BLACK【2】
「それ、本当なの!?ジョディ先生・・・!」
コナンが驚愕した。 帝丹高校は、自分や蘭、園子が通っている高校だ。自分が通っていた高校に、組織の仲間がいると言うのだから驚くのも当たり前だ。
「間違いないわ。でも、今、帝丹高校にいるとは限らないの・・・。」
「帝丹高校に転校して来る・・って事?」
コナンがジョディに問いかける。
「えぇ・・・多分そうだと思うわ・・。」
ジョディが頷く。
「じゃあ、さっき言った確かめて欲しい事って・・・、蘭姉ちゃんに、転校生が来てないか聞くって事?」
「そう・・・。帝丹高校の教師を私がまだやってたら、あなたには頼まなかったんだけど・・・。辞めた私が、わざわざ確かめるのもおかしいじゃない?だから、あなたに確かめてもらいたいのよ・・・頼んでも大丈夫?」
ジョディが心配そうに言う。
「・・・もちろん!良いよ! じゃあ、何か分かったらまた連絡するね!」
コナンが力強く言った。
「えぇ!じゃあ・・・」
そういってコナンは電話を切った。
「(帝丹高校に奴らの仲間か・・・。早く何とかしねーと蘭達が危ねぇ!)」
「それで?なんて言ってたの?ジョディ先生・・・。今の電話、ジョディ先生からでしょ?」
コナンがジョディ先生との会話に夢中になっている間に、哀は話を聞いていたようだ。
「え!?あ・・・いや・・・オメーには関係ねーよ・・・。」
コナンが慌てて否定する。
「関係ない?そんな筈無いわ。ジョディ先生からの電話って事は、重要な話でしょ?」
哀が少し怒ったようにコナンを問い詰める。
「い・・いや、だからな・・・。(やっべー!!)」
「だから?」
「た・・・大した用事じゃねーよ!・・・じゃ・・・じゃあな!また明日!!」
「あれ?・・・コナンくーん!?」
歩美や光彦達が叫んだが、コナンは振り向きもせず逃げる様にその場を去った。
哀は「ふぅ・・・」と一息ついてから、
「・・・まったく・・・。」
と呟いた。
|