲夜湊は本当に奴らの・・・!!)」

コナンの顔が強ばる。







「・・・あれ?あの後ろ姿・・・もしかして、噂の彼女じゃない?」

園子が少し前を歩いている少女を指さしながら言う。


「え・・・?あ!本当だ・・・咲夜さんだ・・・あれ・・・。声かけてみよっか。」

蘭が咲夜に声をかけた。


「咲夜さん!」


その声に反応したのか、少女が後ろを振り返った。

「毛利・・・さん?それに・・鈴木さんも・・・。」


「え?何でアタシのこと知って・・・。」

園子も咲夜に面と向かって会うのは、初めてだ。


「鈴木財閥のご令嬢・・・鈴木・・・園子さんよね?恋人は・・・襲撃の貴公子・・・京極真さんかしら?」


「え!?あ・・・えーっと・・・」

園子の頬が赤く染まる。


そんな園子を前に、湊は少ししゃがんで、目の前にいる小さな少年に問いかける。

「貴方が・・・江戸川コナン君ね?キッドキラーで有名な・・・」



ドクンッ


コナンの体が反応する。

「(!?コ・・・コイツ・・・!)」

湊から感じるプレッシャー・・・それは、前にベルモットやジンから感じた物と同じものだった。

コナンは灰原とは違い、あまりプレッシャーなどは感じないものの、強い方のものなら感じられる。

そう、今目の前にいる、湊の様なプレッシャーなら・・・。


「(コイツの・・・プレッシャー・・・あいつらと同じ!?)」

コナンが確信した。

湊は自分をこんな体にした、黒ずくめの奴らの仲間だとー・・・


コナンが考えているうちに、湊は立ち上がり、

「じゃあ・・・、私は用事があるからこれで・・・」

と言うと、横の道に入っていった。それを見逃さないのがコナンだ。

湊が言ってから少したつと・・・

「あー!!」

と声を張り上げた。


「どしたの?コナン君・・・。また忘れ物?」


「う・・・うん・・・学校にノート忘れて来ちゃった・・・だから、取ってくるね!蘭姉ちゃん達は先に帰ってて!」

そういってコナンは湊が歩いて行った方向に走り出す。


「あ・・・ちょっと、コナンくーん!!」

蘭がそう叫んだときには、もうコナンの姿は見えなくなっていた。












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