第4話 夏の流星群
それは、夏輝が星空研究会に入会して、一週間が経った頃のはなしだ。
「夏輝君♪」
声をかけたのは、宮下瑠璃だ。夏彦も、一緒にいた。今日は、やけに瑠璃の機嫌が良い。
「夏輝は、もしかしたら、妃代に聞いているかもしれないが、今日の夜の7時に学校に来てくれよ。」
「どうしたの?」
「今日は、夏の流星群が、見られるらしいの!」
「依月情報だから、正確だぞ。」
「分かった。今日の7時に学校だね。」
そうして、三人は一旦別れた。
「妃代、今日の夜の7時に学校集合だって。」
「聞いているよ。さっき、依月が教えてくれたから。」
「妃代は、星が好きなの?」
「うん。」
「どうして、星空研究会に入会したの?」
「それは、まだ私達が一年生だった頃は、星空研究会は、プラネタリウム同好会だったの。」
「そうだったんだ。」
「でもね。それだけだと、部員が集まらないって、星空研究会になって、やる事が変わって、楽しい研究会になったから入会したの。」
「内容を変えたのは、誰なの?」
「優里先輩だよ。当時の星空研究会の会長だった人。」
「星が、好きだったんだね。」
「そうなの。一年生の私達に、様々な事を教えてくれたの。」
「どんな事?」
星の物語
宇宙の始まりは、ビッグバン。
星が、出来たのはビッグバンが起き、宇宙の中には、原子が出来て、その原子がガスとなり、ガスが濃い所に星が生まれた。
それが、星の始まりなのだそうです。 |